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❏esports観戦の"未来"

※著作権等の許諾関係により、2月にアップ予定だったものの内容を再考して編集しております。

❏呟き

今回は偶々tweetを見漁っていたら目に入ってきた日本経済新聞の記事から着想を得て、妄想さながらにesports観戦の未来を思い浮かべてみました。
個人の拙い妄想ですので、表現等ご容赦頂ければ幸いです。

《日本経済新聞》『試合の「見えない」を見る 熱戦の体験、だれでも』

この記事は例えば上記のサムネイルのフェンシングを題材として、「直接の会場での観戦であっても、更にはテレビ画面を通してでは尚更目で追うことが難しいサーブルの軌跡を可視化することにより、より直接的な臨場感を得られる」といった内容になっています。

ここでふと頭に浮かんだのが、先日発表されたばかりの『NTT東日本によるeスポーツ分野における新会社の設立について』のニュースです。

会社設立の経緯として格闘ゲームのイベント主催等で著名な影澤氏が副社長に抜擢されたことも話題になりました。

『eスポーツにおけるICTを活用した設備の構築・運用、サポート(教育)事業、プラットフォーム運営、イベントソリューションおよび街の活性化コンサル等の提供を通じ、地域社会への貢献を目指します。』

esports市場の急速な拡大傾向と国内市場の市場規模の拡大を背景として今後を見据えており、筆者としても企業規模と独自の技術を利用した事業展開に大きな期待を抱いております。

❏切っ掛け

このツイートを見た時に、「最近副次的な価値にばかり思索を巡らせているな」とアイスピックで鋭く心を突かれたような感覚を憶えました。
じゃあ、esportsそれ自体の価値とは何かと改めて考えた時に最初に出てきたのが『熱狂』でした。

-自分が時間も忘れて熱狂的にゲームに耽る
-チームや選手の熱狂的なファンとして応援する

通常のスポーツと同様に、プレイヤーとファンの関係が
やはり"原始的な価値"ではないかと。

そこでポイントとして着目したのが『観戦』です。

❏現代スポーツにおける観戦

観戦の種類としては基本的に「現地(会場)観戦」、「テレビやPC等を利用した配信プラットフォーム」、その中間であり臨場感こそ現地観戦には及ばないものの同じ趣味・目的を持つファンとの一体感を体験できる「パブリックビューイング」が挙げられます。

特にパブリックビューイングは、サッカーやベースボールを始めとしたメジャー競技が発展し一種の流行ともなったスポーツバーが馴染み深いのではないでしょうか。

先述したNTT東日本は2019年春に行われた『ストリートファイターリーグ powered by RAGE』に於いてICTサプライヤとして特別協賛しており、企画としてパブリックビューイングを手掛けています。

こういったパブリックビューイングでは、試合の配信や放送の映像を大型のディスプレイ等に映して観戦するのが通常です。

しかし、冒頭で提示した最先端技術『Kirari!』やその他にも「スポーツグラフィックス」「リアルタイムCG」の技術を駆使すれば、より臨場感のある演出が可能であり、実際のプロスポーツでは既に実現されています。

サッカーの放送で選手のグラウンド上に選手のイメージビジュアル付きでフォーメーションが表示されたり、チームロゴやスコアが映し出されるのもこの技術の一環ですね。

イベント総合EXPOで株式会社フォトロンのご担当者様ともこの話題で非常に盛り上がり、気づけば1時間くらい話続けていたのも良い思い出です笑
どんな技術かもっと良く見てみたい方はぜひホームページをご覧ください。

❏esportsにおけるパブリックビューイング

esportsの観戦というのはそもそも現地観戦であっても『選手の実際にプレイしている状況を会場特設の画面で見る』というパブリックビューイングに類似したものとなっています。

その為、リアルタイム同期伝送の技術をesports観戦に用いることができれば、つまり、『会場をそのままパブリックビューイングの場に持ってくることができる』のではないかと考えたのです。

それによって自宅で配信を見ながら応援をするという機会が多いesports観戦のスタイルにも一石を投じることができ、まるでその場にいるような臨場感の中、同じチームを応援するファンと一緒に『熱狂』できる。

そのような未来に期待を抱きながら、今後の発展を願いたいを思います。

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