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音楽帳

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オリジナル曲集。 音質は良くないです。 予めご了承下さい。 歌詞だけでも見て頂けると嬉しいです。 *記載のリンク先にて試聴できます。 使用できないリンクもあるのでご迷惑おかけし… もっと読む
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♪魔法使いの落とし物

日常生活に出会うささやかな幸せ。気がつく時もあれば、気がつかない時もある。感じ方も人それぞれ。心もとない日々と小さな幸せな瞬間を歌にしました。詳細はセルフライナーノーツにて。 「魔法使いの落とし物」 花の色 下弦の月  白くなった息吐いて 眠れない夜 誰かのラジオ 手紙を書きたくなった雨 街はどこ吹く風で まるで僕は迷子になった瞳だ 溢れかえるメロディーを 身につけては一人歌う どこかに眠る愛 どこかにある嘘 つぎはぎになった心でも続く日 悲しみを知ったなら 優しくなれると 誰かも言っていたはずなのに 紙飛行機みたいに ふわりふわり 空を泳いでみたくて いつだって歌うよ 空の色に近づくために 朝日が香る 鳥の歌声 眠れなかった夜の小さな魔法 街に吹く風の中 佇むより泣いたほうがマシだって きっと見つけたんだよ 街に眠る魔法の落とし物 街はどこ吹く風で まるで僕は迷子になった瞳だ 溢れかえるメロディーを 身につけては今日も歌う

♪BLUE MOMENT(remaster)

21年に初公開した曲ですが、今回音声調整して再公開しました。いわゆる「リマスターver」的なの。できる範囲内なので、音質が極めて良くなったわけではないです。悪しからず^_^; ブルーモーメント、という言葉に惹かれて作った曲です。よければ、ぜひ。 「BLUE MOMENT」 長い長い 夜が始まる  誰も誰も 知らない夜がある 触れない触れない あの星には 届かない届かない 気持ちがある あの月は誰を照らしていたんだろう その鋭い光から僕は目が逸らせない きっともうすぐ夜が明けていく 眠らないこの僕にも訪れてしまう 守りたいものは手の中で 今もくすぶって震えてるんだ 自分と近い温もり探しながら 澄んだ澄んだ 水に手をつけた 見えない見えない 気持ちを知る 走る走る あの雲より速く 逃げたい変わりたい 自分がいるから あの月は僕にいつか気付くかな 見つめ返してるこの瞳が色を失くすその前に きっともうすぐ夜が明けていく 微睡むこの街に僕を一人残して あっという間に刺さる言葉の刃 それは誰もが犯してしまえる 最大で残酷な武器だ あの月が僕を見つけたその時 何も迷わずに僕はそこに立って居られるかな きっとまだ夜は帰っていない 息を潜め目を凝らしてみても夜の中 手探りで探す明日の道は いつも暗くて不安になるけど 夜の中で見つけた光 僕を導いて 導いて

♪放課後のチャイム

すでに公開している曲ではありますが、聴きやすいようにこちらに変えました。音は再録音していません。 思い出とともに大切な人へ感謝を込めた曲です。 よければ歌詞と一緒にぜひ。 セルフライナーノーツも近日公開予定。 「放課後のチャイム」 君が話してくれたこと覚えているよ 泣きそうなくらいに夕日が綺麗だった あの角を曲がった先 シュトーレンのおいしいお店 ショーウィンドウから覗く アンティークのランプ 今でもあるはずさ  街は変わっていくけど 進めない足を前に  僕は今向かっている いつかは離れる場所で  また君に会える気がするんだ 沈む夕日が僕を急かしている いつかは忘れる場所で  手を振れる二人でいるように 滲む記憶と歩く三日月の空の下    君と黙ったまま帰ったこと覚えているよ 吸い込んだ空気がやけに冷たかった また明日も会えるのに もう話せない気がした そんな一つ一つが この道に落ちている いつかは笑えた場所から  ランプの淡い光 懐かしくて僕は泣いているわけじゃない いつかは話せた場所から  聞こえてくるのはカノン 無くせない 無くならない時間の場所 一人で夕暮れの中帰ったこと覚えているよ 次に会う日までに話すこと決めながら いつかは変わる場所で  僕は君を待っているんだ 少し大人になった僕の目に何映る? いつでも会えるよ  あの場所が無くなったとしても 心繋いだ歌を歌いながら歩く 君がいてくれて本当にありがとう

♪ENJU

お気に入りアニメ「ブラック・ブレッド」に登場する女の子、“エンジュ”の心情を勝手ながらイメージして勝手に作りました。当時ハマリすぎて…。(^_^;) 大変おこがましい自己満ソングではありますが、どうぞよかったらお聴き下さい✩ 「ENJU」 目に映り込むこの世界の全てが 僕たちを遠ざけたとしても 大人になる中で失っていくこともあるけど 僕のこの気持ちは変わらないよ ねぇ 今ここで約束をしよう ねぇ 子供扱いしないでよ どこかで僕を見つけたら またあの頃のように 手を握ってくれますか どこかで君を見つけたら  またあの頃のように 胸に飛び込んでいくから この海の向こうにはどんな世界が あるのかな 一度くらいは見たいな ねぇ 怖いものなんてないよ だっていつも隣には君がいたから いつまでも一緒にいられたら この上ない幸せ 本気で思った いつまでも一緒にいられたら 永遠に続く平和な世界を作っていこう あぁ 君は心の在り処を教えてくれた あぁ もう迷わずに生きてゆける 僕のこの目は人を 傷つけてしまうけどそれだけじゃない本当は 信じてくれなくていい 願うのはただ一つ  僕らを忘れないでいてくれること

♪innocence

ラブソングではありますが、難しいテーマで作った曲。シンプルな構成ですが音にもいつもの倍こだわっています。一つの愛の物語へ、はなむけソングな感じです。詳細はライナーノーツにて✩    「innocence」 窓の外赤い雲 流れに逆らう世界 辿り着く頃には消えてしまうの  待っていて 形あるものを求め 手に入れたはずだった さざ波が口ずさんで淡い溜息  でも祈りとは違う 心を騙すことにも慣れてきた 見透かされて空っぽになる前に 温もりある今を抱きしめていたい 涙を越えた場所で会おう あの赤い雲の先で 何も持たなくていいと 最初から知っていたのなら 愛しさも無垢のままに 声を聞いて目を閉じる 血が通う体温 顧みない罪滅ぼしの涙は あまりにも残酷で 抱えきれない程の花束は 今もこれからも持つ権利はない あるがままの姿で生きていく 未来を越えた場所で会おう あの歌を地図代わりに もう逸れないように誓って 掛け違った涙が散る 愛しさも無垢のままに いつかとは言えずに 終わりなき旅へと向かう 涙を越えた場所で会おう 同じ色の奇跡があるように 待ちきれないなんて言わないで 必ずそこにある未来

♪冬のファンタジア

異世界転生ものって漫画もアニメも色々あると思うんだけど、自分も好きでよく見たりしていて、そこで率直に感じた思いを曲にしました。詳細はライナーノーツにて✩ 「冬のファンタジア」 泣きたい日の積み重ねと 泣けない日の落書きの部屋 遠い日常の続きを今も探してる 答えなんてあるのか 推理小説は柄じゃない 異世界転生を読んでこっそり未来に期待してる お腹減って外に出た午後の日 まるでノラ猫みたいに 陽だまりに包まれながら 雲の流れ道 辿ってみたら 木漏れ日と出会い 歌が生まれた これもきっとファンタジー 一人で見てた夕焼け ネットでは同じような空が それだけで埋まる寂しさ?逆にもっと寂しくなる 言葉を持たない猫が羨ましい ここじゃないどこかだったら… そんな妄想膨らんで 冬の面影を忘れられないまま 繋いだ朝に青空が光る これもきっとファンタジー 大人になって歳を重ねて 見る聞くもの全てに飽き疲れても 泣きたい日はちゃんと泣けていますように 落書きを消して 春の懐かしさ なぞってみたら 風の便りが胸の奥包む 雲の流れ道 探して歩く 隠した魔法 冬の微笑み 見つけたファンタジー

♪未完成の明日

明日という、“完成しないパズル”。未完成のままやってくる明日を、少しでも期待して待てたら…。そんな細やかな希望を込めて作った曲。 本編はセルフライナーノーツにて。 「未完成の明日」 寂しそうな背中が見えたから 後を追ってきたよ 何も聞けずに隣にいるけど 初めて見るような横顔 歩くスピードだけ 揃えることしかできなかった 地図を持たない僕らは  分からないまま進むけど 未来を見てない訳じゃない 眠れない夜の中 完成しない崩れたパズル その中のピースを隠したまま 知らずに大人に変わる 創造していただけの絵 それでもまだ持ってる 捨てようとしたけど どこかで期待して 二度と戻れないから なくさないように鍵かけた どんな傷達が僕を責めても 一人知らない道歩く時 鍵をそっと開けたよ 名前の無い涙 僕を歩かせた あの日選んだ答えが 正解か分からない 迷うこともあるけど 歩く道は同時には選べない 完成させる明日のために それぞれ隠したままのピース 集めもう一度探そう 足りない隙間は書けばいい 呆れる程子供で 見慣れてた横顔 これからを期待して 完成しない崩れたパズル そのどれもが作り話でも 諦めて忘れていくなんて ひどく醜い話でしょ たった一枚の絵は 一人きりでは作れなかった 知らない明日が待つ 熱く燃える胸の明かり 全てが伝わるような 美しい世界 これからを見てみたい

♪雪風(2023)

以前にも公開したことがあった曲ですが、再び収録し直しました。春に向けて、細やかながら自分なりの門出の歌です。 良ければぜひお聴きください。 「雪風」 もうすぐ春が来る  季節外れの雪の後で もうすぐ新しい靴を履く  履きなれてた靴はもう捨てなきゃ 眠気を誘う昼の日差しの中 小さなアルバムを眺めていた                         雪風 桜のせて  春を連れて来る 霞がかる景色 雪風 桜のせて よそ行きの街へ 僕らは旅立つ                         もうすぐ春が来て  桜の絨毯の道を歩く もうすぐ新しい駅にゆく  そこからは何が見えるだろうか                         雪風 僕らのせて 別々の場所へ 列車は走り出す 雪風 僕らのせて 思い出は消えない ずっとずっと 雪風 桜のせて 春を連れて来た 僕らのもとに  優しく

♪Dear BLUE BIRD(2022)

先日音楽室の窓でも弾き語りした曲を改めて公開。 3年くらい前にも公開したことがありましたが、再収録しました。 青い鳥に向けて手紙を書くような気持ちで作りました。 よければぜひ聴いてみてください。 「Dear BLUE BIRD」    疲れた眼鏡外して 思い切り空見上げた どこまでも続く空は 僕の心を洗い流した 詰め込まれた日常に 小さいことで悩んだ たまってしまった本も 少しずつ読み直したよ 青い鳥はまだ見つからないままで 透明な歌声に耳を澄まして 風散る朝に君の髪が揺れてた 名残り惜しそうに残る白い月 時間忘れて 足を止めて  君を見つめてた 枯れ葉舞う季節が来て 隣合う肩に愛しさが 溢れて空を見上げた この青空は今日だけのもの 絵の具混ぜて同じ色を探した 透明な歌声が聞こえるような 風舞う空に管楽器の音が 届くそんな午後は秘密の微睡み 片恋だった それでも翼があった 高く飛ぶために 風鳴る夜は眠られずの街角 星の瞬きは夜空のメロディー 不器用ながら 時々休みながら 今日を刻んでいく そしてまた青い鳥を探す

♪懐中時計

先月にちょい予告していたオリジナル曲。 noteでは初公開。 海の底で眠る、遠い昔誰かが落とした懐中時計の物語。 自分自身は泳ぎが苦手なので、潜るなんて絶対できやしないのですが、できないからこそイメージが膨らんでいった感じ。 詳細は後ほどセルフライナーノーツにて。 もしよければ、試聴をぜひ。 「懐中時計」 深い海の底で眠り  次の時代の夜明けを待ってる 真鍮についた沢山の傷は  痛みなんてない そう眠るだけ 誰も知らない 声も届かない 海の底は暗闇よりずっと綺麗 誰も知らない そう眠るだけ 砂が擦れる音が響き 泳ぐ魚たちが集うカルテット 夜の宝石が砕けて落ちた 深い海の底へ辿り着く 誰も知らない 時間もない 海の底は光を忘れ光を知る 誰も知らない そう眠るだけ 粉々になったカケラが降り積もっていく 夢から覚めないままで 落とされたこの場所で始まったんだ 終わりなんてない そう眠っただけ 誰も知らない 触れることもない 海の底は空を飛ぶより ずっと自由 誰も知らない そう眠るだけ 長い月日を越えていく  遠い記憶をそっと閉まって 夜明けを待つ 誰も知らない そう眠るだけ

♪IVY STORY

現時点でオリジナルの最新曲です! 朝をテーマに作ってみました。前向きに、爽やかに、気持ちよく朝のスタートを切れるようなイメージで。 でもだんだんと、朝だけじゃなくなっていき、夜も出てきてしまいました。 後ほどセルフライナーノーツにて語ります。 もしよかったら、お聴きください。 「IVY STORY」 諦めたあの音と 忘れなかった言葉達が 白いノートで遊んでる 色のないモノクローム 綺麗だと思える頃には 君はきっともう笑ってる 朝が来て 物語が始まる 始まる さあ、進めよう 一瞬で奪われた あなたの横顔が今も 忘れられないでいるんだ 音もなく過ぎ去った 無邪気な日々が胸をかすめて 同じような日々願ってしまう 夜が来て 繋いだ星の星座達が はぐれそうな心灯してる 途切れた想い 拾って集めて歌った 朝が来て 物語に続きを描こう 全て自由だ 感じたままに歌って泣いて笑って それだけでもういいはずだ 風のリズムと心の瞳で見つけた 最愛の木漏れ日

♪少年(2022)

以前にも公開したことがあった曲。最近音楽室の窓でも歌ったので、改めて再収録しました。 青春の爽やかさと儚さを表現してみたくて作った曲。 詳細はライナーノーツで。 良ければぜひお聴きください。 「少年」 駆け上る坂道 君と自転車で 風と一緒に歌ってる 何も変わらないって思っていたけど そんなの全部ウソだった 抜け出した校舎から 連いてきたざわめき達 言葉にできないのに溢れ出す  あのメロディー 君の背中はきっと あの頃より大きいけど それでもまだまだ 空には手を伸ばせない 誰にも気づかれなくていい 君の声で歌ってよ 同じ笑顔の君も最近なぜか 見つけると胸が痛くなる かっこつけて始めたギターをかき鳴らす 誰にも邪魔されたくない どこまでも走れそう 知らない街で歌いたい 一人でもへっちゃらって思っていた  あのメロディー 君の背中はきっと あの頃より大きいけど それでもまだまだ 遠くまで走れない 誰かに見つからなくていい 君の涙流してよ 君の背中はきっと あの頃より大きいけど それでもまだまだ 遠くまで走れない 君の背中はきっと これからも大きくなるけど 決して忘れないで 少年だったあの頃を 誰かが気づくときがくる 君だけの想い聞かせてよ

♪ネモフィラ(2022)

以前に公開したことがある曲ですが、再収録しました✩ 少し聴きやすくなったと思われます。ちょっとだけ歌詞とメロディーの変更をしました。 単純にネモフィラが好きでその思いのたけを曲にしました。 後日またライナーノーツを掲載したいと思います。 よかったら、どうぞお聴きください♪ 「ネモフィラ」 届かない手紙を書いていた  “元気でいるかな”気がかりです  青い空と似ているネモフィラが  公園に咲いたよ あの日と変わらず 無邪気な約束一つ 胸を躍らせて 花びらが散ることさえ 今は愛しい  世界中の青空集めて 君に手紙と一緒に渡したい  あの約束が嘘になっても いいと思えてる 春の日  行く場所も決めないで走っていた  見慣れた景色と離れた場所へ ちょっと高い丘ではこんなにも  住んでる街が小さく見えた  ケンカして逃げたことと 今では違うけど 花びらが散る季節は 巡り続いてる  世界中の青空の下で 君と歌いたい歌がある  あの約束を交わしたことは 今も幸せの一つ  春の日    互いに話した夢の続きは  こうして今見上げた空に映ってる  世界中の青空集めて 君に手紙と一緒に渡したい  あの約束が嘘になっても いいと思えてる 春の日  世界中に青空があるから きっと瞳を閉じても見える灯り あのネモフィラを見つけた日に 今手を伸ばすよ  高く

♪桜の翼

新しい曲公開します✩ 去年の今頃にちまちま作っていた曲で、自分なりの応援ソング。 ネガティブっぽいけど、回りくどいけど、最終的に励ますことができたらと思って作りました。 自分にとって春って、わくわくよりも不安の方が大きくて、そしたらこういう曲になっていた。 もしよかったら、聴いてみてください。 「桜の翼」 飛ばない鳥が歌う 今年もやってきた春に 青い空の彼方は雨など無いのだろう 光の中飛んでった 彼等達は今どこで 暮らしてるか知らぬまま桜は咲き誇った 深呼吸して見上げた柔らかい空は やけに無邪気で懐かしく思った 愛は涙と歌って叫んだ 愛は光るよ 星にだってなれるよ いくつかの春が過ぎても 変わらない星 変わらない歌 絨毯に散らかってる ノートや本たちを避けて 窓を開けに向かえばいたずらにじゃれる風 庭先に咲いている 花を見て喜ぶ人が そんな姿見てたらさなんだか照れくさくて 足踏みしては 同じ景色ばかり見てた 夢の先でずっと春を待っていた 愛は涙とここで歌うよ 愛は光るよ 那由多を越えるよ 渡せずにいた手紙のように 散りゆく桜 そっと見送った 背中には見えない翼 閉じたままで風を読む 傷つかない呪文なら 何度も唱えてきた 歌よ風となれ あなたの涙を抱きしめて 歌よ届いて 愛は涙と歌って叫んだ 愛は光るよ 星にだってなれるよ いくつかの春が過ぎても 変わらない星 変わらない歌