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micro:bit と人感センサー
micro:bit で 焦電型赤外線センサー(人感センサー)を使用する方法をご紹介します。
焦電型赤外線センサー
焦電型赤外線センサは、焦電セラミックスの焦電効果を赤外線検出原理としたセンサです。人体などから発する熱(赤外線)の変化を検知するので、Passive Infra-Red センサーとも呼ばれ、人感センサー(Motion Sensor)として利用することができます。
人感センサー(Motion Sensor)を使用してみよう
![センサーの図](https://assets.st-note.com/img/1661392942286-DC00Rg1gVs.png)
今回は、Amazon で購入した1個200円くらいのセンサーを使用しました。
商品の説明にあった主な仕様は以下の通りです。
主な仕様
動作電圧:DC 2.7-12V
静的消費電力:0.1mA未満
遅延時間:2秒, ブロック時間:2秒
検出範囲:≤100度の円錐角度、3〜5 m;
使用温度:-20〜+60℃
PCB寸法:10mm x 8mm
合計サイズ:約 12mm x 25mm
モジュールレンズ:小型レンズ
接続方法
VIN: micro:bit の3Vに接続
DIN : micro:bit のP0へ接続
GND:micro:bit のGNDへ接続
![センサーの図、ピンの配置は上から VIN, P0, GND](https://assets.st-note.com/img/1661392984279-a4iBogoQBn.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1661412287400-NOMtdDz31G.png)
テストプログラム(データ取得)
まず、センサーの反応を確認するためにデータを取得して画面で確認しましょう。次のプログラムは、センサーから読み取ったアナログ値を、シリアル通信で書き出すプログラムです。
![人感センサーのテストプログラム(データの取得)](https://assets.st-note.com/img/1661395998887-Vp7tneeekV.png)
micro:bit から出力されたデータは、以下のようになります。試しに、センサーの前(5cmくらいのところ)に手を通過させると、出力される値が変化します。LOWだと11くらい、HIGHだと1000くらいの出力があるようです。
![](https://assets.st-note.com/img/1661396382063-Bv2uvkU23V.png)
テストプログラム
出力されるデータの範囲に考慮して 800 以上なら HIGH としてプログラムを作成します。このプログラムは、センサーから読み取った値が 800より大きければ□を、それ以外の時は×を表示するプログラムです。
![人感センサーのテストプログラム](https://assets.st-note.com/img/1661395625804-Mommx3xZpC.png)
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