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№198 【日経新聞】脱炭素の主役、世界競う 日米欧中動く8500兆円をコンサルティングセールス視点で読む②

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2021年1月1日の日経新聞トップ記事は、

第4の革命 カーボンゼロ(1)“ 脱炭素の主役、世界競う 日米欧中動く8500兆円 ”

だった。

今年のキーシリーズとして連載が続いているね。
「第4の革命 カーボンゼロ」として

昨日は、

新型コロナ禍と二酸化炭素排出。

どちらも、新しい技術が解決する話であるのは一緒。

どちらも、人類初の体験であるのも一緒。

なぜ、2021年は毎日感染者数がニュースを目の当たりにし、ほぼ全員が日常の生活を奪われた新型コロナではないのか。

そんなのを明日も書いてみる。

で、終わった。

もう少し表現を変えて考えてみようか。

「疫病」と「エネルギー」という太古の昔から、人類存亡の課題として存在する話だ。

さて、この日経の記事を取り上げている目的は「なぜ、元旦のトップ記事がエネルギー問題なのか?

なぜ、いま全人類を苦しめている新型コロナ禍ではないのか?を考えてみる」

コンサルティングセールスを営むものとして、「なぜ」を通じて取引先の経営層の視点論点焦点を聞き出せるようになる。

そこから、本質的な経営課題を掘り出せるようになって欲しい。

そんなのがスカンクワークス合同会社の使命。

論点を変えてみようかな。

人類が太古の昔から「争う(戦争)」題材って3つあるんだけど知ってる?内戦や内紛は別ね。

① 民族
② 宗教

そして
③ 資源

なんだよね。

まぁ、わかるよね。究極の生きる上での「DNAレベル」と、「最上位価値レベル」と、「生存レベル」って感じだろうね。

絞り込めば、この3つに人間の根源欲求がつながるんだろうね。

で、新型コロナ禍はどれに当たる? カーボンニュートラルはどれに該当する?

新型コロナ禍は、どれにも該当しない。

カーボンニュートラルは、資源のど真ん中だよね。

という意味で、カーボンニュートラルは、技術革新とか経済成長という視点だけではなく、人類最大理念でもある「世界平和」につながる話として、未来を照らす話題として正月にふさわしいと考えたというのもあるんじゃないかしらね。

マスコミの大事な役割に「権力の監視」がある。

権力を監視する目的はなんなのか? 独善が進み、独断から独裁につながることがないように見張る。そして究極的には「国民の平和」を脅かすような政治につながらないようにするのがマスコミの大事な仕事だよね。

日本のマスコミはちと怪しいという気もするが、その話はここでは書かない。

第4の革命としのカーボンニュートラルは、技術革新(Innovation)の一丁目一番地だというのはわかるかな。情報革命以上のインパクトあると思うよ、鷲は。

エネルギーとGDPの相関を表す図がこれ。

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グラフの出典はここ

エネルギー消費量とGDP(国民総生産)は比例関係にあるのよ。

経済成長をしたければエネルギーを使うしかない。第4の革命と言われる「情報革命」だって、データセンターとかの電力消費はべらぼうな数字を叩き出している(はず)。

すべての成長はエネルギーが支えている。

しかし、石化燃料を炊いているうちは、人間の生存環境であるはずである地球を「温暖化」して、自分たちの首を締めているわけだ。

人類が「経済成長」の矛盾の領域に入ってきたと言えるわね。

おっと、長いから明日もね。

スカンクワークス合同会社
株式会社エクソン
代表 荒巻順

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