幸福度について考えた

いま、公認心理師の勉強中だからやたら理屈っぽく考えてしまうのは悪しからず。

幸福度のデータの取り方について、何度考えても疑問がある。

例えばアメリカでは自信が最もセクシーとされるから「幸せですか?」と訊いたら自身満々に「幸せだよ!」と答える風潮はあるだろうし、見栄を張りがちな文化圏の人や、親しくない他者には前向きに答える文化圏の人も、同じ質問なら「幸せだよ!」と言うだろう。

でも日本には「謙遜」という文化と、群集性が高いせいか他者とよく比べた答えを出すことが多いだろう。ここで全世界の人に「幸せですか?」と質問して幸福度を測る意味は、殆どない気がする。

それで国別に幸福度がなんとなくわかったとして、それは国民が幸福なのではなく、「そのように答える文化圏」ということというバイアスが強く、私はあくまで「日本人はそこそこ幸福であるにも関わらず自覚がない」と思うし、「自分よりも幸福そうな他者と比べた結果」というバイアスが掛かっているだろう、とね。

こんな極東アジアの小さな島国が、先進国として世界に参加出来てることは、すごいことだと思うんだけどなぁ。

そして日本には生活保護制度があり、最低限の生活は国に保障されている。

なんだか胡散臭くて好きではない言葉だ、「幸福度」って(笑)

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