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「守り本尊」

皆さんこんにちは!

四連休は奈良県にある「安倍文殊院」に行ってきました。

私は歴史が好きなので神社仏閣巡りも好きなのです。

何故、安部文殊院かといいますとここはSBIグループの守護本尊でもあります。

私は現在、SBI大学院大学でMBA(経営修士)を学びに通っているので、そのSBIグループのトップである北尾学長がどのような思いで、なぜこのお寺に吉祥閣という大きな講堂を寄贈されたのか興味が湧いたためです。


さらになぜ、ビジネスで成功している人の多くは神社仏閣に通われているのか?

何か秘密があるのではないか?

とても気になっている点でもありました。


安部文殊院の本院の中には高さ7mもある国宝の文殊菩薩像があります。1203年に快慶がヒノキの木から彫って作ったそうです。獅子の上に乗って説法の旅に出る姿、圧巻の存在感です。イタリアでみたダビデ像などの比ではありません。画像8

本院に入ると、動画にも出てきたご住職が2分ほどのスピーチをしてくださいました。面白いジョークも交えながら関西弁で歯切れのよいスピーチでした。特に印象に残ったのは、自分の誕生日というのは

仏さんがこの日に来なさい、と呼んでくれた日だというお話です。

皆さんは、自分がなぜ、自分の誕生日の年に、その家で生まれたのか興味が湧いたことはありますか?

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私の場合、平成バブルのもっと前に生まれたかった。そして、バブルの波に乗って大儲けしたかった・・・など考えながらファミリーレストランで高校にもろくにいかずに皿洗いをしていた時期がありました…(最近もバブルだったのに全く波に乗れていませんが....)

普通に考えると、両親がたまたま出会ったからだ、ただの偶然だ、となりますが、何十億人もいるこの地球で、外国じゃなくて日本で、昭和という時代に滋賀県大津市という田舎で、なぜ生まれたのか?

不思議といえば不思議です。

住職の言う通り、その日に仏さんが、

「あなたここに生まれなさいよ~」っと呼んでくれたのだと思います。

そして、人間にはそれぞれ、生まれた干支によって守り本尊があり、

私は申年なので大日如来が本尊になるという事だそうです。

大日如来は太陽を司る仏なので、私が生まれつき明るく楽天的なのは何か関係があるのかもしれません。

以下のサイトにそれぞれの干支のことが書いてあります。

皆さんの本尊はどれか判りましたか?


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信じるか信じないかは別として、人それぞれ誰にでも生まれた日というものがあります。そして、本尊を知るとなんとなく、自分はこういうものなんだ、と思う事が出来ると思います。

また、その本尊を祭っている神社は日本中にたくさんありますので、自分の場所を探して旅行をする、というも楽しみの一つになると思います。



よく、哲学書やビジネス成功者の本を読むと

天命を知るべし、と書いてあります。

自分は何のために生まれてきて、なぜ生きているのか?

これを知るためにはやはり、自分の根源を知る必要があります。


昨今ではデジタル化が進み、情報が入り乱れているためか、悩み事が多くて鬱になったり、メンタルが壊れてしまう人が非常に多いです。

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それは、自分というものが信じられなくなってしまい、心が崩れおちてしまっているのだと思います。

しかし、自分の起源を知っていく事で、

自分がどこからやってきたのか、なぜ、現代に生まれたのか、

自分はどうあるべきなのか、が分かってくると思います。

それらが判ると初めて精神的に落ち着くことができます。


例えば、海外など出張先から日本に帰ってきたとき、なぜかホッします。 または、車に乗っていてガソリンランプが点灯したときでもガソリンスタンドが近くにあることを知っていれば、まったく焦ることはありません。


この事に気づいたのはつい最近です。それまで、私はずっと長い間彷徨っていたのです。

自分が何者か、何なのか、分からないまま旅をしたり、仕事をしたりしていました。しかし、最近ようやく判ってきました。


それで判ってきたら、どうなるのか?といいますと、

不思議と物凄く元気になります。エネルギーが内側から湧いてくるのが実感できます。

とにかく自分が明るくなっていくのが判ります。

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私が考えるには、歴史に残るようなビジネスの成功者はもっと早い時期から自分がいったい、何者なのか?何をすべきなのか?という

天命を悟っておられるのではないでしょうか?

その根源を知っているからこそ、やるべきことがハッキリして、モチベーションが高められ、結果的にビジネスに生かされているのではないか、と思います。

勿論、このような事を信じなくても、ビジネスで成功できるでしょうし、人生が上手くいっている人もいますので、一概には言えません。

ただ、このように自分の起源を知ることによって人生がより良いものになるのであれば、嬉しい限りであると思います。

前回、「一燈照隅・萬燈編照」という記事を書きましたが

一燈になるには先ず自らが光に成らないといけません。

その光になるには、自得する、

まず自分を知ることが必要であると考えます。

「自分を知る」、という事はとてつもなく長い道のりでもありますが、自分の先祖のことを調べてみると面白いです。

次回は、先祖について書きたいと思います。

今回も長々と自己満足のお話にお付き合い頂きありがとうございました。

皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。
















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