私を使い潰して欲しいけど、ドMじゃない
プログラマーという職業柄、やっぱり人の入れ替えは激しいもので、いや正確には残業とか頭の固い上司とか無能な同僚とか言いたいことはたくさんある。と、思うんだよね。
プログラマーは基本SEの下で製造します。有能な人だとSEの仕事を食ってる人もいます。
だから、上司が無能だと悲惨。これはIT業界に限らない話ではあるけれど。
で、普通は使われる立場から使う立場にのし上がっていきたいものなのだけれど、私は成り上がる欲求がほぼない。むしろ「使い倒されたい」願望が、ある。
残業してもいい。朝早く来て終電で帰れと言われてもいい。発狂するまで使い潰して、使い終わったらポイ捨てして欲しい。
まるでドMのような願望だけど、ドMってわけじゃない。
考えてみれば、この裏にあるのは「必要として欲しい」という単純な承認欲求だ。
その証拠に、「ポイ捨てして欲しい」と言いながら、簡単に捨てられない人材でありたいと思っている。
だから、仕事が終わった後の上司の笑顔や、労いや、褒め言葉や、ひとかけらのチョコレートは、それそのものに価値があるのではない。私の中で、「承認された」という証拠にすぎない。
なんてことは自覚してるが、頑張った後のチョコレート(頂き物)の美味しさは、何モノにも変えがたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?