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【自己組織化したチームを導く】今まで自己組織化チームでカバーされていなかった「ソリューションオーナー」の重要性

はじめに、ソフトウエア開発の歴史について簡単に説明させてください。1986年、竹内弘高氏と野中郁次郎氏は、ハーバード・ビジネス・レビューの有名な論文「新たな新製品開発競争(The New New Product Development Game)」を発表し、その中で「スクラム」をそれまでのスポーツ用語ではないものとして紹介しました。 その論文の中で書かれている重要な考え方の1つが、「チーム全員で目標を達成すること」です。プロジェクトの成果に対して、1人のチームメンバーが他の

ソリューションオーナーの5つの役割

ソリューションオーナーの仕事範囲はビジネスアナリスト、スクラムマスター、開発者の役割からその間にある全ての役割が含まれています。 その上ソリューションオーナーはあらゆる質問に答え、どんな問題があってもあらゆるタスクを管理します。クライアントと従業員にとってソリューションオーナーは頼りになるリーダーなのです。 周りにいる人や時と場合によってソリューションオーナー(SO)の仕事と優先順位は変わります。そのため、SOは複数の能力を持つ必要があります「プロジェクト管理、QE 、コー