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コペンハーゲン・オーデンセ旅②おとぎ話の町オーデンセへ

こんにちは、すかいだいびんぐです🪂
今回はコペンハーゲン・オーデンセ一人旅の第2回目、オーデンセでの一日について書いていこうと思います!

前回では、授業休みで連休になったことを利用して金曜の1日でコペンハーゲンを観光してきました。前回の記事はこちらから。

次の日の土曜日の朝早くに出発し、約電車で1時間半。デンマーク第3の都市、オーデンセに到着しました。

オーデンセはあの有名な童話作家アンデルセンの出生の町。今回の旅の大きな目的の1つが、アンデルセン博物館に訪れることでした。この日も博物館2つとおとぎの国から飛び出したような可愛い街並みをゆっくりまわりました。

初めに大本命のアンデルセン博物館へ

現代建築と自然が混ざり合う落ち着いた外観でした。

まずは本命のアンデルセン博物館へ。こちらはチケットを事前にオンラインで購入しました。入場時間制で、この後訪れたアンデルセン出生の家・オーデンセ市立博物館の合同チケットになっています。私は1番早い開館時間のチケットを購入し入場しました。

アンデルセン博物館は数年前に改装したばかりで、建物の外観や内容も以前よりパワーアップしていると知りました。そしてこちらの建築は日本人建築家の隈研吾氏によってデザインされています。なだらかな美しいカーブの形状と、木とガラスをメインに作られた建物は初め見た時から圧倒されました。(入場時に国籍を聞かれ日本人だと答えると、「この度は美しい建築をありがとう」と冗談を言われました笑)

まるで童話の世界に迷い込んだかのよう。

チケット確認の後、ヘッドホンを渡されて入場。(日本語版はなく英語版)中にはアンデルセンの人生を追いながら、彼の作品の詳細について勉強できます。展示のあちこちにポイントがあり、そこに近づくとヘッドホンからアンデルセンや解説員の方が内容を説明してくれます。置いてある展示は全てアンデルセン自身が使っていたもの・作品のみというのもすごいなぁと思いました。

マッチ売りの少女の展示。写真じゃその感動が全く伝わらないですね…

展示の最後には、アンデルセンの有名作品をイメージした展示品が並ぶコーナーがありました。大好きだった『人魚姫』や『ナイチンゲール』の展示を見ては、子供の頃を思い出すよう。置物が飾られているだけでなく、プロジェクションマッピングや五感全てで作品を感じられるものばかりで、その世界観に浸ることが出来ました。

オーデンセの街並みを歩きながら、アンデルセン出生の家に

アンデルセン博物館をゆっくり堪能した後は、アンデルセンが生まれ育った実家を訪れました。博物館からは少し離れていましたが、入場時にもらった地図を頼りにアンデルセンゆかりの地を回るのはとても楽しかったです。特に大きな大聖堂は綺麗で、数分間立ち止まって見つめてしまいました。

地図に合わせて町中にアンデルセンの足跡が👣アンデルセンと一緒にお散歩している気分になれました。

アンデルセン出生の家は外観が可愛い黄色の小さなおうちでした。中もそこまで広くないものの、当時の生活を知ることが出来ました。

オーデンセ市立博物館は想像以上に面白かった

最後は合同チケットで入場可能なオーデンセ市立博物館へ。2日間観光し疲れていたのもあってか正直あまり期待していなかったのですが、個人的にとてもおすすめのスポットになりました。

赤い外観が印象的な2号館

こちらの博物館はとてもユニークで、敷地内にある複数の伝統的な建物をいくつか回る形式になっています。オーデンセがどのような歴史を辿りながら都市を形成したのか、人々がどのような生活をしていたのかを学ぶことが出来ます。

夢に出てきそうな人形たち…!

デンマークの博物館の特徴的なところは見るだけでなく音や触覚などを刺激する展示をされているところ。より内容に興味が持てて、とても素敵だなぁと2日間観光して感じました。

オーデンセを観光して

街のあちこちにアンデルセンの像がありました。

ずっと行きたいと思っていたアンデルセンの町、オーデンセ。可愛い街並みがありながら、バスや電車・トラムまでも走る都市機能を兼ね備えていて、とても面白い町だなぁ〜と思いました。アンデルセン関連の観光地は中心部にコンパクトにまとめられているので、観光しやすかったです。デンマーク旅行ではコペンハーゲンで終わってしまいがちですが、電車で2時間かからない距離なので、時間がある方はぜひオーデンセまで足を運んで欲しいと思います!

また個人的には今回の旅が初めての海外一人旅で、初めはとても緊張しました。小さなハプニングはこの3日間を通してちょこちょこ起きてしまいましたが、まず安全にオールボーに帰れたことや臨機応変に行動できたところは良かったかなと感じています。正直デンマークに来て不安なことが多く人に頼ってばかりでしたが、今回の旅で少し自分に自信が付いたような気がしています。そしてとにかく自由にまったりひとり旅をすることの楽しさを再確認した良い機会でした。オータムブレークでまた違う街・国を旅をしてきたので、またそのことについてもお話したいと思います。

今回も読んで頂きありがとうございました!

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