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流白浪燦星/戸部和久先生 演出脚本家レクチャー

こんにちはSkyです
流白浪燦星の戸部さんのレクチャーへ行ってきました
メモを取っていたものを記録として残します

意訳しているところもありますし、正確に伝えられていないとこもをあると思います
ただのオタクのメモとして見ていただければ幸いです


<e+特別観劇会>流白浪燦星2023/12/16夜の部

レクチャー:講師:歌舞伎脚本家 戸部和久先生
受付:15時
開演:15時半~16時
テーマ:「ルパン三世を選ぶにおあたって、、、見どころ、製作秘話など」
場所:地下2階 左のお食事何処

壇上にはテーブルと椅子が二つ
司会進行は松竹の社員の方、戸部さんの後輩
初の司会で緊張していらして、戸部さんからイジられて可愛らしかった

司会の方の案内で扉が開き戸部さん登場
ダブルのスーツがとてもお似合い
靴はすぐに脱いだり履いたり出来るようにビジネス用スリッポンのようなシューズ(すごい!)

そして突然始まる司会者さんから戸部さんへの質問
場馴れしている戸部さん苦笑いしながら語り始める

なぜ「ルパン三世」を選んだか

「模索している中、みんなが知っている作品にしようと思った
私自身が小さいころから大好きで見ていたルパンをやってみたいと思ったとこと、世界観が歌舞伎にあった

歌舞伎と「ルパン三世」の共通するところ

「まずは五右衛門がいる
 白波五人男はゴレンジャーが元になっている
歌舞伎が色々なアニメにも影響を与えてきた
今度はアニメが歌舞伎に戻ってきても違和感はない」

「原作者の許可がえられるよう沢山話した
新しいルパンを作りたくて製作者と共に作ってきた」

他の歌舞伎と苦労

「どこまで原作と離せるか
コスプレショーではなく敢えて歌舞伎にする
まるっきりそっくりならアニメを見ればいい」
「衣装デザインから試行錯誤した
愛之助さんが試着して似合うと思った時にイケると思った」
<司会者  衣装合わせに時間がかかったですね(ギリギリ間に合わない!)>
「間に合ったよ!笑
(こだわりと時間と技術について)職人さんとの信頼関係
職人さんは仕事が好きなので手を動かしてくれる
頑張ってやってみようと思ってくれるものを提案していく」

流白浪燦星のみどころ

「タイトル(冒頭)とラストシーン
かなりお金がかかっているので満員にならないと怒られてしまうので困る笑
あとは楽しく観てほしい」

流白浪燦星のシリーズ化は検討しているか/質疑応答

「毎年年末の恒例のしたい
将来的には歌舞伎座で上演したい」

キャスティング/質疑応答

(公演の)時期に合わせて出来そうな方を
次元だけは苦労した

原作者のチェックは厳しかったか/質疑応答

「今回はクリアでした ストレスなく出来た」(正直な戸部さんwww)
「2幕冒頭のキャラも問題なく出来て良かった」(マモちゃん!)
「ルパンが歌舞伎になったらどうなるんだろう?と
(アニメに)寄せないで作ったことで結果良かった」

五右衛門と石川五ェ門の表記について/質疑応答

パンフレットは五右衛門
HP等は石川五ェ門
「パンフレットの作成は携わっていないのですが・・・
登場する時は五右衛門なんですが、物語が進むことで石川五ェ門になります
台本にもそんな感じになっています」

初めて見る人に見どころを/質疑応答

「それは僕が観終わった人に聞きたい笑
今回『笑ってコラえて!』のおかげで、ああそういうところに興味があるんだと気が付いた」
「自分は観る前に情報を言われなくないです」

原作が海外のものについて/質疑応答

「松也さんがマーベルを熱望していて話にあがります
誰がどの役をやるのかで悩みますが、その前に権利問題が・・・
(個人的にはアイアンかホークアイでお願いします‼️)
『スター・ウォーズ歌舞伎』が大変だった
権利をクリアにして取ってくれるならやりたいですね笑」

終わりに

「歌舞伎を観たことがない人に観てもらいたいと作ってきた
古典を観るきっかけになって欲しい
目標は沢山のお客さまに歌舞伎座にきてもらうこと
歌舞伎が面白い、行ってみよう、そこに勝ることはない
メゾンカカオもよろしく笑」




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