一人カウンセリングに使う物

高校生の時に、本屋さんでタロットカードを買いました。
他人を占うつもりは最初からありませんでした。

これからどんなことが起こりうるか。
そして、良い結末を得る為にはどう行動したら良いのか。
大雑把な未来予想図のようなものが欲しかったのです。

一人でカードを並べ、自分なりに解釈した未来を考えていると、今まで思いもよらなかった自分の本音とも向き合えたことも多々ありました。

今にして思えば、これは一人で行うカウンセリングのようなものでした。
悪いカードが出ると、不安で嫌な感情を抱きます。
それにどう対処していくか、非常に勉強になった面もあります。

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さて、久々に自分の未来を占うことにします。
約６ヶ月先の見通しを、ナインカードスプレッドという手法で見てみます。

･･･こんなん出ましたけど。

まず、左側の十字に並んでいるカードから見ていきます。

真ん中のカードは”現在”を示しています。
「世界」の逆位置です。
満足のいく結果が得られなかったり、成功はするが犠牲も大きいことを意味します。

その上のカードは”目的”です。
「戦車」の逆位置です。
夫に任せきりにして、自分では動く気が無いこと。
意気地が無いのに、大きな理想ばかりを追っているようです。

下のカードは”近い未来”です。
「星」の正位置です。
自然に任せれば良い方向に導かれる、と出ています。
夜に縁のあるカードなので、夜間の活動が上手くいくという意味もあります。

左のカードは”小さな障害”を示します。
「節制」の逆位置です。
忍耐が足りず、共同ですることが失敗したり、負担になったりします。
自分の気持ちが分かってもらえないと感じ、孤独に苛まれるようです。

右のカードは”大きな障害”です。
出た！「死神」の正位置です。
救いようのないカードです。
精神的に深刻な打撃を受け、事業を止める一歩手前まで状況が悪化しそうです。再出発した方がいい、という意味とも取れます。

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さて、障害を乗り越えた先に、どんな結果が待つのか。
右側の4枚のカードを見ていきます。

一番下のカードは”自分の利点”です。
「隠者」の正位置です。
華やかな生活を好まず、安全を求めてなるべく冒険はしないようです。
知らず知らずのうちに、人に行く道を教えることもある、と出ています。

下から2番目のカードは”私がとる行動”を予測しています。
「マザー（女帝）」の正位置です。
心に深い愛を秘めて、周りと接しようとします。
農業にも縁のあるカードで、自然に触れることによって、心の平和を得ることができそうです。

上から2番目のカードは”その後の変化”です。
「月」の逆位置です。
女性特有の不調が現れ、精神的に余裕を失い、状況が悪くなるようです。
人に騙され、論理的でない考えや行動をとったりします。

一番上のカードは”最終的な見通し”を表しています。
「恋人」の正位置です。
障害を乗り越え、夫との絆が強まる、と出ています。
また、このカードは友情の意味もあり、良い友人に恵まれ、つきあいが増えて、心から幸せを感じることができるようです。
熱中できることを見つける暗示もあります。

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全体的に見て、大きな障害の「死神」のカードが重そうです。
あくまで障害であって、結果ではないのが救いです。
その前に、小さな障害のところで、孤立すると出ているので、精神的打撃を少しでも小さくしておくことが重要と思われます。

具体的には、どんな些細な悩みごとでも、夫に相談する。
自分だけでは手に追えないと思ったら、他人の手を借りる。
一人で背負い込まないようにすることです。
そうしておけば、最悪の結果は回避できるでしょう。

波はあるものの、６ヶ月先には沢山の素敵な仲間と共に、成長した自分を見られると思うと、今から楽しみです。