0819 学習メモ
『ビジネスモデル 2.0 図鑑』メモ3
16.今こそモノの「価値」を再定義したり、
モノの「価値」を正確にはかる、受け入れたりするべき時代?
SNSで公開されるのはいつも見映えのよいものばかり。おしゃれな服、または安い服。
その裏で、東南地域で安い賃金でたくさん働いている人たちがいるという事実。過酷な労働環境。
→その影響もあってなのか、労働環境や環境問題に
配慮した上で生産・販売をする「エシカルファッション」が徐々に増えつつある。
→これからの時代は、消費者も「裏事情」を知った上で、高いものを選ぶ人はあえてそれを選ぶ、という流れになっていくのだろうか。
「タブー」をおかして革新的なビジネスをしたら
同業他社やその他ライバルに批判はされるが、
「批判されている」ことを客観的に捉えてくれる人たちも存在するはず。
17. シェアリングエコノミーに合った事業は今見た事例だけを踏まえると2種類で、一つは「保管先」を求めるユーザーに対して、メンテナンスや「出品」や「換金」など多様な選択肢などの付加価値をつけて自社でサービスを提供する形、もう一つは「保管先」を求めるユーザーと「スペースを持つ人」をつなぐマッチングサービスを運営する形。
→「たまたま家にあった、自分が持っていた要素がお金に換わる」のがやはり直感的にも効果的に思える。
なぜなら、「苦労して手に入れたモノ」をお金に換えるのは転売チック。
ちなみに、それと転売との違いはその「モノ」を手放して相手にその「権利」を100%完全に渡してビジネスを成立させる仕組みなのか、その「モノ」を使って相手が求めている要件、条件を満たすことでビジネスを成立させる仕組み。
後者がもっと世の中にちゃんとした形で機能してくれば、「転売」よりもメリットがある(長期的な利益、相手との長期的なコミュニケーションなど)として、そっちに流れてくる可能性は全然あると思う。
18. 日本は「副業」はまだまだあくまでお小遣い稼ぎというニュアンスが強いが、米国はシェアリングサービス
(この場合は、商品の掛け持ち。サービス同士が連携をして他社、複数の商品を一つの場所で売る、という意味)
で得られるお金を主な収入源として、
「サービスの掛け持ち」をしている人が増えている。
仕事の回転率を上げてQOLを上げていくというトレンドにハマるもの。
CARGOは「手軽に」はじめられるのがミソ。
無料で商品セットを受け取って、あとはそれを車内に設置すればよいだけ。
そこにメンテナンスや維持費という概念は存在していない。
CARGOによって
タクシーユーザーの乗車体験もより豊かになる。
→やはり、「新しい選択肢を提案する」活動は
もしその時に乗客がそれを購入しなかったとしても
「日常」に彩が加わるというだけで、サービスそのものにフォロワーがついて来るのではないかと思う。
→「空き空間を店舗に変える」ことも一つのトレンド。
19. 復興支援は必ずアプローチしなければならない課題。
ただたとえ「被災者のメッセージ」を込めてそれを伝えたとて、受ける側の中には全くそれが刺さらなかったり、関与したくない/しなくていいと思う人もいるはず。
だからこそあえて
「復興支援」という名目を捨てて
裏で間接的にビジネスとして支援ができるものができればよい。
あと、「復興支援」を前面に押し出すやり方と
間接的に「支援」ができているがそのことは公表しないやり方の二刀流でも可能性がありそう。
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