見出し画像

パリ流ファッションスタイル診断を受けてきた話②

こんにちは、空桜です!前回に引き続き「パリ流ファッション診断(以下パリ流)」の診断レポートをお届けしようと思います。

前半(診断前〜各タイプの説明まで)のレポはこちら↓

メイン、サブ、アクセント!ってなんぞや?

各タイプの説明が一通り終わるとトモミ先生からメイン、サブ、アクセントとパリ流ファッションスタイル診断の取り入れ方の説明を受けます。

メイン:第一印象を司る、大きな面積を占めるアイテムに用いるのがおすすめ
サブ:個性を追加、メインの印象を補う、メインに比べてもう少し範囲の狭いアイテムに採用
アクセント:人によって追加、あくまで+α、メイクや小物程度に取り入れるのが🙆‍♀️

他の方のレポで「パズルのようなイメージ」という文言を拝見したのですが、本当にその通りだと感じます。
各タイプのファッションが他者に与える印象を頭に入れておけば、TPOに合わせて、サブやアクセントとして他のタイプの要素を取り入れることは不可能ではないと思います!

第一印象をどう見てもらいたいか?が重要であり、自分のタイプのアイテム全てで固める必要はない
・足し算引き算のバランス感覚が大切
「似合う」と「おしゃれに見える」は本質的に異なる、似合うアイテムを多く取り入れてもおしゃれに見えるとは必ずしも言えない

このポイントがパリ流をはじめ、各種イメコン診断をうまく活用するためのヒントになると感じました。

どうしても自分のタイプから離れたアイテムを敬遠しがちですが、それを敢えて取り入れることで目を引くスタイリングになったり、同じテイストで固めるよりも少し崩した方が周りの評判が良かったり…

私はこのお話を聞いてドキー!!っとしましたね笑
元々(手っ取り早く)おしゃれになりたくて調べ始めたイメコンの世界…
トライアンドエラーを繰り返しつつバランス感覚を身につけていこうと感じました。

ついについに、一つ一つ消していきますよ!!

私の診断前の予想はこちら↓

メイン:ナチュラルタイプ
サブ:ロマンティックタイプ、エレガントタイプ、トラディショナルタイプのどれか
(ドラマティック→クリエイティブ→スポーティー→セクシー→シック→クラシックで消えていく)

フォロワーさんにはクラシックがメインでサブがナチュラル、ロマンティック等、たくさん予想していただきました!ありがとうございます✨

パリ流ではメインを最初に確定させてからサブ、(場合によっては)アクセントを決めていきます。まずは自分で遠いものを消していきます。

ドラマティック(仮装大賞状態、服の大勝利で本体が惨敗)

シック(モード感、シャープさ、スパイシーさはない)

セクシー(濃厚さ、セクシーな女性らしさはない)

スポーティー(話し方、声にこのタイプ特有の躍動感は見られない、さっぱりさはない)

クリエイティブ(デザイン性を前面に押し出す必要はない)

ロマンティック(ここまで曲線に強いわけでもない、私には可愛すぎる)

順番の細かい変更はありつつも、トモミ先生と意見がぶつかることはなく、上記6タイプはサクサク消えていきました。
あまりに初期に消えたタイプたちはサブ、アクセントに採用されることは少ないそう。

迷うトモミ先生!そして見守る私!

残る4タイプはナチュラルクラシックトラディショナルエレガント

ここからトモミ先生にバトンタッチ!事前に送った写真をじっくり見てくださり、慎重に診断してもらいます。

「光沢のあるブラウスがお似合いですね」とトモミ先生。
「お写真を拝見した際にお顔立ちに直線を感じて、少〜し大人っぽさやクールさも感じてはいたのですが…」さらに続けます。

「実際お話すると、声、話し方、表情が穏やかでとても女性らしい柔らかさを感じるんです!」

・品のある、上品な
・穏やか
・優しい
・女性らしさ、ソフト感

このワードは診断中何度か登場してきたのを覚えています。それを踏まえてメインが決定します。

クラシック、トラディショナル(どちらも少しかしこまりすぎる印象)

ナチュラル(メインにするには少しカジュアルすぎる)

エレガント(総合的に見て、私自身が他の人に与える印象と相違ない)

デニムも似合いますね」とのことで、最後の最後までナチュラルとエレガントでメインをどちらにするか迷っていらっしゃったトモミ先生。

これだけ迷うというのは、入れ替え可能ということだと思います!

ということで自動的にサブがナチュラルに決定します。
私の場合サブのナチュラルの取り入れ方として効果的なのは、

・コンサバすぎないように抜け感をプラスする
・シンプルさや、飾らないリラックス感を組み込む

ということだと教えていただきました。

アクセントに関しては、ロマンティッククリエイティブで迷われたトモミ先生。エレガントもナチュラルも装飾が多いタイプではない分、アクセントで変化をつけやすいそうです。

ロマンティックはやはり甘すぎるようで、クリエイティブがアクセントに、付くか??と、遊び心のある個性的なアイテム大好きな私は期待の眼差しで迷うトモミ先生を見つめていました笑

結果としてアクセントは無くても問題ないということで、無しに!
ただ、クリエイティブな小物があったとしても、組み合わせ次第では不可能ではなさそうで、希望が見えました!!

な、なるほどねえ〜〜〜〜

エレガント×ナチュラルタイプの芸能人の方は井川遥さん、
ナチュラル×エレガントタイプの芸能人の方は綾瀬はるかさんとのこと。

お二人はどちらもPDナチュフェミと考察されることが多いですが、細かいニュアンスの違いは感じますよね!

そして、今回疑問に感じていたPDフェミニンの主張の強さ(?)問題については、外見要素というより、話し方や声、表情など内面要素が強く作用した結果ということが明らかになりました!

本当にナチュラルタイプとエレガントタイプが拮抗していて、決め手となったのは写真や外見など静止した状態の私ではなく、実際に話したときの動いている状態の私の印象だったようです。

どうりで、フォロワーさんと「実際にお話すると」意外に思われる訳ですね〜〜今回も華麗に伏線回収!!
イメコンの力、そしてそれを診断するプロの力、すご〜〜!!!

内面を含めて肯定してもらった気がします

事前に回答した分析質問表(50個の設問から当てはまるものにチェックを入れていく形式)の採点をその場でトモミ先生に採点していただきます。
先入観を排除して診断するため、一旦診断が確定してから採点しているそうです。
ここで、診断結果のタイプがもたらすイメージと、その方の内面や考え方を言語化したイメージの間の乖離があまりにある場合は、受診者と相談することもあるようです。

各タイプの内面についても気になったので、簡単なイメージを伺いました。
※これから受診予定の方で、フラットに回答したい方は閲覧に注意してくださいね!

カジュアル(ナチュラル、スポーティー)→ 自発的、活動的
女性らしく華やか(ロマンティック、セクシー)→ 感情的、他者の影響を受けやすい
ベーシック(クラシック、トラディショナル)→ 保守的
ハイクラス、洗練された(シック、エレガント)→ 社会的、流されにくい
個性的(クリエイティブ、ドラマティック)→ 一匹狼、直感的

私の採点結果はこちら〜(上から順に高得点でした)↓

ハイクラス、洗練された(シック、エレガント)
ベーシック(クラシック、トラディショナル)
個性的(クリエイティブ、ドラマティック)
女性らしく華やか(ロマンティック、セクシー)
カジュアル(ナチュラル、スポーティー)

①から下は1点2点の差だったようで、ダントツに近い感触でした。
そして特筆すべきは、メインの対抗馬であるスポーティー、ナチュラルタイプの性格の点数が最下位だったことです。

シック、エレガントタイプの性格傾向として、
・集団の中の自分の役割の認識を自覚し、それを遂行することに長けている
・芯があり、自分の意見を容易に曲げない
というものがあるそうです。

クリエイティブ、ドラマティックタイプに該当する人も自分の軸を持っていますが、自分からどんどん発信するし、思い立ったら一直線の傾向があるみたいです。
シック、エレガントタイプは敢えて自分の意見を発信することはなく、自分の中に秘めておく傾向にあるようです。

「これでナチュラルタイプがメインだったら内面と外見のギャップが生まれやすくなっていてしんどい感じになっていたかもしれませんね。」とトモミ先生が仰っていました。

確かにチャキチャキ!自分から動きます!という感じではないインドア人間なので、ナチュラルタイプ(PDナチュラルも同じく)100%だと厳しいと感じていたのは内面による要因もあったのかもしれません。

パリ流とPDどちらも受けてみた感想

せっかくなので2つの診断を受けて似ていると思った点と異なると思った点をまとめてみようと思います。
個人の感想ですが、どちらか受けてみたい!あるいは片方だけ受けたけどもう片方を受けようか迷う!という方の一助になれば嬉しいです。

■PD診断とパリ流の類似点■
・自分から遠い順に(アナリストさんの力も借りながら)自分で消していき、最終的に残ったものが自分のスペックとなる

自分でこれはないと納得しながら消去していくプロセスそのものが、診断結果の裏付けとなると思います。
(オフ会で「消えていった順番」が話題に上がるのも診断結果だけでなく、過程が重要だと認識されているからでは?)

・ファッションスタイルのカテゴライズ方法

細かなニュアンスの違いはありつつも、各タイプの互換性はあるという印象です。片方だけしか受診していない方も、未受診の診断の似たタイプが認識できれば、十分参考にできると思います。

■PD診断とパリ流の相違点■
話し方、声に影響を受けやすいパリ流、実際に会ったときのサイズ感、体格に影響を受けやすいPD

HPに「内面・声・姿勢・表情・好みなど」様々な要素から吟味すると記載されている通り、外見へのウエイトはそれほど高くない=その他の要素と同じくらいの比重であると感じました。実際私の場合、声・話し方への言及が多かったと思います。それがオンライン診断を可能にしている要因なのかもしれません。

一方でPDは、対面の診断を前提にしており、触って体格を確かめたり、胸元を開けてみたり髪をまとめてみたりと、実践的に変化を確かめる診断方法を用いています。あくまで個々人の趣味嗜好は考慮されず、一番その人の外見、雰囲気に調和するスタイルを選出する点で外見(から受ける雰囲気)へのウエイトが高めだと思います。雰囲気という点で、「〇〇してそうに見える」「〇〇していてほしいイメージ」という言及が多めでした。

・個人で診断結果をカスタマイズできるパリ流、理論に基づいて診断するPD

パリ流はメイン、サブ、アクセントの導入の仕方が非常に流動的で、受診者個人に合わせる形で決定していきます。(メインサブが入れ替え可能というのは、個人的に晴天の霹靂でした笑)TPOに合わせてファッションを楽しむという観点では組み替えて取り入れやすいのかもしれません。

PDは理論重視の診断方法だという印象を受けました。PDキュートはキュート内でメインとサブを決定する、メインとサブは基本的に逆転しない等、本家系列の診断方法では超えられない決まりがあります。それは研究に基づいた上での理論なので、理にかなっているといえますが、類型化する分、そこに疑問を感じている方にとっては息苦しいかもしれません。(PD診断自体が「ビジネスシーン」を想定されているので、ここぞ!という場面で真価を発揮する目的が起因しているかもしれない…)

・情報共有のしやすさ

パリ流は日本人で資格を取得しているのがトモミ先生のみらしいため、受診者もまだ少ないのが現状です。それに加えて先述したようにかなりパーソナルな診断結果になることもあるので、自分にぴったりのロールモデルを見つけたり、同じ診断結果のフォロワーさんを見つけることが至難である気がしています。ただ、受診者が少ない分、情報の純度が高く、正確な情報を集められるのは利点かもしれません。

PDは徐々にアナリストさんが増えてきて、認知度も高まっているので、同じ診断結果の方を探しやすく、アナリストさん発信の情報や、他の方から参考になる情報を得られやすい傾向にあると思います。理論(アイテムの形、大きさ等)をある程度正しく理解できれば応用が効きやすいのも特長だと思いました。

・PC、メイクの作用の有無

パリ流はPC診断は必須ではありません。顔映りよりも服の色合いが与える印象を重要視していると感じました。メイクをした状態で診断を受けるので、メイクのテイストによっては他のタイプに寄せられることが前提となっていると思います。

PDは4分割PC診断とセットが基本です。私の場合PC診断→PD診断の二部構成だったので、PD診断の際はノーメイクでした。メイクに力を入れている方こそ、メイクで印象が変わる可能性があるかもしれません。

最後に…

パリ流とPDの特徴をまとめ終わったあとで、私の診断結果のキーワードを並べてみます。

パリ流のキーワードは「上品、穏やか、女性らしい、ソフト、自然体、飾らない
PDのキーワードは「親しみやすさ、爽やか、可憐、女性らしさ、動き・抜け感

似ているようで、やはりどちらがメインにくるかで使われている言葉のチョイスや割合は少し異なっていますね!

作り込みすぎない女性らしさ
これは私の中で欠くことのできない要素だと再認識できたと思っています。どちらの診断でも共通でキーワードとして挙げられているのだから間違いはないでしょう!
逆に清々しいほどPDとパリ流で診断結果およびアナリストさんから伝えられたアドバイスが近しかったので、どちらの診断結果も「正しかった」と胸を張って言えると思います!

最後に!トモミ先生からいただいた魅力とキャッチフレーズ、素敵なコーディネートをご紹介させてください!

魅力:穏やかで優しい雰囲気
キャッチフレーズ:飾らない魅力を纏った優しいお嬢様

画像1

画像2

はぁぁ〜〜〜嬉しい!満足!!

パリ流、コーディネートも資料に2つ、トータルパックでさらに3つ、計5つも作成してもらえます。

私は手持ちの靴を写真で共有してそれに近しいデザインの靴でコーディネートを組んでほしいとリクエストしました✨ 
苦手アイテムがある方は敢えてトモミ先生にお伝えするのもアリかもしれません!素敵な打開策を提示してくださると思います、私がそうだったので(スニーカー苦手人間より)!
画像だけではなく、コンセプトやコーデのポイントも丁寧に記載してあるので、再現がしやすいと思います!

パリ流、満足度とっても高いので、私も他の方と同様、みなさんにおすすめしたいです!
PDとの違いも確かにあるので、どちらも参考になりますし、結局到達地点が同じの可能性もあります笑

パリ流のレポもこれからもっともっと増えますように…の念を込めて今回の長編レポも終わりにします!

気付いたら前後編で1万字超でした…
ここまで読了した方、本当にお疲れ様でした笑

ありがとうございました、またの機会にお目にかかれたら嬉しいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?