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昼夜逆転の時差を活かした問題解決、インドとアメリカ。

今日は一昨日に続いてインドに関する知識をいくつか得る事が出来た。
前回のnoteを書き終えた時にもっと知りたいと感じた「インドでのITの発展」に関してだ。

僕はまだ生まれていなかったのだが「2000年問題」が主な理由となっているみたい。
当時、2000年に合わせたコンピュータシステムの対応に世界中が追われていたらしい。
非常に切羽詰まった状況だ。

インドとアメリカは時差がほぼ半日分。
アメリカはインドとの昼夜逆転のその時差を利用して2000年に向けたプログラムの変更をインドの人々に沢山の依頼を送ったのだ。

アメリカが夜寝る前に送った依頼はインドには早朝に届くことになる。
そして、現地の人々が日中かけて対応したその依頼は夕方にアメリカにまた送られると、早朝にはもう届いているのだ。すごい。
この出来事がインドのIT発展にもたらした影響は大きいなんてものではないだろう。

ここまで読むといくらインドの経済発展を絡める事がでかているとはいえ、アメリカが一方的に依頼をしているように感じる。
しかしその他にもインドの人々にとってのメリットがある。

IT産業など最近に出てきた職業は、カースト制度が反映されにくい。
一方で既存の職場にはカースト制度が根付いている。
したがってインドの人たちにとってはカーストの縛りから解放されることにもなるのだ。

今後の「インド」人々の「カースト制度」との向き合い方に注目したい。

そして、現地の人々にしかわからない価値観や感覚を知ってみたいなと思った。

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