鹽竈神社(しおがまじんじゃ)
宮城県塩竈市一森山1-1
志波彦神社(しわひこじんじゃ)との二社が同一境内に鎮座している、珍しい神社さんです。
【御祭神】
主祭神・別宮
塩土老翁神(しほつちのをぢのかみ)
左宮
武甕槌神(たけみかづちのかみ)
右宮
経津主神(ふつぬしのかみ)
陸奥国一宮
全国にある鹽竈(鹽竈・塩竈・塩竃・塩釜)神社の総本社。
【御神紋】
塩竈桜
【御由緒】
創建年代不詳。
武甕槌神と経津主神が東北を平定した際に、両神を先導した塩土老翁神がこの地に留まり、人々に製塩の技術を教えたことに始まるという伝承があります。
弘仁11年(820)には既に当神社の存在が記されています。
👤塩土老翁神
『古事記』では 塩椎神(しおつちのかみ)、『日本書紀』では 塩土老翁・塩筒老翁、『先代旧事本紀』では 塩土老翁と表記しています。
別名を 事勝國勝長狹(ことかつくにかつながさ)と申し上げます。
謎の多い神様ですが、海や塩の神格化と考えられます。
神武天皇や山幸彦を導いた事から、航海安全・交通安全を御神徳としています。また、安産祈願の神様でもあります。
【境内末社】
・神明社
・八幡社
・住吉社
・稲荷社
主祭神が祀られている別宮は、航海安全を背負う為、仙台湾を背に北西に向いています。
左右宮は仙台城に相対するように、南南西を向けて置かれています。
東北旅行でまず伺いたかった神社さんです。
期待を遥かに越える、豪奢なお社に圧倒されました。
おかげさまで、その後の旅も無事に過ごすことができました。
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