№232 営業畑出身経営者として思う営業像 ~ 出禁になった人々シリーズ(最終回) ~
本日(2/8)は、事務所で仕事スタート。
今日は寒いですなぁ・・・とはいえ、あと2週間もすれば小春日和にもなるんでしょう。沖縄の名護では桜が満開みたいですぜ。
Facebookなんかで全国の友人とつながっていると、各地の様子がよくわかるけど日本は広いよねぇ。
たぶん、みんなが想像する以上に広い国だよ。日本も全国を回ってみると本当に色々な顔が見られてびっくりする。
COVID-19が落ち着いたら、旅行しよう旅行しよう。
さて、本題。
翌々日に約束をして、Bさんが訪問してきた。もうよこさなくて良いと言ったAさんも同行してきた。
Aさんは、しょげている。まぁ、そらそうだろうなぁ。ド新人に厳しかったかなぁとは思うが、Cさんのいい加減具合も含め、ちと舐められ具合に怒りモードだったので、無視させてもらった。
で、Bさんが口火を切ったんだが、ここで鷲が大爆発。
で、終わった。
「Aが大変失礼いたしました。改めて、私Cが御社を担当させていただきますのでよろしくお願いします。(まぁ、この辺で謝罪的なのは終わっている)」
「判りました・・・」
「で、早速なんですが〇〇という商品をご要望と伺っていますがお間違いないですか?」
「そうです・・・」
「〇〇は、どなたがお使いになるんですか?」
「私だけど・・・」
「〇〇の特徴をご説明させていただいてよろしいでしょうか?」
ここで噴火寸前(顔色や表情で判っただろうなぁ)
「ちょっとまって? Cさんからどういう報告を受けているの?」
「・・・Aのあとを引き継いで、御社をしっかり担当するようにと・・・」
「他には?何か状況とか経緯とか聞いていないの?」
「〇〇と言う商品をご要望と伺っています・・・」
まぁ、記憶なので正確ではないかと思うがこんな感じで来たので、もうこの段階で怒りを越えて諦めムードで、
「Bさん、申し訳ないけど、お帰りください。あなたやAさんが悪いわけではないのが良くわかった。経緯を聞いていないあなたもベテランとしてどうかと思うが、それ以上にCさんに根本があるのがわかった」
もう、こうなったら何を言っても無駄だと思ったんだか、謝罪の言葉だけで帰っていかれたお二人。
そのまま速攻で拠点のCさんに電話して、
「ここまで舐められたとしたら、申し訳ないが取引はやめたいので、別の代理店さんに切り替えたいと思います。支店の責任者の方には私から連絡しますか?」
まぁ、当人はなかなか私がここまで言い切る理由がよくわからなかったような印象なので最後に伝えたのは、
「あなたがリーダーとして、会社から何を役割としているのかどうかは判らない。今回は、取引の背景や、引き合いの経緯、商談の状況がまったく共有されていない。ましてクレーム的な状況でBさんが何も聞かずにうちに来ているっていうのは、私を舐めきっているとしか思えないので、もうつき合うことはない。」
悪い状況が起きているにもかかわらず、先手をも打たず、まして最低限の情報も共有できない相手では、今後どんな態度で関わられるのか想像もつかない。
お客と接している部分をいくら取り繕っても、その前段での情報共有ができていなかったら現場は間違いなくボロが出る。
今回は最悪の出入り禁止となったが、そこまでにならずとも「失注」「停滞」「仕切り直し」などが頻発して非効率の極みになっている。
槍先の勝利を求めるなら、兵站の充実を計らなくてはならないって話しだろうなぁ。現場に補給をしないで、現場のスキルになんでも丸投げは「任せる」ではなく「放置」だろうね。
営業現場そうなりやすいんだよねぇ。特に法人営業は外に出ると「一匹狼扱い」をまだしている会社多い。
「自立した営業」が「自律行動」できる様に、どれだけリーダー(マネジメント)が事前に「情報と武器」を基地の中で「補給と補修」できるか。
こんなことも考えもせずにいると、どこかに地雷はある訳ね。
現場上がりのCさんは、プレイングマネージャーとして自分のお客様対応で忙しいのも理解はできるんだが・・・最低限をやっておけばこのようなことにはならない。
たぶん、チームとして普段のコミュニケーションからできていないんでしょう。
なので、火が噴き出した瞬間の初動が遅れている典型かな。
ということで、出禁シリーズは終わり。
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