№215 【日経新聞】”青山商事、400店で売り場最大半減 在宅でスーツ離れ”をコンサルティングセールス視点で読んでみる
2021年1月20日日経新聞
青山商事、400店で売り場最大半減 在宅でスーツ離れ
こんな記事が上がってきた。
・新型コロナ感染拡大を受けたテレワーク普及でスーツ離れが進んでいる。
・AOKIホールディングスやはるやまHDも新たなビジネスを開拓
・青山商事は40店舗を閉めた後、存続する紳士服業態の約700店舗のうち400店で、売り場面積を24年3月末までに3~5割縮小
・スーツ業界全体で業態転換が加速している。
・コロナ下で堅調なのがユニクロやワークマンなどカジュアル衣料だ。ユニクロは05年の政府によるクールビズ政策以降、ビジネス現場でも着用できるシャツやジャケットなどにも本格注力
・テレワークが浸透している海外でもスーツ離れは加速しており、米ブルックス・ブラザーズが20年7月、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請し経営破綻した。
・働き方や価値観の変化も世界規模でのスーツ離れにつながっている
スーツ苦手、ネクタイ苦手、人生はTシャツ短パンクロックスが理想と考えている鷲からすれば、スーツ市場が縮まってもどーでもいいこっちゃなんですが、グラフの形を見ると壊滅的だよね。
時代の流れと、新型コロナの影響がトドメを刺したって話。
このところ約20年間の呉服市場の推移(出典 visualizing.info)
こちらが呉服市場の推移。
同じような推移だねぇ。呉服というのか和服というのかわからんが、鷲が最後に着たのは35年前の結婚式じゃないかな。
少子高齢化なんて影響も当然あるわね、衣服には。
さて、これをコンサルティングセールス視点でどう捉えるかです。
「これは、時代の流れです」じゃぁ誰でも言える超絶な一般論で、誠につまらないつまらない。
たまにいるんだよねぇ、コンサル面して誰でも言えるような「バズワードでまとめる」奴が。
物事を抽象化する能力がコンサルティングセールスでは、とても大事だと思う。何らかの仮説を立てる。その仮説に周りを巻き込んでいく。そして一緒に検証していく。
その「一緒」というのがコンサルティンセールスで言うところの「お客様」だと思うんだね、鷲は。
お客様を巻き込む時に「こっちの方向性です」って「腑に落とす」一言を定義、提示できる能力が必須なんだよねぇ。
鷲は、今回の現象をこう捉えている「ビジネスのインフォーマル化」。
本来、ビジネスというのはフォーマルな世界だったはず。なので、ビジネスマナーとか有ったじゃない(今でももちろんあるけどさ)。だからスーツも着なきゃあかんかったわけだよね。
そういう意味では「商流」、マーケティング用語で言う「Channel」なんつうのも、以前とすっかり変わってきたよね。
おっと長いので明日も続く
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