№291(035)Business Formation Change ~ 武器は簡単に増産できるが、兵隊は育てるのに時間かかるのさ ~
本日(4/7)、久しぶりに穏やかな春らしい快晴の幕張。
今日も朝からオンラインミーティング三昧。1件は、Salesforceの担当者とうちの四代目の顔合わせ。
これからDXエンジニアとして、営業DXのノウハウを積んでもらおうかと思っています。アカウントも持たせて、自分で試行錯誤しながら、自社の顧客管理をするインフラ整備。
そして、そこから波及させたコンサルネタとセミナーネタ。
あわよくば、構築技術をしっかりと身につけさせて、CRM構築サービスまでできれば言うことなし。
って感じで、セガレの役割もどんどんとこなして貰います。
さて昨日は、
学習と訓練にも新しい状況が昨今求められている。
マーケットが多様化している中での、大量投入される旧来の戦いではなく、その場その場で臨機応変に判断が求められる「ゲリラ戦」。
そして、そのゲリラ戦は事前になかなかシミュレーションができない。そうなると教育も体系立った、系統だった机上のフォーマルな学びはあまり意味がなくなり、より価値の高いのは現場の経験状況から生まれる「インフォーマル」な学びを兵隊に植え付けるか。
って話しで終わった。
ビジネスにおける学習というのは、「基礎を学ぶための基礎」「基礎としてのテーマの全体概念」「基礎としての知識要素(フローやテクニック、そしてチェックリスト)」「基礎としての応用(ケーススタディ)」「基礎を実践するための応用(プラクティス)」をまずかな。
これがエクソンの考えるフォーマルラーニングのステップ1。
ここは、誰が教えても、いつ学んでも、一定基準の対象者は理解できるようになっている設計が大事。
まぁ、言うなれば新兵さんのブートキャンプってやつね。
戦場に入る前に隊長からの指示を理解できるか。
戦場に入ったら自分のやるべきことを命令に従って自律的に判断できるか。
地図を持って部隊の一員として目標と経路を確認しながら前進できるか。
敵を見つけたら正しく鉄砲を撃てる。常に通信手段を確保して、必要なタイミングで隊長や補給部隊に報告ができるか。
テントの中だけでなく、進軍中の休憩とかで鉄砲を自分で分解整備できるか。
任務に即した戦果を上げて、事故無く帰隊することができるか。
こんなのを最新のLMS(Learning Management System)を使って提供して、ブートキャンプはいつでも開催されている状況にしなくてはいけない。
新兵はとにかく補充されたら教育訓練。それを均一な品質で提供するのか重要で、フォーマルラーニングの第一歩として位置づけなくてはならない。
なぜ、軍隊の教育を引き合いにしているのか。
理由は簡単。
兵隊は武器と違って、数に限りあるリソース。使えるようになるまで時間のかかるリソース。そして、戦いに勝って、無事に生きて帰ってこさせるのが究極の目標。
正しく、営業組織そのものだと思わない?
まだ続く。
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