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2023年振り返り〜WEST.編〜

毎年年末に書いている振り返り。
2023年版は年が明けてからになってしまいましたが、振り返ってみようと思います。
色んなことがあった2023年、まずはWEST.から。

1.2023年、個人的に印象的だった出来事BEST3

3位:「POWER」アルバム&コンサートツアー

これは個人的な思い出も込みで3位です。
初めて参加したWEST.のコンサートツアーということで、とても印象に残りました。

2022年のコンサートツアーでメンバーが次々になかやまきんに君の「POWER!」を真似していたことから決まったアルバムタイトル。
タイトルに相応しく、WEST.の歌のパワーが沢山詰まったアルバムとなり、ツアーもバンド曲から始まるという挑戦的なセットリストでした。
新たな楽器挑戦など、10周年を前にしてもどんどんメンバーが成長していこうとする姿勢も見えると同時に、様々なコンサート用の装置を「お客さんの近くに行くために」使っていたことも印象的でした。
DVDで改めて見た時に、客席との掛け声や歌声の一体感が凄く、アリーナが狭く感じるほどでした。
WESTの成長と挑戦、そして音楽を通じたお客さんとのコミュニケーションを大事にする姿勢が見えた、素晴らしいツアーでした。

2位:SUMMER SONIC初出演

日本4大フェスの1つ、SUMMER SONIC2023へ初出演しました。
大阪・東京両方の出演、しかも東京は1番大きなステージのトップバッターという大役を任されました。
私は現地に行くことは叶わず、配信で拝見しましたが、屋外のステージで、遠くのスタンドにいるお客さんの方もしっかり見ながら、会場の隅々までパワーを届けるその姿を、ファンとして誇らしく思いました。
昨年のフェスから更にブラッシュアップして、見せ方・盛り上げ方を工夫しているのも分かって、ここでも進化し続けようとする彼らの前向きな姿勢を感じ取ることができました。

1位:グループ名を「WEST.」に改名

思わぬ形で、「ジャニーズWEST」から「WEST.」へと改名することになりました。

本人たちとしてはきっかけが不本意だったと思いますが、10月の新曲発売に間に合うように、それぞれ個人仕事がかなり多忙であろう中、朝早く、もしくは夜遅くまで話し合って、新たなグループ名を考えたとのこと。
私たちからの意見を自由に送れる場を作ってくれつつ、最終的には「自分たちの手で自分たちの新たな名前を決める」という、自らの行動力で突き進んできた彼ららしいやり方でした。
WESTubeの生配信で新たなグループ名について発表する時も、深刻な感じではなく、ファンにとっては見慣れた「虹会」の雰囲気で、ジャニーズWESTとしての思い出を振り返り、新たなグループ名についてはその意味をしっかりと説明し、最後は「証拠」を歌うという、終始笑顔で、でも彼らのしっかりした思いも伝わる、素晴らしい内容でした。

「楽しいことも辛いことも、全てはWESTだから」
「自分たちの手でピリオドを打つ」
彼らが話してくれたグループへの思いと覚悟をファンとしてこれからも一緒に大事にしていきたいです。

2.メンバーそれぞれの振り返り

★重岡大毅

個人仕事ではしっかり「俳優」としてのポジションを更に築いていったように思います。
ドラマ「それってパクリじゃないですか?」でしげには珍しいクールな役に挑戦。
北脇さんのクールさの中にある熱量、猫を可愛がるというギャップなどを上手に表現していました。
初めての主演映画「禁じられた遊び」では、息子の行動や妻との関係性に悩む姿がリアルで、ぶっ飛んだストーリーの中でリアルさを出す役割をしっかり果たしていました。
そして主演ドラマ「単身花日」では、妻と初恋の人の間で揺れ動く姿を、時にコミカルに、でもリアルに演じ、一癖も二癖もある登場人物たちに振り回されながら右往左往する様子を体現していました。

曲作りもコンスタントに行い、「むちゃくちゃなフォーム」「大それたロックンロール」「超きっと大丈夫」といった曲を送り出してくれました。
誰かに寄り添ったり、マイナスな部分を自分なりに昇華したり、そんな曲がとてもしげらしいなぁと思いました。

映画「ある閉ざされた雪の山荘で」のプロモーションも沢山こなしていて、同世代の俳優さんたちと良い関係が築けたようで、本当に良かったです。

個人的に、夏にNHKで「これは経費で落ちません」と「悲熊」という重岡大毅出演作を立て続けに深夜に再放送していたことが気になっています。
その後事務所とNHKの関係が変わってしまったのでどうなのか分かりませんが、何かの予兆なのでしょうか……?

★桐山照史

去年も様々なジャンルで幅広く活躍していました。

ドラマ「ゲキカラドウ2」では、新たな後輩や同期との関係性を試行錯誤しつつ、また辛いものから学びを得ていく様子を演じてくれました。
照史くん演じる猿川くんの食べる姿って、ガツッと食べてるのに、汚い感じがなくて、ちゃんと表情も感情がのっていて、グルメドラマの見せ方がとても上手いよなぁというのを、改めて感じました。
ミュージカル「キャメロット」では、2枚目キャラで主人公の妻と不倫関係になるランスロットを演じ、ファンの間でも「ランスロット様」と呼ばれるほどの人気に。歌い方もミュージカル仕様で素晴らしかったと、様々な方が絶賛されている声が聞こえてきました。
新たなミュージカルスター誕生の瞬間に、我々は立ち会ったのかもしれません。

バラエティー「言葉にならないそんな夜」では、スピードワゴンの小沢さんとの楽しい掛け合いも良かったし、照史くんのワードセンスや、関連したエピソードも興味深いものが多くて、見ていて楽しかったです。

「木7◎×部」や「WESTube」では料理を披露してくれたり、「WESTubeのおまけ」では自ら動画を撮影・編集して届けてくれました。
「イキスギさん〜」をきっかけに絵の勉強もしていて、照史くんのスキルアップは留まることを知らないですね。

★中間淳太

年明けすぐに関西ローカルの特番の司会を単独で務めた淳太くん。
長時間の生放送でしたが、緊張しつつもしっかりこなしていたのが印象的でした。
そして「世界サンライズツアー」が月1レギュラー番組となり、淳太くんの語学力や、海外への興味・関心が、番組の中でしっかりと活かされていました。
他にも関西ローカル番組や、昨年に引き続き「僕たちは戦争を知らない」のレポーター役、そして雑誌「ディズニーファン」でキャストさんにインタビューするコーナーを受け持つなど、個人で沢山のお仕事をこなし、情報番組やクイズ、バラエティー番組等で活躍してくれました。
個人的には、昨年の「ヒルナンデス」に続き、「VS魂」でも風間俊介くんとの「ディズニー大好き同士の共演」が実現したのが嬉しかったです。
クリスマスから始めたインスタグラムでも、大好きなディズニーに関する投稿が沢山。
「自分の好きをお仕事に繋げていきたい」という姿勢を、これからも大事にしてほしいです。

そして、情報番組が主戦場ということで、事務所やグループの大変な時期にコメントを出すという、大変な役割も担ってくれました。
コメントは難しくて大変だったと思うし、心無い声も届いただろうと思いますが、淳太くんが話してくれたおかげで、私たちもグループ改名に向けての心づもりができました。
本当に本当にありがとうございました。

★神山智洋

年明けからすぐに舞台「幽霊はここにいる」の大阪公演をこなした神ちゃん。
その舞台をきっかけに、演劇への熱い思いが芽生えた様子。
神ちゃんがいつか「読売演劇大賞」を俳優として受賞するのを、心から楽しみにしています。

そして髪の毛を染めて主演ドラマ「白暮のクロニクル」の撮影に挑んだ神ちゃん。
「18歳に見える、88歳の吸血鬼役」という非現実的なキャラ設定が神ちゃんにピッタリすぎて、とても楽しみです!

「27時間テレビ」の「鬼連チャン」では、濵ちゃんとコンビでカラオケに挑み、見事パーフェクト達成!
熱語りキャラもすっかり定着し、翌日の「鬼連チャン歌謡祭」でも熱語りパートが作られるほどに。
「鬼連チャン歌謡祭」の「アイドル」の歌唱は特に印象的でした。

10月発売のシングルがダンス曲だったため、ダンサー神ちゃんを堪能できる機会が多かったのも良かったです。
振付した「Mood」もサビの振付が特に印象的で、凄くカッコ良かったです。
楽曲もゴリゴリロックな「Strike a blow」と、アメリカン・ロック風の可愛らしい「BOYFRIEND」という振り幅の違う曲を届けてくれました。
「ワンルームミュージック」で作曲の様子を解説してくれたのも、とても印象に残りました。

そしてクリスマスに始めたインスタグラムでは、SNSの見せ方の上手さをこれでもかと見せつけられています。
「放課後ゲーミングライフ」もそうですが、「YouTube」や「SNS」といったネット媒体に神ちゃんは強いですね。

★藤井流星

流星くんの新たな一面を沢山見せてもらえた1年でした。

コンサートツアー「POWER」では、サックス、アコースティックギター弾き語り、更にタンバリンと、演出を中心になって手掛けながら3つの楽器をこなした流星くん。
「新しいことは一気にやったらあかんな」とラジオで言っていましたが、その一生懸命頑張る姿に胸を打たれたし、改めて努力の人なのだということを知ることができました。

「VS魂」では「流星王子」や「リュウ・セロイ」というキャラを与えられ、照れながらもこれまた一生懸命やっている様子が印象的でした。

そして主演ドラマ「18歳、新妻、不倫します。」では「超ハイスペックイケメンボディーガード」という、女性向け漫画の夢を詰め込んだ二次元設定に挑み、見事に私は毎週萌え死にかけました。
漫画からまんま飛び出してきたようなビジュアル、低い響きのイケメンボイス、年下で初めての恋に戸惑う明花ちゃんに対する優しい表情やリアクション、過去の苦しみや現在の葛藤など、キラキラなシーンからダークなシーンまで、流星くんのこれまでのお仕事歴が存分に活かされた集大成のような役でした。
明花役の奈子ちゃんとのカップリングも最高すぎました。

更に同時期に主演舞台「NOISES OFF」も上演されるという、鬼スケジュール。
こちらは完全コメディーで、私も初めて流星くんの演技を生で拝見することができました。
「新妻不倫」の煌さんとは全然違う藤井/ロジャー役に、いっぱい笑って、いっぱいリアクションして、本当に楽しませてもらいました。
共演者の皆さんとの仲睦まじい様子も見られて、素敵なカンパニーに恵まれて本当に良かったねと微笑ましく見ていました。
ハードに動き回る舞台で、しかもドラマやグループのことも同時期にやらなくてはいけなくて、心身共にめちゃめちゃ大変だったと思います。
どれもきちんとしっかりこなした流星くんに、大きな大きな拍手を送りたいです。

★濵田崇裕

ドラマ「風間公親〜教場0〜」で月9レギュラーを果たした濵ちゃん。
ピーンと張り詰めるような風間教場の世界観の中で、結木滉星さんと一緒に「谷山コンビ」としてクスッとした笑いを届ける大事な役割を担い、見事にこなしていました。
木村さんにも濵ちゃんの仕事振りを認めてもらい、可愛がってもらえるようになりましたね。
濵ちゃんも木村さんのカッコ良さにメロメロなのが可愛かったです。

神ちゃんと共に「27時間テレビ」でカラオケの鬼連チャンを達成。
翌日の「鬼連チャンカラオケ」では、「habit」と「ドライフラワー」という振り幅の違う2曲を披露してくれて、見事でした!

「サンドどっちマンツアーズ」では、濵ちゃんのガチの地元を紹介。
仲の良いお友達も登場して、濵ちゃんの地元巡りをまるで一緒にさせてもらっているかのような、贅沢な機会でした。

そして年末には念願の「SASUKE」に出演!
とても落ち着いてこなしていて、初出場ながら1stステージの4分の3程まで進むという、手応えのある結果でした。
同じ事務所から出場したメンバーとの絆も感じられ、他の出場者の皆さんのこともしっかり応援していて、楽しんでいたのが印象的でした。

★小瀧望

ミュージカル「ザ・ビューティフルゲーム」で主演を務めたのんちゃん。
初めてのミュージカルということでしたが、大所帯のカンパニーの中でしっかりと主演として輝いているのが写真からも伝わってきました。
木下晴香ちゃんとのカップリングも観られたファンの方たちから人気でしたね。
ミュージカルを経て、歌の安定感が更に増したのんちゃん。
「POWER」コンのリハーサル映像でも流星くんに歌い方をアドバイスする場面が見られ、歌でもハモリを任されることがますます増えていて、WESTの歌唱面を更に支えてくれる存在になったことが心強いです。

一方で笑いも忘れず、「POWER」ツアーでは毎回違うネタを用意する「小瀧漫談」で楽しませてくれました。
TikTokでDVD未収録分の漫談が披露されましたが、どれも面白くて大笑いさせてもらいました。

ドラマ「刑事7人」では変わらず路敏として居てくれました。
主演の東山さんが芸能活動を退かれたので、このドラマシリーズが今後どうなるか分かりませんが、ここで出会った共演者の皆さんと良い繋がりができているようなので、何かにまた繋がれば良いですね。

雑誌「NILON JAPAN」での連載も好評ということで継続されることになり、毎月ハイブランドに身を包み、前衛的なファッションをするのんちゃんが見られて楽しみです。

個人的に、何かお仕事を隠してそうな予感がしますが……当たるでしょうか?

3.今年のWEST.への展望

今年は10周年イヤー!
2023年→2024年は、カウントダウンコンサートが無かった代わりに、CDTVのカウントダウンに参加することができ、今年もテレビ越しに一緒にカウントダウンをすることができて、幸先の良いスタートとなりました。
WEST.さんも何かを準備しているようで、わくわくしますね。

去年から今年にかけて、事務所を取り巻く状況、個々で出演していたレギュラー番組の終了・卒業、更にアイドル雑誌レギュラー掲載の卒業と、様々な変化がありました。
これまでにお世話になってきたものとさよならして、次のフェーズに入っていく段階になったのかもしれません。

一方で、過去にお仕事したスタッフさんから新たなお仕事が舞い込んでくるなど、彼らがこれまで積み上げてきたものが新たなものを持ち込んでくれている面もあります。

WESTubeの占い回でも言われていましたが、彼らにとって10周年が新たな良い出会いに恵まれる1年になればいいなと思います。

私も10周年のお祭りイヤーを、彼らと一緒に目一杯楽しみたいと思います。
今あるものがいつまでもあり続けるとは限らないと、去年思い知ったので。
今あるものを、今ある幸せを、彼らと一緒に噛みしめていきたいですね。


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