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「私が私に出逢うとき」小さく深く静かな、表現アートセラピーの時間を持ちました。

コロナが蔓延する前、2019年の秋くらい迄かな、
数回、表現アートセラピーのWSを開催してた。
ゆっくり積み重ねていこうと思ってたが2020から自粛の波が押し寄せ、展開しようとしていた事の多くにストップが掛かった。

今日は4年ぶりに、パーソンセンタード表現アートセラピーの小さなWSをルームで開くことが出来た。

2人以上集まればやります!
的な感じで、2人のエントリーがあり、今回は公に積極的な集客はせず「小さく深く」という感じでゆったりと午後の時間をアートと共に過ごした。

(写真の掲載は参加者さまの了解を得ております。ありがとうございます)

ご自身の鋳型を実際に横になってなぞって描き、思うがままに塗っていく。
どんな、もう1人の自分が
自分の手から生まれるのだろう。

イントロは会話から始まり、
心が解れてきて、共に立禅とスワイショウをして、身体の緊張を緩めながら静かな内面に入っていくことをした。

今日のテーマは
「私が私に出逢うとき」。

大きな模造紙に等身大の自分の輪郭をなぞって描き、その鋳型にご自身を描いていく。

⚪︎まるっと今の自分、
⚪︎未来の自分、
⚪︎半分に区切って、過去と今、または過去と未来、今と未来、の自分、
または、
⚪︎それ以外の自分を思いつくままに。
幾つかの提案をする。
(それ以外でもオッケー👌)

おふたりが選ばれたのは、ふたつの(半分に分かれて表現するご自身)自分だった。

どんどん描かれていく。
集中力が凄い。

不思議なシンクロが起こる。

ふたりの方は、並んで描いているのだが、集中されているのでお互いに絵を見合う事が、無かった。
ふたりとも、ご自身の世界を描いているのだが、おふたりの描かれる半身?を、もし合わせたとしたら、統合されるような!左右が描かれていく。

私は、ただただ不思議な気持ちと共に静かにそれを見守った。

描いた等身大のご自身を
壁に立て掛けてみる。

凄い。。。
としか言いようが無い。
生まれたばかりの、
ふたつの(ふたりの)
圧倒的存在感と、共時性。

絵が上手いとか、
下手だと思い込んでるとか(義務教育時代のお描きトラウマを持つ人は多い)そういうの、パーソンセンタード表現アートセラピーでは全く関係ない。重要視しない。
むしろ描くことに慣れてない方のほうが良きかもしれない。

私は全ての人の創造性を信じていて、その中に本質(魂に近いもの)が在る、と、いつも感じている。

対話。

自分の手から生まれた、
もうひとつのご自身と向かいあい、静かな時を過ごす。
そして、描かれたご自身に向けてライティング(手紙や言葉を送り、利き手ではない手を通して、絵の中の自分からお返事を頂く、という時間を持った。

静なる聖なる時間。

私は、その、おふたりの姿を見て、
部屋の空間の色が変わったのを感じた。

なんて言えばいいんだろう。

めちゃくちゃ神聖な場だった。
神社の本殿のような、
お寺のご本尊様の前のような、
教会の中のような、

静かなその時間は、
静であり、聖なる空間だった。


セッションルームのエネルギーはここ数年かけて練られ、ゆっくりと良き「場」として積み上がってきている。
セッションにいらっしゃる方の殆どは安心して心から対話してくださる、そんな「場」に育ってきているのは感じていたけれど、
このワークのこの時間は、
それを底上げし、静寂の中で自らと対話する、という作業を通して、部屋の次元が上がった(変化した)ように感じた。

本当に、美しい時間だった。

そうなることを全く意図も想像もしていなかったので、プロセスを見守りながら、感動してしまった。

アートって凄い。
自分に嘘をつかないって、こんなに凄いことなんだ。!
と、感じる時間でもあった。

描いていた時間、
描いた自分と対話した時間、
言葉を書いた時間、
その後、
象徴するものを粘土で作った時間、(写真撮り忘れた)💦

其々の時の中に、
参加して下さったおふたりの、様々な心の動きや流れ、言葉ではない発見があったのではないだろうか。
だとしたら、
それを大切に抱きしめて、
そして、
それに囚われる事なく、
明日はまた新しい朝を迎えてほしい。

そんな風に、
「私が私に出逢うとき」は夕暮れと共にクロージングしたのでした。

参加して下さったおふたり、
ありがとうございました。

アートセラピーのワークは今後も月いちくらいのペースでやっていきたいと思っております。
また是非いらしてください。

これを読んで、興味のある方は

こちらから連絡頂ければ、詳細をお伝えします。

⭐️

このワーク以外にも、占星術をアートで学ぶ連続講座を計画中です。
詳しく決まりましたらまたお知らせしますね!

ありがとうございました❣️


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