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車のスマートキーを紛失!無くした場合の対処法や予防策を徹底解説!

3級整備士の闇です!
第118回の今回は車のスマートキーの無くした時の対処法について書いていきたいと思います。

〈紛失すると大変!車のスマートキー〉


車のスマートキーというのは、通常の物理的なカギとは違ってさまざまな機能が搭載されています。そのため、紛失してしまうとできなくなってしまうことも多く、注意しなければなりません。

そこで、スマートキーの知っておきたい基礎知識として、特徴や機能について詳しく解説します。

・スマートキーにできること

高機能なカギとして多くの車に導入されているスマートキーは、車の付近にあるだけで以下のようなことができます。

・ドアノブに触れる(または近づく)だけでカギを開け閉めできる

・スタートボタンでエンジンを始動(停止)できる

スマートキーは微弱な電波で車と通信を行っているため、このようなユーザーフレンドリーな体験が可能になっています。お買い物で両手がふさがっている時も簡単にカギを開けることができるので、利便性が高い特徴があります。

・自動車メーカーで機能も異なる

非常に便利なスマートキーですが、実は自動車メーカーによって若干機能が異なっています。たとえば、トヨタ自動車の場合は『節電機能』が搭載されているため、電池切れやバッテリー上がりを防止できます。

また、日産自動車の『キー閉じ込め防止機能』は、キーの車内残留状況を検知して警告音と自動開錠を行ってくれます。このように、スマートキーは各社でさまざまな機能が搭載されています。

・キーレスキーよりも便利で高機能

遠隔操作で車のカギを開錠・施錠できるものとして『キーレスキー』が存在します。しかし、キーレスキーではリモコンのONとOFFで遠隔操作するため、カギを手に持たなければいけません。

一方で、スマートキーはポケットの中に入れていてもカギの開錠・施錠を行えます。車に近づくだけでカギを開けることができるので、リモコン操作のキーレスキーよりも高機能なカギといえます。

〈スマートキーを紛失した場合の探し方〉


非常に高機能なスマートキーですが、見当たらなくなると焦ってしまうこともあるでしょう。しかし、気持ちが焦ると注意力も散漫になる傾向があることから、紛失した場合は冷静になることが大切です。

そこで、スマートキーを紛失した場合に探し出す方法を4つほどご紹介します。周囲にスマートキーがある可能性を確認し、その後の捜索に役立てましょう。

・エンジンが始動するか確認してみる

車内でスマートキーを紛失した場合、最初に確認すべきポイントは『エンジンが始動できるか』ということ。スマートキーというのは、微弱な電波を送受信しているので、エンジンが始動するということは近くにあるということを意味しています。

そのため、エンジンがかかるかどうかでスマートキーの存在を確認すると、憶測が立てられるためおすすめです。なお、エンジンが始動しない場合については、電池切れもしくは近くにない可能性が高くなります。

・よく見つかる場所をチェックする

スマートキーを紛失したことに気付いた直後というのは、基本的に多くの人が冷静さを失いがちです。そのため、一度落ち着いた上で、以下のようなよく見つかる場所をチェックしてみましょう。

・座席の下

・ドアポケットの中

・手荷物の中身

・服やズボンの内ポケット

・小物入れの中身

・買い物袋の中身

特に車内で紛失しているような場合は、隙間に落ちていることが多いため、細かく丁寧に確認してみてください。

・同乗者の持ち物もチェックする

スマートキーの場合、メカニカルキーのようにカギを差し込んでエンジンを掛ける必要もないため、運転者以外の方がカギを携帯していることもあります。たとえば、同乗者のバッグに入れているようなケースが該当します。

しかし、同乗者が持っていることを忘れてそのまま降りてしまうと、紛失したことに気づけないということは多々あります。そのため、仮に同乗者がいた場合は、手荷物のチェックをしてもらいましょう。

・置き忘れが無かったか確認する

ショッピングや出先でカバンの中身を取り出すようなシーンでは、まれに置き忘れてしまうケースがあります。スマートキーはコンパクトで持ち運びにも便利な一方で、このような置き忘れトラブルは非常に多いので注意が必要です。

手荷物のなかにもカギが見つからない場合、どこかに置き忘れている可能性があります。そのため、まずは立ち寄った場所をチェックしてみましょう。

〈それでも見つからない!スマートキーを紛失した場合の対処方法〉


「どこを探してもスマートキーが見つからない」といった場合、どのような対処をすればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。スマートキーを無くした場合については、主に5つの対処をすることが可能です。

そこでここからは、スマートキーを紛失した場合の対応として、具体的な対処方法について解説します。

・スペアキーを活用する

スマートキーを紛失した場合、スペアキーを活用するのが一番手軽にできる対処方法です。スペアキーさえあればドアの開錠施錠はもちろんのこと、エンジン始動も問題なく行えます。

ただし、「出先で鍵を紛失し、スペアキーは自宅にある」といった場合のように、駐車している場所からスペアキーの保管している場所が遠いときはスペアキーを取りに行く必要はあります。自身が移動できない場合は、家族や友人などの助けを借りて持ってきてもらうのもいいでしょう。

・解錠ならロードサービスを活用する

スマートキーを車内に閉じ込めている場合や、貴重品が車内に残っているようなケースはロードサービスを活用してみるのがおすすめです。キー閉じ込みが原因によるドア開放作業は、会員登録をしていると無料で対応してくれる業者もあります。

ただし、ロードサービスはあくまでドアの開放作業となり、キー閉じ込め解消が主な目的のため、エンジン始動ができない点を事前に考慮しておくと良いでしょう。

・車を購入したディーラーに依頼する

スマートキーは高機能な反面、通常の鍵屋さんでは対応が難しいケースがあります。そのような場合、車を購入したディーラーに依頼することで、新しくスマートキーを作成できます。

ただし、ディーラーでカギを作成する場合は、早くても1週間程度必要になるケースが大半です。また、一般的なカギと違って、作成費用も高額になりがちな傾向にあることは理解しておきましょう。

・カギ専門業者を活用する

鍵を紛失した際は悪用を避けるために、ディーラーに鍵ごと交換依頼をすることもあります。しかし、費用面や日数もかかってしまうため、早急に対応したい場合はデメリットに感じられることもあるでしょう。

このように急ぎでいらししたい場合は、即日対応が可能なカギ専門業者に依頼してみるのもいいでしょう。

ただし、カギ専門業者でもすべての車種に対応しているとは限りません。そのため、依頼する際には、車種名やグレードなどを伝えて対応できるかどうかの確認をしてみてください。

・警察や交番に遺失届を出しておく

紛失したスマートキーを探しても出てこない場合は、警察や交番に遺失届を提出しておきましょう。遺失届を提出することで、落とし物として警察に届けてくれる方がいると、後々発見することができます。

なお、遺失届は最寄りの警察署以外にも、東京なら100万円未満のものであれば『警視庁行政手続オンライン』上からも申請できます。そのため、時間がない方はインターネットを利用するのもおすすめです。

〈スマートキーをなくさない!おすすめの紛失防止対策〉


スマートキーは紛失した場合、すぐに解決するのが難しいケースもあるでしょう。そのため、日ごろからできるだけ無くさないように心掛け、もしもに備えて紛失防止対策をしておくことがおすすめです。

そこで、スマートキーをなくした場合に備えられる『紛失防止対策』について解説します。

・忘れ物防止タグを付ける

スマートキーを紛失しないために効果的なのが、スマートタグと呼ばれている『忘れ物防止タグ』です。スマートタグはGPSを活用して位置情報を記録してくれるほか、スマホアプリと連携できる特徴があります。

仮に紛失してしまってもアプリで位置情報を確認できるため、忘れ物防止として役立ちます。キーホルダータイプもあるため、扱いやすい物を選んでみましょう。

・スペアキーを作っておく

忘れ物防止タグで予防するだけではなく、実際に紛失した場合に備えてスペアキーを作っておきましょう。たとえばディーラーなどでスペアキーを作成しても、数日から数週間かかるケースがほとんどです。

一方で、事前にスペアキーを作成しておくことで、万が一紛失した際にも比較的速く問題を解決できるメリットがあります。事前にスペアキーを作成しておくことで、もしもの時の焦る気持ちも軽減できるためおすすめです。

今回は車のスマートキーの無くした時の対処法について話させていただきました。
ぜひまた見に来てください!

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