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ビーンブーツのクリーニングと補修

少し前にSNSに書いたのだが、現在、絶賛ビーンブーツ欲しいよ期の真っ最中。数年おきに訪れるこの症状。すでにこれまで、この症状を発症してチェルシーと、ガムシューズ(銀座東急にコンセプトショップがオープンした時に勢いで買ってしまった)を持っているので「まぁ、欲しいと思うだけでいつも通りやり過ごせるわ」と考えていた。

そうしたら某オークションで「中古 現状品 L.L.BEAN Bean Boots US7 全体に状態が悪い 1,000円」というのを見つけた。最初3,000円で出品して売れなかったので1,000円に下げたようだ。確かに写真で見る限りかなりのダメージのひどい状態だ。
で、すでに入札ありという状態だった。
前から欲しかった6インチのブーツなので、とりあえず1,500円で入札してそのままほったらかしにしていたら、1,100円で落ちた(@@)。送料800円でクーポン200円が使えたので実質1,700円。

で、送られて来た。

奥の方はすでにゴムの部分を磨いたあと

実はオークションの写真ではもっと革が毛羽立ってボロボロなように写っていたのだが「これ、写真の撮り方が悪いな」と思っていた。だいたいビーンブーツの革はかなり頑丈で柔らかい上質なもの。そんなひどい状態にするには血の滲むような努力が必要だ(笑)普通できない。摩擦による色落ち程度だろうから最悪アドカラーで補修すれば良いと考えていた。
結果、その通りで革はまだまだ使える状態。ソールの減りはまぁ仕方ないだろう。

なんで前の方は減ってないのに踵の外側だけが減る?

写真の通り確かに減っているがビーンブーツはいつでもソール(というか革以外の部分全部だからほぼ本体)を交換修理してくれる。とは言え本国に戻るので3ヶ月くらいかかって1万円弱必要だ。
そのファクトリーの動画 ↓

でもね、これ1,700円なので、まずは自分でシューグーを盛ることにする。

さて、トップ側の手順としては最初にレザークリーナーで汚れを落とし、次に絶対の信頼を置くコロニルの1909で磨く。その後にシューグーでソール補修すれば完成だ。で、シューグーを出してみると・・・

あ・・・ナチュラルの在庫が・・・・

黒以外ほとんど無いことに気づいたので、レザークリーナと一緒にナチュラルを某大手通販にオーダーした。

「オイコラ!盗むな!!」

届いたのでメンテナンス開始。

レザークリーナーでガーッと掃除したら1909をドォーッと塗る。取説には布に豆粒くらい取って広げて・・・と書かれているが、自分は指につけて塗る。体温で溶けてちょうど良いのだ。

コロニル1909を塗った上に、色が少し薄くなってるところはミンクオイルを追加しておいた。ゴムの部分はポリメイトで磨く。こんな感じ。

あとはシューグーでソールを修理するのだがそれはまた次回。

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