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私のFP1級取得までの道のり

こんにちは😃
せっかくなので自身がどのような勉強方法でFP1級を取得したかnoteにしておこうと急に思ったので書いてみようと思います。

軽く自己紹介
よっちゃん
昭和59年生まれ
高校中退の高卒認定取得者←独学
宅建士(3回落ちて4度目で合格)を持ってる不動産屋です
こんな私ですが、FP1級は1発で合格することができました✨

合計勉強時間
2020/9/24-2021/1/24

学科 257.76時間
実技     35.38時間
合計 293.14時間
点数 基礎46点 応用79点  125点

では、実際にどのような勉強方法で取得したのか?



【資格取得理由を明確にする】

まずFP1級を取得する為に
なぜ?取得したいのか1級を取るメリットを上げました。
写真にあるように自分自身に問いただして取得する理由を明確にしました。
1級を独学で勉強するにあたりまずは自分自身本当に取得したいのか、また名称独占資格で独占業務がない資格であるにも関わらず取る必要性は本当にあるのか?合格率が低いのにやる価値があるのか?
等々、深掘りしました。←この作業が2020/6月頃
取る為の動機付けは完了したのでそこからは試験についての情報収集をします。

これ書いたのが2020/9/末
当時Twitterで公開するのは実は恥ずかしかった(笑)


【試験についての情報収集】

まずはFP1級の試験について情報を集めます。

・基礎と応用の午前、午後での試験方式
・基礎での足切り点はなく、基礎、応用合わせて120点以上あれば合格
・学科に受かると面接形式の実技試験がある
・この実技試験の合格率は8割超
・学科の合格率が非常に低く、10%切る場合もある
・勉強の仕方は基本、独学しか道がなく、ユーキャン等の資格取得講座が存在しない
・独学での勉強方法はきんざいのテキストをこなすのがスタンダード
・基礎編よりも応用編で点数を稼げば合格できる
・点数配分は基礎50点応用70点で120点で合格を目指すのが良い
・勉強時間はおおよそ300〜400時間ぐらいで合格ライン


こんな感じで情報収集してました。
当時Twitter(現在はX)で#FP1級 とかで検索したりしてました。
そこで、銀行員でFP1級を目指している方のアカウントが目に留まります。現在はXを辞められてるのでお名前等は伏せさせて頂きます。
その方と同じ勉強方法を取りとにかく周回しました。
やる事は至極単純。

・基礎編はさらりと
・応用編は身体に染み付くまでとにかく問題を解いて解いて解きまくる
・きんざい以外の参考書を使わない

こんな感じでした。
また、1月度試験での合格目標を定めてから9月度試験を体験で受験してきました。
会場の雰囲気や受験者の雰囲気を知るためです。


では、実際にどのように進めていったのか?



【勉強方法】

やった事はこれが全て

学科合格までは
257.76時間
精撰問題解説集基礎 8周
精撰問題解説集応用 16周
TACあてる直前予想 2周
きんざい模試    3周

写真の通り、インプットに使ったテキストはきんざいから出ている精撰問題解説集の基礎編と応用編の2冊のみ。
直前期ではTACのあてるときんざい模試を使用しました。
試験までとにかく問題を解く事の重要性がどのサイトやXでも語られていたので合格者をマネてとにかく問題をこなしました。

エビングハウスの忘却曲線は有名ですが、他にも脳の特性として何度も何度も繰り返し来る情報は重要な情報として記憶しなきゃいけないと脳が思う事です。

まぁまずはやってみようって事で応用編からテキストを読み込んで行きます。←応用編から始めるのが◎との情報有り。

1日の目標勉強時間は4時間。
最初の週は全然できませんでした。

全然勉強時間が増えないのは
意味わからない問題ばかりだから…
2級取ってるし、ある程度はわかるだろう。
なーんて思ってましたが、全然わかりません。
正直、絶望レベル。
でも、とにかくまずは1周しなきゃと…
なんとか1周しましたが、こんなのできるんか?って思ってました。
本当によくわからん。
こんなんで本当に合格できるのだろうか?
なんて不安に思いながら進めていきました。

当時を振り返るともしXが無かったらきっと合格できていなかったと思います。
当時、同じ1月度試験を目標としている同士の方々がいてお互いに励まし合いながら頑張ってきたのが最終的な合格に繋がったと今でも思っています。
その時は1周で理解できなくても2周、3周と続けて行けば必ず理解が深まり合格ラインに届くという情報があったのでそれを参考にわからない問題については飛ばして早く回す事を念頭において取り組んでいきました。
とにかく繰り返す。
繰り返していく過程で
わからないから少しわかる、わかる、よくわかる、人に教えることができるレベルにわかる。なんて感じで繰り返していきました。
大体応用7周する頃には8割理解できるレベルに到達してました。それでもタックスは苦手でしたが…
基礎も8周はしましたが、基礎はやってもやっても広範囲かつ深掘りで難易度高いのでギリ50点取れたらいいやで勉強しました。
そのかわり、応用では100点に近い点数を取るぞと必ず正答できるレベルへ昇華させました。

『インタレスト・カバレッジ・レシオ』

って叫びたくなるぐらい応用編はやりました。

うん、なんか響きがカッコよくて言いたくなるんですよ。

わかる人にはわかる

そんなこんなで直前期の模試を試験同様の時間でやって初見で130点前後の出来でした。

試験本番は基礎が46点、応用が79点
合計125点のギリギリ合格でした。
一般的な勉強時間よりも短く効率的に合格できてよかったと思ってます。
高得点だろうがギリギリだろうが合格して資格取得してしまえば同じですからね(笑)
資格取得後どう活かすか?の方が重要ですし。
さて、資格勉強中はどのようにモチベーションを保ったか書いていきます。



【モチベーションの保ち方】

そもそもモチベーションは保つ必要ないと思ってます。
よく、作業興奮なんて言葉が聞かれるかと思いますが、掃除でも洗濯でも勉強でもとりあえず始めちゃう。
勉強であればテキスト開く。
適当に読み始めて数10分も経てば集中しているものです。
それでもやる気が起きない時はなぜ取るのかを思い出したりするのも良いです。
勉強時間を計測したりもしました。
みんな今日は何分やった等々記録していたのでマネて記録しました。
進捗状況の管理もできるし視覚化するのは効果的です。
自身の取得理由も張り鼓舞してました。

また、勉強ばかりで疲れ切っちゃってもう嫌だ的な状況を防ぐ為に私のスケジュールでは完全オフの日を作り取り組みました。
これが意外と効果的。
毎週日曜日はフットサルチームでの活動がある為、流石に勉強できないと思ったのと1日ぐらい脳を休める日を作っておかないと仕事との両立できずにパンクするんじゃないかと思ったからです。
オフの日なんて作っちゃって大丈夫なの?と心配な方。

安心してください。
直前になれば休みの日も勉強したくなっちゃいますから(笑)

応用編のテキストは分厚く持ち運びが不便なのでカッターで分冊して厚紙で表紙を作り製本したりもしました。
これは昼休み中に少しでも問題を解くため&製本したのは綺麗な方が気分良く勉強できるかなと。
4ヶ月間やる気が無くなることは特になく試験日前日を迎えました。
試験前日と当日の過ごし方に続きます。

自身が勉強するにあたり可視化した方が良いと思い、記録用に作成
分割した応用編のテキスト



【試験前日と当日の過ごし方】

前日は試験のイメトレして本番に臨みました。
合格するイメージや応用編で電卓叩いてるイメージですね。

試験当日はテキストも持っていきませんでしたし、とにかくリラックスして受ける事に専念してました。

試験始まる直前はトイレの心配ばかりしてました(笑)
試験時間長いのとトイレ近いもので…
そんなこんなで無事に合格する事ができました。



【あとがき】

私のFP1級取得までの道のりをお読みいただきありがとうございます。
FP1級や資格試験において少しでも私の経験が参考になれば幸いです。
今回、noteを書こうと思ったのは誰かの体験はお金を払ってでも読む価値があると先日他の方のnoteを読んで感じたからです。
誰かの体験から何かプラスを得られるのであれば私のFP1級取得した流れも誰かのプラスになるのではないかと感じ書かせていただきました。

私がFP1級を取得しようとした時、自身が使っているすべてのSNSで宣言しました。
もちろん自分自身を追い込んで口だけだと言われないようにする為でしたが、結構ディスられました。もちろん応援コメントもありましたが。

『高校中退者が取れるわけない』
『絶対無理でしょ』
『必要なくない?』
『独占業務ないし微妙じゃない?』

挙げ句の果てには中学からの同級生で不動産業の友人に

『エンドやらないのに要らなくね笑っ』

なんて言われてめちゃくちゃ頭にきました。
流石に文句も言いたくなりましたが、当時投資家さんの自宅用の土地を探したりしていたので

『最近投資家相手に注文やるからエンドもやるのさ(笑) ま、頑張って取るさ(笑)』

なんて強がりつつ…

FBのメッセンジャーにて友人から

友人の言葉が私のやる気を最大限に上げてくれたのは言うまでもない。
めっちゃ負けず嫌いです。
ある意味良かったのかもしれない(笑)

受かればみんな手のひら返しでべた褒めですから。
友人も↑を言ったことすら忘れてべた褒めでした。

FP1級ホルダーが少ないのでまだまだ優位性があります。
2023年5月試験が3.51%の合格率だったのも大きいです。
難しい試験、なかなか取れないと世間一般で思われているので取って名刺に入れるだけでも初見での相手の対応は変わってきます。
別に落ちたって恥ずかしくないし。
そもそも10人受けたら9人は落ちる試験だし。
挑戦しないで何か言ってくるブンブンバエには
受かって見返すか、ぼそっと

『挑戦しない人には言われたくないな』

でOK。

挑戦した事を誇りに思って頑張って欲しいです。

努力は必ず報われる わけではないが 努力した事実は必ず報われる と思ってます。

長くなりましたが、2023年9月度試験で新たに同士が増える事を心よりお祈り申し上げます。



※FP技能士センターのポイント全然貯めてません… ホント資格は取ってからが大事だと思う今日この頃です。

#FP1級  #資格試験   #合格記 #勉強方法

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