MADサバに行ってみたいけどサバゲー知らないし…って人への指南書

逸見るい

もしも、地球上からありとあらゆる文明が崩壊し、力こそが正義の世紀末の世界になったら…。
あなたはどんな人になりたいですか？

錆び付いた武器を手に荒野を駆け回るならず者？
戦前の瓦礫から掘り起こしたぼろぼろの軍服を纏った兵士？
それとも人間らしさを失わず文明を再建しようと団結する善良な人々？

あなたのその想像、実現できる場所があるんです。
その名は『MADサバ』…！
大人達による超本気のごっこ遊びが楽しめる夢のようなイベントです。

おや？こんなつぶやきが聞こえてきましたね。 「うん、MADサバの事は知ってる…。興味はあるけどサバゲー行った事ないし、エアソフトガンも何も持ってないからなぁ…。」 大丈夫。私も最初はそうでした！ 結論から言います、MADサバはサバゲーの経験が無くても楽しめます！ エアソフトガンを持ってなくても戦闘に参加できるし（目を守るゴーグルは必須）、そもそもMADサバのメインは世紀末世界での交流（ロールプレイ）。参加したくない戦闘が始まったらフィールドを出て安全地帯に逃げてもいいし、丸腰なのに敵に立ち向かってもいいんです。やりたいことをやって、やりたくないことはやらない。誰も咎めません。咎めるやつがいたら私が代わりにぶっ飛ばします。

主催のSATOMICさんがこう仰ってるんだから大丈夫！

さて、前置きが長くなってしまいました。
MADサバΓ（ガンマ）は10月8日にめでたく終了しました。

次回からはナンバリングのMADサバが復活するとの事。次回こそは参加しようかと考え中のあなたの気持ちがこのNOTEでスッキリしますように、そう願いながら筆を進めさせていただきます。




MADサバの魅力についでは既に沢山の方が発信してくださってるので、特に私から追加で説明する事はありません。そもそもこのNOTEを読んでくださってる時点でMADサバの魅力は充分伝わっている事でしょう。

代わりに『会場であるサバゲーフィールドまでのアクセス方法』『持ち物』『イベントの流れ』『初参加の方向け注意事項』をお伝えします。公式ホームページと一緒に読んで頂ければ、MADサバがどんなイベントなのか何となく分かっていただけると思います。

会場までのアクセス方法


※MADサバΓ終了直後の情報です。次回開催地は変更される可能性もあります。

MADサバΓの開催地は千葉県印西市平賀2858にあるサバゲーフィールド『ユニオンベース』でした。Googleマップのリンクはこちら。


電車なら京成本線「京成酒々井駅」が最寄りです。京成線だよ！JRじゃないよ！
予約をすれば西口から無料の送迎バスに乗れます。
🚌送迎予約ページのリンクはこちら。🚌
ご利用日、ご利用施設はユニオンベースにチェックを入れてください。
※歩くの大好き散歩ガチ勢でもない限り送迎バスは絶対予約しましょう。舗装されてない田んぼ脇の道路を一時間歩く事になります。
※残念ながら京成酒々井駅にコンビニはありません。一番近いコンビニは東口から3分歩いた所にあるファミマです。

お車の場合は酒々井インターチェンジから約20分。カーナビが職務放棄した場合は道の途中（コイン精米所の近く）に『ユニオングループ』と書かれた青い看板が刺さってるので、それに従って田んぼ脇の道路を直進してください。（車で行った事ないので説明あやふやでごめんなさい）アクセスページのリンクはこちら。



MADサバの持ち物


※MADサバΓ終了直後の情報です。次回のMADサバでも完全に同じサービスが提供されるとは限りません。

必須のもの
・参加費
・サバゲー用ゴーグル（レンタル可能）
・イベント中に着る装備（レンタル可能）
・動きやすい靴
・武器（レンタル可能）
・お昼ご飯

あるとより良いもの
・レジャーシート、キャンプチェアなどの一休みできるもの
・虫よけスプレー
・ゲーム内通貨を入れる小さい袋
・膝当て
・日焼け止め（夏季）、カイロ（冬季）
・モバイルバッテリー

※MADサバの当日だけに参加する場合の荷物です。前夜祭参加の場合は宿泊用のテントなども必要になってきます。

必須のもの
・参加費
いちばんだいじ。詳細な金額はイベント公式発表をお待ちください。

・サバゲー用ゴーグル（レンタル可能）
私が初めてMADサバに参加した時に「必ず用意してください」と言われた物があります。
それが、サバゲー用のゴーグルでした。
戦闘時には当たり前ですがBB弾が飛んできます。戦闘に参加しない方でも、クエストや突発的なイベントで荒野に繰り出したり、スポンジ製のLARP武器を片手にコロシアムで戦いたくなる時が来るかもしれません。
大切な目を守る為、ゴーグルは必ずお手元にご用意ください。
フィールドにて500円でレンタルできますし、Amazonで簡単に購入できます。

・イベント中に着る装備（レンタル可能）
・武器（レンタル可能）
装備、武器共に出店での販売やレンタルがありますので、無理して服をウェザリングしたりエアソフトガンを買い揃える必要はありません。参加フォームにレンタルの項目があるのでそちらで申告をお願いします。フィールドでお借りできるエアソフトガンの一覧はこちら。
装備、武器をご自分で用意する際は、服装についてはこちら、　武器についてはこちらを参考にしてみてください。
ちなみに公式ホームページのFAQにはこのような回答があります。

Q. エアガンを持っていません！

A. エアガンが無くて楽しむ事が出来るイベントです。戦闘以外にも遊ぶ要素があります。どうしても使用したい方は、東京マルイ製のエアーコッキングハンドガン(3000円程度)を購入するだけでも戦闘に参加するには充分な性能だったりもします。

https://www.brainmixer-ent.com/faq

・お昼ご飯
飲食物も会場での現地調達が可能です。会場内には飲み物の自販機が沢山あるし、フィールドのカフェやおいしいフードトラックが来てくれる時もあります。
飲食物を持ち込む場合、前夜祭以外では飲酒ができませんのでお気を付けて。
電車で来る方への残念なお知らせなのですが、京成酒々井駅にコンビニはありません。一番近いコンビニは東口から3分歩いた所にあるファミマです。
朝ごはんやおやつの調達は電車に乗る前に済ませましょう。

・動きやすい靴
当たり前の事ですが当日はめちゃくちゃ歩き回ります。履き慣れた靴でお越しください。見た目より安全を優先しましょう。

あるとより良いもの
・レジャーシート、キャンプチェアなどの一休みできるもの
フィールド内で生活したい人向け。フィールド外のセーフティーエリアに椅子とテーブルがあるので無理に持ってこなくても大丈夫。MADサバΓでは街の中に一休みスポットとしてテーブルと椅子のある『憩いの広場』が展開されました。

・虫よけスプレー
・日焼け止め、カイロ
屋外なので暑い時は暑いし寒い時は寒い！周りは山と田んぼだし地面は芝生なので虫さんもいっぱい！気になる人は持参を。

・ゲーム内通貨を入れる小さい袋
キャップ（瓶の王冠）をゲーム内通貨として使います。ポケットに入りきらない場合は雑貨屋で購入可能。

・膝当て
地面はジャリジャリです。100均の膝サポーターでいいので何かしら着用しましょう。

・モバイルバッテリー
京成酒々井駅にChargeSPOT（バッテリーのレンタル）が設置されています。セーフティーエリアにコンセント電源もあります。


イベントの流れ

MADサバα、β、Γに参加した時の記憶を頼りに、当日参加した場合の流れを大まかに説明します。
※MADサバ当日の流れを示すものではありません。モデルコースの一例としてご覧ください。

朝8時頃　会場到着。受付にて参加費の手続きをしましょう。更衣室で着替えたり、武器を持参した場合は弾速や素材のチェックを行います。
10時～　MADサバ開会の挨拶。戦闘のレクチャーがあるので要チェック。
挨拶が終わればイベント開始。街を探索したりクエストをこなしてキャップを稼いだり。積極的に参加してロールプレイを楽しみましょう。世紀末の恥は掻き捨て、ですよ！
11時頃　街の外の荒野から恐ろしいならず者が攻めてきたようです。街の人たちと力を合わせて撃退するもよし、ならず者に混じって悪事に手を染めるもよし。わからないことがあればMADサバに何度も参加してそうな方に聞いてみましょう。きっとノリノリで教えてくれます。
12時頃　お昼休憩。大きな騒動が起こらないタイミングなのでゆっくり休みましょう。フィールドの外にフードトラックが来ている事もあります。
13時～　再び街を散策。コロシアムで戦いを鑑賞したりカジノでギャンブル体験をしてみましょう。講習を受けて戦闘時に役立つスキルを取得するのもオススメ。MADサバでは運営サイドが用意したイベントだけでなく参加者が自発的に用意したイベントもあります。銀行強盗に巻き込まれたり、野菜泥棒を捕まえたり、楽しそうな輪にはどんどん飛び込んでくださいね。
14時頃　またしてもならず者が攻めてきました。もう二度と街に手を出せないようコテンパンにやっつけてやりましょう。
15時～　MADサバも終盤。キャップは持って帰っても使い道がないのでパーッと散財しちゃいましょう。記念撮影をしてSNSで拡散したり、突然街のど真ん中で寝転んでみたり。世紀末の楽しいひと時を堪能しましょう。
17時頃　閉会の挨拶。楽しかった思い出を胸に後片付けをして帰りましょう。お家に帰るまでが世紀末です。


初参加の方向け注意事項

まずは公式ホームページの『はじめてのMADサバ』をご一読ください。

そして先述のイベントの流れ内で何度も書いてますが、ロールプレイが発生したら自分から積極的に参加してみてください。世紀末の恥は掻き捨て！
どうしても恥ずかしくて無理なら『初参加！絡んで！』と書いたメモを胸に張ってアピールするなど何らかの方法で周りに知らせてください。
「初参加で恥ずかしくて誰とも絡めなくてつまんなかった…」なんてガッカリさせたくないんです…。
わからないことがあればMADサバに何度も参加してそうな方に何でも聞いてくださいね。

逆にロールプレイが苦手な方向けにMADサバΓでは『博愛のしるし』というマークが導入されました。世界観を体験したいけど登場人物になるのはまだ早いかな…な方、世紀末を静かに過ごしたい方、初めてだからまずは様子見がしたいという方は胸元に葉っぱを付けておられました。
今後のMADサバでも同じ制度が導入されるかはわかりませんが、ご参考までに。


最後に、MADサバ主催であるSATOMICさんがMADサバβの開会式で仰っていた言葉をご紹介します。

「相手あってのロールプレイ」

見た目は世紀末でも、心まで世紀末ではありません。あくまでロールプレイ。相手を思いやる事を忘れないでください。

具体例を挙げるなら、他の人の装備や武器に許可なく触ったりとか、柔らかい武器だからって何度も人をフルスイングで叩いたりとか、撤退の指示を聞かずに敵に突っ込んだりとか、相手が嫌そうな顔をしているのに無理やり写真を強要したりとか、他の人がやってるロールプレイに割り込んで自分が主役になろうとしたりとか、至近距離でエアソフトガンを撃って痛がらせたりとか…。

はしゃぎすぎて自分の行動が抑えられずにヒートアップ、我を忘れて気が付いたら取り返しのつかないことが起きていた、なんて小学校低学年の時に卒業するものですからね。
周囲の状況を見て理解する力が弱かったり、感情をコントロールする力が弱く自分の行動をうまく調整できない方は、前述した博愛のしるしやそれに準ずるマークを取り入れるとお互いに楽しく過ごせるかもしれません。

自分だけが楽しむのではなく、周りを楽しませる事を考えて行動できるといいですね。

嫌なロールプレイに巻き込まれた時の自衛の手段として『腕を体の前で交差させる』というお断りのジェスチャーもあります。もしジェスチャーをされても相手を恨まず「そっかぁ、嫌な事につき合わせちゃってごめんね～」と軽く考えましょう。考え方は十人十色、この人には合わなくても別の人には大ウケ！なんて事もしばしばあります。

相手あってのロールプレイ、それを胸に楽しく世紀末を過ごしましょう。


次回のMADサバであなたにお会いできるのを楽しみにしています。



るるいるいるい

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