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№286(030)Business Formation Change ~ 大事なことは自分のスタイルを仮でも否定できるかどうか ~

本日(4/2)、久しぶりにいつものカフェで仕事を朝からしている次第。

新人のひとりは、朝から出社しているので、顔だして挨拶して声かけて、午前中はカフェで仕事しているからと伝言。

どんな風に思っているんだろうなぁ。

前職は、大きな規律のしっかりした組織にいた人なので、いきなり上司が「カフェで仕事してるから」って挨拶したらいきなりいなくなるというね。

まぁ、そんな会社もあるってコトで慣れて貰うしかないわね。

もう一名のセガレは朝から満員電車にゆられて大手町まで研修受講。今の時期にあちこちで行われている「新卒新入社員研修」。

社会人になって、初めて「教えて貰う」ってのがどんな結果になるのか楽しみ。

昨日は既存事業とのバランスしながらやらないとあかんよねって話しを書いたと思う。

経営課題としての「新規顧客の開拓(顧客ポートフォリオの変更)」をするにも、既存顧客との関係性を更にブラッシュアップしながらじゃなきゃダメだろうって話しね。

既存顧客を減らして新規顧客を増やすのは意味が無いと思うんだよね。

会社を大きくしようと言うのは経営方針として無いんだけど、経営の質を上げるって言うのは、既存顧客へのサービスの質を磨きつつ、新しいお客様にアプローチするってね。

ただ、ここで一点課題が浮かんでくる。

既存顧客を大事するが故に、既存顧客からの収益が柱になっている故に、既存顧客を満足させるための「方法論」から離れられない結果になってはいけない。

まだ見ぬ新しいお客様が、既存顧客と同じことを望むとは限らない。

仮に、既存のお客様が「高い費用払ってでも徹底的に自分たちの実態に合わせて欲しい」という状況。

理想的な要求だよね。金は払わないけど言うことを聞けって話しじゃじゃないという意味で。

ただ、他のお客様がこんな風に「費用は出す」って前提条件を切れるかどうかなんて判らないし、多くの一般的なお客様は「できるだけ費用は安く」だと思う、普通はね。

そのかわり「標準品で工夫しますので、それを納めて下さい」。

こんなお客様もいるよね、間違いなく、つかたぶん多くはコッチだと思う。

うちのメインのお客様は前者なんだよね、最近は費用の要求も厳しくなっているけど、まだまだ他から較べれば。

で、うちの会社はこのお客様と20年以上もつき合っているので、表面も内側も「その要求に合わせて作られているし、感覚的にもそれが普通と思っている」節がある。

たぶん、一般的には「過剰品質」の部類だと思う。もちろん間違いではない。そう言う商売で長年生き残ってきているので、正解の1つであるのは間違いない。

でも、その正解で他のお客様の要望に応えることができるか。

例えば、あくまで例えばね。とにかく安く旅行がしたい人に「最高のオモテナシのリッツカールトン」必要ですか? 屋台でちょこちょこつまみ食いがしたい人に「最高の材料と落ち着いた空間の吉兆」に誘いますか?って話し。

自分のスタイルをいったん否定できるかどうか。こんな気がしている。

会社を分けているのは、このへんに帰結しているのかもしれない。

って、続く。

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