見出し画像

micro:bit と人感センサー

micro:bit で 焦電型赤外線センサー(人感センサー)を使用する方法をご紹介します。 

焦電型赤外線センサー

焦電型赤外線センサは、焦電セラミックスの焦電効果を赤外線検出原理としたセンサです。人体などから発する熱(赤外線)の変化を検知するので、Passive Infra-Red センサーとも呼ばれ、人感センサー(Motion Sensor)として利用することができます。

人感センサー(Motion Sensor)を使用してみよう

センサーの図
使用するセンサー

今回は、Amazon で購入した1個200円くらいのセンサーを使用しました。
商品の説明にあった主な仕様は以下の通りです。

主な仕様

動作電圧:DC 2.7-12V
静的消費電力:0.1mA未満
遅延時間:2秒,  ブロック時間:2秒
検出範囲:≤100度の円錐角度、3〜5 m;
使用温度:-20〜+60℃
PCB寸法:10mm x 8mm
合計サイズ:約 12mm x 25mm
モジュールレンズ:小型レンズ

接続方法

VIN: micro:bit の3Vに接続
DIN : micro:bit のP0へ接続
GND:micro:bit のGNDへ接続 

センサーの図、ピンの配置は上から VIN, P0, GND
センサーのピン配置
接続の様子

テストプログラム(データ取得)

まず、センサーの反応を確認するためにデータを取得して画面で確認しましょう。次のプログラムは、センサーから読み取ったアナログ値を、シリアル通信で書き出すプログラムです。

人感センサーのテストプログラム(データの取得)
テストプログラム(データの取得)

micro:bit から出力されたデータは、以下のようになります。試しに、センサーの前(5cmくらいのところ)に手を通過させると、出力される値が変化します。LOWだと11くらい、HIGHだと1000くらいの出力があるようです。

出力されたデータの例

テストプログラム

出力されるデータの範囲に考慮して 800 以上なら HIGH としてプログラムを作成します。このプログラムは、センサーから読み取った値が 800より大きければ□を、それ以外の時は×を表示するプログラムです。

人感センサーのテストプログラム
テストプログラム


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?