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№290(034)Business Formation Change ~ 戦争の質が変わっているんだから訓練のやり方も変えるんだってばよ ~

本日(4/6)、今日も冷えている、花冷えと言うには冷えている幕張。

歳を食ったなぁと思うのは、冷えてくると途端に腰が張ってくる。ぎっくり腰の予兆を感じる感じ。

こうなったら、カイロをインナーに貼り付けて、腰を温める。てきめん腰の張りというか緊張感が無くなるという。

冷やすって身体に良くないのねぇって言うのが良くわかる次第。

さて昨日は、

兵隊を組織する上で大事なのは「平均的な訓練で操作できる武器」「命令を理解して行動に移せる人間」

をどうやってトレーニングするのか。

教育の根底がこんな所にシフトしてきた。

元々は、教育制度というのはエリートを育てるためにあったはずなんだが、大量の兵隊を動かすために「普通の人間」を「戦場で使える兵隊」に仕立て上げる時代になったというのが19世紀から20世紀初頭かな。

こんなんで終わった。

大量な平均的な兵隊を育てないと、大量に供給される武器を活用できない。どんなときでも素人みたいな奴でも、それなりに使えるようにする訓練が教育に入ってきた。

これが今でも学びの形として企業研修に残っている気がして仕方がない。

まぁ、企業の形が「三角形の組織 = 軍隊と同じ」である以上は、その構成員、とくに下っ端の一般社員(兵隊)はとりあえず「使える状況」にしないと資源の無駄が起きる。

イコール生産に支障をきたすってね。

なので、一般社員への社員教育ってその組織の底上げなのでとても大事なのよね。なので、社員教育をどんな形にしろ時間を取ってやっている会社は正しい。

これは、こういう商売をやっているから言っているのではなく、人を育ているという意味でのソモソモ論ね。

だって、どんな会社でも「初めても体験」ってあるし、それが「新商品」なのか「新担務」なのか「新手法」とかはともかくとして、新しいコトは常にある。

その時に、いきなりOJTはありえない。日本の企業にはありがちなんだけどね・・・

何らかの体系的に設計された学習と訓練が必要。

じゃなきゃ、新しい鉄砲を渡して、戦地にいきなり落下傘で降下させるようなもんだって。ヘタすりゃ鉄砲を撃つ前に、落下傘の着地に失敗して骨折して終わりなんて言うのもあるわ。

なので、戦場(現場)に行く前に学習と訓練は必須。

その中で、学習と訓練にも新しい状況が昨今求められている。

マーケットが多様化している中での、大量投入される旧来の戦いではなく、その場その場で臨機応変に判断が求められる「ゲリラ戦」。

そして、そのゲリラ戦は事前になかなかシミュレーションができない。そうなると教育も体系立った、系統だった机上のフォーマルな学びはあまり意味がなくなり、より価値の高いのは現場の経験状況から生まれる「インフォーマル」な学びを兵隊に植え付けるか。

まだ続く。

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