EURO2024でイギリスがさらに好きになった
先日、EURO2024Finalが行われた。
結果は2-1で惜しくもスペインに敗れたが、今回この決勝戦をパブで観戦してきて、感覚が新鮮なうちに記録に残しておきたい。
フットボールに興味を持ち始めた私
これまでフットボールには興味がなく、というかスポーツ観戦自体に興味がなかったので、今回のEURO2024も特段関心があったわけではなかった。
6日土曜日に友人たちと遊び終わったあと、たまたま入ったパブで、スイスvsイングランドの試合がやっており、パブ内は熱気に包まれていた。
ビールを片手に、全員が一体となってテレビに目を向けている。
ゴールを決めた瞬間、パブが地鳴りするほどみんな飛び上がって、抱き合いながら喜んでいる。
私はただただ現場の雰囲気に圧倒されているだけだったが、これぞイギリス文化の一つなのかと、2年弱住んで再認識した。
以来、EURO2024に何となく意識を向けるようになり、暇があればYoutubeでこれまでの試合のハイライトを見るようになった。
そして次第にフットボールというものに興味がわいてきて、細かいルールなども調べるまでになっていた。
そして10日水曜日のオランダvsイングランドのSemifinal。
なんとオランダに逆転勝ちで、決勝を決めたイングランド。
ちょうどハマり始めたタイミングだったので、この私が、何だか居ても立ってもいられなくなり、日曜日が早くも待ち遠しくて仕方がなかった。
監督や選手の名前、ポジション等々一人ひとりチェックし、気づいたら完全に虜になっていた。
またもや私の視野を広げてくれたイギリス
そして先日の決勝戦、7月14日。
ちょうど友人がパブを予約してくれていたので、帰りが困難になることへの懸念はあったが、迷いなくパブで観戦することにした。
ありとあらゆるパブの前には多くの人が集まり、18:30の中継が始まった瞬間テレビにくぎ付けになっていた。
行き先のパブはグランドフロアと地下にそれぞれテレビがあり、私たちは地下で観戦したが、映画館みたいな感じで臨場感満載だった。
イングランドが点を入れた瞬間は、喜びのあまり持っていた携帯を床に落とし、しばらく叫びながら飛び上がっていたので、正直記憶がない。(しばらく床に落としていた携帯盗まれなくてよかった…。)
ワールドカップしかり、日本でもサッカーの試合なんてほぼ見たことのなかった私が、歴史的瞬間にもなるかもしれないEURO2024のファイナルをパブで見るという経験。しかも万全に予習した状態で。
イギリスに来なければこのように視野を広げることもできなかった。
一夜明けた今も余韻が抜けず、未だにBBCでハイライトや過去の試合を見返している。
私はまたこの国が好きになった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?