ある就職超氷河期女子大生の、外資系企業へ新卒就職の挑戦ー準備編

Sさんの某国への旅立ちを見送り、
その足で自分も目指したい業界紙を早速購入。

当時はスチュワーデスマガジンと呼ばれていた
現在は『エアステージ』と呼ばれている雑誌。

華やかな世界や人は勿論のこと、
見知らぬ様々な外国への憧れと目標が出来た気がしたのです。

思い立ったが吉日!とばかりに、
Sさんのようになりたい、近づきたい、外国で働いてみたい!で
自分で出来ることを全部取り組んでみた、笑。

・英語を使うアルバイト先を探す→観光客が多いホテルのフロントで決定
・ダイエット→当時は太ってはいないが痩せてもいないので、筋力付ける
・身長を伸ばす運動や習慣→姿勢に気を付け、運動を継続
・TOEICや英検資格取得勉強、テスト→外資に応募できる点数に到達
・エアライン合格者を輩出しているスクールに入会→これが良かった!
・The Japan Timesの定期購読→通学時に必要な記事は絶対に読み切り、要約
・行きたい国、働きたい会社の記事・本を読み漁る→モチベーション維持

大学2年生から4年生までの約1年半、
この生活はずっと続きます。

田舎の夢見る夢子が、何をやってる?!やってた?!と
思っている読者もあるかと思います。
コレ、母親以外には公言せず、ずっと1人でコツコツやっていました。
当時、まだ私は今ほどしぶとく無かったので、
自分の意見や主張を友達にも言えずにいました。

大学2年生の終わり、初めて一次面接に呼ばれ、
めちゃくちゃ緊張して自分の思いは何ひとつ発揮せずに終了、苦笑。

独学では受からない気がして、当時の私には高額な学費を突っ込み、
エアラインスタッフ養成スクールにて英語面接対策やビジネスマナーを
学びに行きました。

すると、周囲は、綺麗、美人、スタイル良い、英語上手、
留学経験有り、帰国子女、英語以外の言語も話せる、のです。

ああ、私は何て場違いの所に来たのだろうか、と。

すると、先生が、あなたはあなたのままで良いので、
自分の強み弱み、何が伸ばせるのか?を気付き、実行しましょう!と
他のどの生徒さんよりも能力の劣る私に考えるチャンスを
下さいました。

ということで、留学経験が無くても、
TOEIC、英検、外資系航空会社を狙うならば、の点数を
半年で自力で取得し、履歴書に書くことが出来るように。

英語での自己紹介、ありきたりではなく、
自分の言葉で表現する、書く、声に出してみる、伝える、
会話になるように、と、長距離電車通学の中で、
ブツブツと繰り返し、英語表現の暗記をしたり、
自分で勝手に色々なシーンを想定して、英作文を作り、
即興で英語を話す、ってことをアホみたいにやってみたり、笑。

周囲に外国人が居る環境、もしくは観光に携わるアルバイト、
ということで、ビジネス・観光ホテルのフロント業務と
長距離列車の売り子さんのアルバイトをかなり多めに入れ、
とにかく会話をする機会を自ら作りました。

今、思い出しても、粗削りではあれども、
あのファイトはどこから来たのだろうか?と
同じ人間ながら、若き日の自分に凄いと思ってしまうw

本当にやりたくて、なりたい職業だったのでしょう、
結局、乗務員になるのは、最初になりたい!と思ってからの7年後。。。
その前に外資系地上職員となるのでした。。。

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