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第65回大阪杯(2021)出走予定馬、馬体評価


今週4月4日(日)阪神競馬場で行われるG1大阪杯。コントレイル、グランアレグリア、サリオス、レイパパレの対決に注目が集まる大阪杯出走予定馬の1週前の馬体評価になります。

競馬ブックさんのPHOTOパドックを見ながら、あーだこーだと評価したいと思います。

あくまで個人的見解ですので、そこはご了承ください。

注目すべき点は、撮影が1週前追い切りの前か後か、これは非常に重要ですのでそこを踏まえたうえで12頭の評価を。


コントレイル
(24日撮影、1週前追い切り24日)

ダービー、神戸新聞杯、菊花賞、JC、そして今回の写真と5枚を見比べてみると成長がよく分かりますね。

前走のJCの1週前馬体は、菊花賞からだいぶスラッとしてトモの張りは少し物足りない感が。もともと予定してなかったレースでしたし、レース間隔も短く菊花賞の状態をいかにキープするか、が鍵だったかと。
今回はJCから間隔もありましたし、ゆとりをもってじっくりと。でも、緩め過ぎもなくかなり負荷をかけて乗り込んでるのが馬体にも現れてます。
全体的に力強さも増して、肩回りの筋肉やトモの張りは抜群に見えます。
1週前追い切りでCW6Fから、かなり速い時計を出した後の撮影でもあり毛艶もピカピカですし、休み明け初戦から95点以上の仕上がりではないでしょうか。


ブラヴァス
(25日撮影、1週前追い切り25日)

前走金鯱賞の1週前と比べると、使った効果で余分なものが削ぎ落とされてだいぶスッキリと。
1週前追い切りの後でもあり、仕上がりは良さそうですが…若干寂しくも見え。

アドマイヤビルゴ
(24日撮影、1週前追い切り25日)

1週前追い切りの前の撮影ですので、若干余裕がありますが、追い切りで絞れてくるでしょうし、肩回りに筋肉がついて前走よりしっかりしてきたかと。
全体的にパワーアップして、体重が20キロくらい増えてくればもっと威圧感は出てくるんですが…。

グランアレグリア
(24日撮影、1週前追い切り24日)

スプリンターズステークスの1週前の馬体と感じは似てて、肩回りの筋肉も良く見えます。腹回りは余裕がありますが、輸送もありますしこれでいいかと。
5歳ですし、ガラッと変わった感じはないですが、成績も出ているので変わる必要もないですね。

2000mに関しては、背中の長さは短くもないのですが肩の角度は少し立ち気味で…こなせるとは思いますが、ベストではないでしょうね。

ギベオン
(24日撮影、1週前追い切り無し)

詰まったレース間隔で、追い切りもないので余裕がある馬体ですが、最終追い切りできっちり絞ってくると思います。
全体的な張りは抜群で調子は良さそうです。

ワグネリアン
(24日撮影、1週前追い切り24日)

京都記念出走時と比較すると、全体的にこじんまりと見えます。肩回りの筋肉も前走のほうがボリュームあるように見えますし、トモも力強さが…。
最終追い切りでどこまで上がるか、ですかね。

サリオス
(24日撮影、1週前追い切り25日)

少し胴も伸びたように見え、胴回りを見たら距離延長はまずまずかと。ですが、首の長さや肩回りのガッチリ感からは2000m?こなすでしょうが…。


もともと2歳の12月の時点で、完成度は高くハーツクライ産駒によく見られる古馬になっての成長(トモの緩さが力がつくことによって解消)はどうなんでしょうか。

個人的見解ですが、この馬ハーツクライ産駒ですが一目見た時からハーツクライ産駒じゃないと思っているので…。母系の色が強く出てるんじゃないかと。

リスグラシューのイメージが強くあってハーツクライ産駒は古馬になってから、とよく聞きますが…個体差ありますから、ひとまとめにしないほうが良いかと。

仕上がりはいいですよ。1週前追い切りの前にしては緩さもなく1週前追い切りと最終追い切り、そして輸送できっちり仕上がってくるかと。

クレッシェンドラヴ
(25日撮影、1週前追い切り24日)

1週前追い切りの後の撮影でも緩さがあり、張り艶も物足りず。最終追い切りと輸送で絞ってどこまで。


モズベッロ
(24日撮影、1週前追い切り24日)

前走との比較では、別馬かと思うくらい仕上がりよくて、毛艶もピカピカ。アバラもうっすら見えてますし、半腱半膜様筋もラインがくっきり。

絶好の仕上がりじゃないでしょうか。

少し右前の膝が被り気味ですが、以前からそんな感じですし気にしなくてもよいかと。右前の膝を見てキングカメハメハ産駒だったっけ?と思いましたが、ディープブリランテ産駒でしたね…。

レイパパレ
(24日撮影、1週前追い切り24日)

1週前追い切りの後の撮影でもあり、緩さもなく張りや毛艶から仕上がりは良さそう。
4歳牝馬で他馬と比べるとまだまだ華奢な部分がありますが、斜尻直飛でいかにも切れそうな造り。

肩の角度からも2000mはいいですが、トモの力強さから言えば重い芝がどうか…ですね。

ペルシアンナイト
(24日撮影、1週前追い切り25日)

7歳でもあり、シルエットはほぼ変わらず。1週前追い切りの前の撮影で、全体的に丸みを帯びていますが銭形模様も出てて体調は良さそう。

1週前追い切りと最終追い切りで腹回りが引き締まれば。


カデナ
(24日撮影、1週前追い切り24日)

こちらも7歳で、シルエットは変わらず。毛艶もよく血管の浮き出かたを見ても体調はかなり良さそう。
全体的に力強さがあるディープ産駒で、阪神の重い馬場が合う馬体の造り。

昨年不完全燃焼の4着…今年こそ。

以上が大阪杯の1週前馬体評価になります。


個人的にかなり良く見えたのは

コントレイル

穴っぽいところではカデナ、モズベッロも体調は良さそう

当日のパドックでも同じように高気配かどうか、要チェックです。

長々と見づらい文章を最後までご覧いただきありがとうございました。よろしければ是非他の回顧記事等も。


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