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第82回菊花賞(2021)出走予定馬、馬体評価


第82回 菊花賞 (阪神競馬場)

今年は阪神競馬場での3000mとなるクラシック最終戦。皐月賞馬、ダービー馬とも不在で全馬未知なる距離。
それぞれ各馬の個性(馬体)、そして調子の善し悪しが結果に直結しそうな予感。
1週前の段階での仕上がりですが、しっかりと見ておきたいですね。

先週の秋華賞アンドヴァラナウト、フェブラリーSエアスピネル、大阪杯モズベッロ、桜花賞ファインルージュのような出来のいい馬は…?

<注意>
競馬ブックさんの1週前PHOTOパドックを見て、あーだこーだと個人的見解を書いています。その点はご了承ください。


レッドジェネシス
(14日撮影、1週前追い切り14日)

1週前追い切りを栗CWで7Fから、ユーキャンスマイルと併せ馬。ラストまでしっかり負荷を掛けた日の撮影。

前走の写真は、休み明けプラス1週前追い切りの前日の撮影で腹周りにだいぶ余裕が。
今回は休み明けをひと叩きし、更に1週前追い切りも消化した後。

前走時より肌艶が良くなり、全体的に締まってますが、春先の時のいかにもキレます的な馬体ではなくパワー溢れる馬体に。
トモに血管も浮き出ていますし、調子は良さそう。

前走より距離が伸びるので、当日はもう少し余分な肉を削ぎ落としたい。

胴がそこまで長くはないので、距離延長は?


モンテディオ
(13日撮影、1週前追い切り13日)

前走神戸新聞杯の時の写真はなし。
1週前追い切り、栗CWで6F85秒~12秒半ばの後の撮影。

札幌で2600mのレースを早目先頭から押し切り。
(その時の騎手コメントから前走単複を)

ジャスタウェイ産駒らしい、がっちりした馬体で、早目に抜け出して押し切りたいタイプ。

7月から月1走で今回は4走目になりますが、ガレた感じはなく半腱半膜様筋にラインも出ていますし、調子落ちはないかと。

もう少し肩周りに筋肉がついてくれば、更に。

セファーラジエル
(13日撮影、1週前追い切り13日)

栗坂路で53.1-13.0の1週前追い切りを消化後の撮影。
前走は休み明けプラス1週前追い切りの前日の撮影で、全体的に緩さを感じましたが、今回はひと叩きの効果で余分なものが削ぎ落とされてスッキリと。

特に肩周りがスッキリとしたせいか、キズナ産駒に
見られる硬さは前走よりマシに見えます。


ステラヴェローチェ
(14日撮影、1週前追い切り14日)

前走はダービーの時より全体的にがっちりとして、
少し余裕もありましたが、今回は1週前追い切りをCWでびっしりとやった日の撮影で、毛艶も冴えて締まってきましたね。

もともと全体的に馬体はパワー溢れるタイプで、重心も低めで距離延長?

仕上がりはいいので、あとは乗り方次第か。

ディープモンスター
(13日撮影、1週前追い切り日)

ダービーの時の写真は、頭が高いせいもあり
詰まって見えて何か非力さを感じたのですが、
今回は休み明けで少しリラックスしているせいか、
非常にいい雰囲気ですね。

キ甲も抜けて、全体的なバランスも良く
毎週ソーグリッタリングと併せて鍛えられ
いい筋肉がついてきてます。

春とは別馬かと思うくらいの変わり身ですね。


エアサージュ
(13日撮影、1週前追い切り13日)

1週前追い切り、CW長めからしっかり追われた後の撮影。
530キロあるようには見えないスッキリ感。
毛艶も良く、調子は良さそう。
立ち方もあるのですが、キ甲とお尻のラインが少し
アンバランスで、前が強そうな感じがしますが、脚が長いので伸びやかに走れるのでは。


タイトルホルダー
(14日撮影、1週前追い切り14日)

前走休み明けでしたが、1週前追い切りをしっかりやった後の撮影で仕上がりは良かった。
今回は7Fの追い切りを消化した後の撮影でも、張りは前回より良く艶もある。
トモに血管も浮き出ていて調子は良さそう。

もともとがっちりタイプなので、長距離どんとこい的な素軽さはないので3000mはどうか。


グラティアス
(14日撮影、1週前追い切り13日)

前日に1週前追い切りを消化。
前走より丸みがあり、肌艶も良くなりましたね。

更に、肩周りに筋肉もついてきてパワーアップ。

撮影の角度のせいもありますが、少し詰まり気味の馬体で距離延長はどうか。

ヴィクティファルス
(13日撮影、1週前追い切り13日)

1週前追い切りで、6Fからかなり速い時計を出した後の撮影。

撮影の角度のせいもあり、前走見せたスラッとした胴は見えていませんが、腰周りに筋肉がついてトモは良化。あとは肩周りにもう少し筋肉がついてくれば更に。
毛艶が冴えて状態は良さそう。

首が少し短めなところもあり、距離延長は…。


オーソクレース
(14日撮影、1週前追い切り13日)

1週前追い切りは前日に長めをしっかり乗り込んでいて、撮影は次の日に。

前走は全体的に華奢に見えたのですが、
今回は肩周りに筋肉がついてパワー溢れる馬体に。

トモに血管も浮き出ていますし、肌艶も非常に良く調子はかなり良さそう。

エピファネイア産駒らしい重厚感が凄い。

アサマノイタズラ
(14日撮影、1週前追い切り13日)

撮影の前日に5Fから終い一杯の1週前追い切りを消化。

前走の写真はないのですが、パドックでは非常にいい仕上がりで肌艶良かった。

今回、肌艶が非常に良くて調子はかなり良さそう。

少し背ったるな感じは、母の特徴を受け継いでいて
距離延長は?な感じありますが、無駄肉もついてないスラッとしたタイプでいかにも切れそう。
もう少しトモに力強さが加われば、更に良くなりそう。


ヴァイスメテオール
(13日撮影、1週前追い切り13日)

1週前追い切り、ステルヴィオとの併せ馬7Fから強めに。

前走から3ヶ月、しっかりと乗り込んで緩め感は無し。張りもあり、調子は良さそう。

キンカメ産駒らしいがっちりタイプで、パワーがいる馬場は合いそう。

もう少し研ぎ澄まされた感じがあれば更に。


以上、菊花賞(2021)競馬ブックさんの1週前PHOTOパドックに掲載されている馬を見ての個人的見解でした。

クラシック最終戦、各陣営にチャンスがある感じでどの厩舎も仕上がりに抜かりは無さそう。
前走から見るからにパワーアップした馬も多く、
非常に楽しみなレースに。

当日のパドックで馬を見るのがほんと待ちきれませんね。

全馬未知の距離ですので、当日のテンションには注意して見たいです。

個人的に1週前の段階で、前走との
変わり身が1番見えた馬は


オーソクレース


です。


前走との比較で言えば、別馬かと…。

当日のパドックで唸ってたら(入れ込みはマイナス)
買いたいですが、さて距離は?

長々と見づらい文章を最後までご覧いただきありがとうございました。最近回顧記事を書いてはいないのですが…よろしければ是非他の記事も。

サポート頂けると大変有難いです。NOTEで得たものは一部ではありますが引退馬の余生を送る為に使わせて頂きます。宜しくお願いします