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アンプとキャビネット

えー,じつは去年のクリスマスにアンプ・ヘッドが(サンタのヤロウが余計な気をつかって持ってきたので)我が家に来ました.
※しかも,なぜかサンタが持ってきたのにカードの支払いが増えて家計を圧迫しました・・・・(笑)
やってきたのはコレ

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YAMAHAのTHR-100HDというヘッド.自宅練習用に大人気の小型アンプTHRシリーズの中で唯一(唯二か・・・)スタジオやライブで大音量が出せる100W出力の真空管モデリングアンプ.

もともと,真空管アンプは「重い」「デカイ」「メンテ大変」なので,敬遠していたのですが,コイツはモデリング.要は「デジタルの技術でそっくりの音を作っとるけんね〜!気軽に使こうてなぁ〜」というものだ.実は数年前にすでに廃盤になっているのだが,そのタイミングでか投げ売りしてて気にはなってたのね.でも,購入に至らずそのまま南米通販の「ほしい物リスト」に入れっぱなしに・・・で,ある日突然脚光を浴びたわけ・・・

さて,このヘッド,ヘッドというだけあって胴体がない.胴体とは何かというと上の写真を見ればわかると思うけどスピーカーが付いていない.単にこれだけでは,シールドをさして電源を入れてもウンともスンとも言わない.まぁ,ヘッドホンをつなげは音は聞こえるのだが,それじゃ100Wの意味が・・・・

さて,まずはアンプの方を見ていこう・・・・

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フロントパネルはこんな感じ.うちのおねぇも大好きだ(出すと必ず寄ってくる).
フルデジタルのアンプだが,液晶パネルやタッチパネル的なものは全くなく,物理的なつまみが並んでいるだけ.ステージで触るときはこの方が直感的で良い,ありがたい,慌てない.
上下2段に同じつまみが配置されているのは,このアンプ,同じアンプが2台入っているから.その2台を独立して鳴らしたりミックスして鳴らしたりできる.必要であればそれぞれのアンプでスピーカーを別にすることも可能.

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で,リアパネル.
マニアック炸裂(欲しかった理由だわ).左の方の白い2つのつまみ,これがなんとモデリングしている真空管の種類.つまり内蔵のアンプ2台それぞれに真空管が変えられるのだ.

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こんな感じ.たとえばKT88はGAINをあげても歪みにくいとか,なんか色々ある.
切り替えると音が変わる!!

・・・・と,言いつつもおそらく聞いてる側ではあまりわからない.
「オレ,今日ギターのシールド変えたんだ.むっちゃ高音域の伸びが良くなってねぇ?」と言う,よくあるシチュエーションよりか遥かにわかるが・・・

そうそう,「工房頼りなのになんも作ってないやんけ」と思った君.
次回に続くよw
次はキャビネット(スピーカー)を作る話だ!

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