見出し画像

デンマークの大学で1ヶ月過ごしてみて

こんにちは、すかいだいびんぐです🪂
前回から1ヶ月以上ぶりの更新になってしまいました…。私の三日坊主さも本領発揮してきたみたいです😅
デンマークでの留学生活もあっという間に1ヶ月が経過し、少しづつその環境にも慣れてきたように思います。今回は主にデンマークでの大学生活をお話ししたいと思います。

まずは基本情報

私は8月中旬から半年の交換留学として、オールボーの大学(正しくはUniversity Collegeという、大学とは別の教育機関)で、教育について勉強しています。取っている授業は4つで、その内容はデンマークの法律・歴史・理論の面から見る北欧教育、実践的な英語教育法、教育環境でのテクノロジー、そしてアウトドア教育です。授業は半分が同じ留学生と、半分は現地のデンマーク人の学生と受けていて、言語は英語です。先週から(初日は体調不良で参加できませんでした…)公立校での教育実習も始まりました。

とにかくグループ活動と実践活動

私の大学がグループ活動を重視しているということや教育学部であることが理由として考えられますが、基本的に授業や課題はグループ単位で行なっています。授業でのディスカッションはもちろん、グループで一つの作品を作り上げたり、プレゼンテーションの準備をしたりします。
私がデンマークに来て感じることは、人々は集団で行動することが多いということ。またいつかそれについてもかけたらなと思いますが、そういった国民性?も影響しているのではないかと考えています。

また授業中では、実践活動に長く時間をかけているような気がしています。例えば英語教育の授業では、生徒たちがボキャブラリーを多く獲得できるようなアクティビティーを考え、実際に生徒役となってクラスでやってみます。テクノロジーの授業では、3Dプリンターで模型を作ってみたり、ロボットを操作したりすることもありました。
実践の後、毎度その方法が授業で使うのに適切かどうかを考えます。これからの時代に必要とされている二十一世紀スキルを獲得できるか、生徒たちが学習内容を理解できるか、そもそも実際の授業で行えるか(準備や活動に時間がかかりすぎないか、設備を用意できるかなど)といったことを話し合います。

学生たちはとてもアクティブ

大学の授業や教育実習をしている中で特に感じることは、学生や生徒たちが授業に積極的に参加しているということです。彼らは授業中のアクティビティにはとにかく夢中に取り組みますし、誰もが手をあげて発言しています。

デンマークに来る前は、「デンマーク人は日本人と似ていてシャイ」と聞いていたので、正直教室の雰囲気も変わらないのだろうと思っていました。しかし公立学校での生徒たちの姿を見ると、幼い頃から興味のあることへの探究心や能動的に学ぶ姿勢を養っているのではないかと思いました。

私はもともとシャイでいまだに授業内で手をあげて発言できていません。英語を聞き取り内容を理解するので精一杯だからです。しかしあっという間に留学を始めて1ヶ月以上が経ってしまったので、これからの目標は発言することにして頑張っています。

私は環境に恵まれている

この1ヶ月留学期間を過ごしてみて一番感じていることは、私は環境に恵まれているということです。

そもそもこの交換留学ができるかすらも2年前の大学入学当初は怪しい状況でした。この留学は私が通っている学部のカリキュラムにあるものですが、2年間留学が止まっており、先輩たちの中では留学を断念された方も多くいます。私はこの留学制度があることで入学を決めたところもあるので、もし留学が叶わなかったら学ぶ意欲を失っていたかもしれません。また留学をしたいと考えていても様々な理由で叶わない人も多くいます。正規の日程で第一志望の大学で留学ができることがとにかく幸せです。

また親切で活動的なクラスメイトたちと学ぶことができています。私の留学先は新入生クラスで、初めの週はミニ体育祭や発表会など、日本でいう新入生歓迎会のようなものがありました。そのためか、クラスメイトと打ち解けるのも早かったと感じています。私は日本でも人見知りしがちで、英語での会話となると余計に緊張してうまく話すことができないのですが、クラスメイトの子たちは話しかけてくれたり、私の拙い英語にも耳を傾けてくれます。英語で話す機会を多く持つためもありますが、彼らといる時間がとても心地良いので、学校でのパーティーや飲み会にはできるだけ参加しています。

初めての留学で、自分の英語力・コミュニケーション力の低さや、授業についていけていないことなどに悩んでしまうこともあります。でもこの留学は自ら選んだもの。そしてこの貴重な体験をできること、素敵な人々に囲まれて勉強できることは本当に幸せなことだからこそこれまで以上に感謝の気持ちを持ち、困難にも乗り越えていかなければならないと思っています。これからも自分のペースで頑張ります。

今回も読んでくださりありがとうございました☺️


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?