【分かりやすく】自動車が動く仕組みを解説
3級整備士の闇です!
第132回の今回は自動車が動く仕組みについて書いていきたいと思います。
〈エンジンの仕組み〉
ここでは広く使われている4サイクルエンジンについて説明します
1.吸入
ピストンの下降により、
開いている吸気弁から燃料と空気をシリンダ内に吸い込みます
2.圧縮
吸気弁を閉じて
シリンダ内の燃料と空気は、ピストンの上昇で圧縮されます
3.燃焼・膨張
火花が点火され燃料と空気が爆発します
この力がピストンを押し下げ車の動力となります
4.排気
排気弁が開き、燃焼後の排気ガスを
シリンダの外に押し出します
〈ハンドルの仕組み〉
運転手がハンドルを切ると
タイヤは角度を変えて車は旋回します
ハンドルの仕組みは以下の通り
ここでは主流のラック&ピニオン式を紹介します
『ハンドルを回す』
ハンドルを回すとピニオンギアが回転する『ラックギアを嚙合わせる』
ピニオンギアを回転させることによりラックギアを嚙み合わあせる『タイロッドを動かす』
ラックギアを嚙合わせる事により両端のタイロッドが動く『タイヤが動く』
タイロッドが動く事により
タイヤの角度が変わり旋回する事が出来る
これが基本的なハンドルの仕組みです
〈ブレーキの仕組み〉
ブレーキは大きく分けて
ディスクブレーキとドラムブレーキの
2種類に分けられます
ここでは主流になってる「ディスクブレーキ」の説明をします
1.ディスクブレーキの構造
タイヤを外すと↑のような構造になっています
さらに分解すると↑のような構造
ブレーキの仕組みとしては車輪とともに回転するディスクローターにブレーキパッドを両側から押しつけています
そうする事で
回転を止め、クルマを減速・停止させます
2.ディスクブレーキの作動
ブレーキペダルを踏むと
マスターシリンダーという装置で
踏力に応じて油圧がブレーキオイルによって発生する
油圧は車輪に装着された
ブレーキ内のピストンを押す力となります
ピストンは、ブレーキパッドを、
車輪とともに回転するディスクローターに押しつけます
ディスクローターを押しつける事により車輪の回転が弱まりクルマが減速したり停止します
〈まとめ〉
『エンジン』『ハンドル』『ブレーキ』について簡単に説明しました
エンジン→吸入→圧縮→燃焼・膨張→排気の4つの工程を何度も繰り返している
ハンドル→ハンドルを回す事でタイロッドを動かしタイヤの角度を変えてる
ブレーキ→油圧でピストンを押して車輪とともに回転するディスクローターにブレーキパッドを押し付ける
今回は自動車が動く仕組みについて話させていただきました。
ぜひまた見に来てください!
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