予算2000円×BOOTH素材で架空の同人誌表紙を作る【絵描き/クリスタ】
いつもの思い立ち
クリスタやBOOTHには便利でフリーな素材を配布、販売してくださる方がたくさんいます。
私もそれにあやかりてぇ〜!と思うのですが、素材って機会ないとなかなかめんどくさくてDLや使用出来なかったりするんですよね。
特に絵描きが絵を描いてる時なんか、勢いで走ってると以前DLしてても存在を忘れがち。
でもふとした時にあ、そういえばDLしてたなって救われることもあるんですけとね。
それと同時に草は思っていました。
直近で出した同人誌のうち二つはデザインを依頼させて頂きました。
これについて自分のセンスのなさもそうですが、素材の持ち合わせが絶望的なのもありました。
たまにならともかく、毎回依頼するのはやり取りのコストやお金的にしんどいし、せめて素材の持ち合わせだけでもなんとかならないものか。
そしていつもの思いたちである。
予算を決めた上で、有償素材を使って練習として同人誌の表紙を作ってみようか?
そう、まるで遠足のおやつを決める時のように……
いつもの思いたちで架空の同人誌なので絵は普通に描いた絵の使い回しです。
架空同人誌タイトルは「私(わたし)のシンデレラ」 実際出すなら多分担当への激重感情を綴ることになりそう。
BOOTHで買ったもの
結論から言うと購入したものは以下のとおりです。
190円
バージョン3/1100円
250円
150円
200円
PNG素材版 100円
と言うわけで合計1990円 ギリギリ2000円以内でした。
7/10くらいフォントじゃないか!!というツッコミが聞こえてきそうですが、フォントはお金が許す限りなら今後の用途も含めてなんぼあってもいいし、タイトルロゴはほぼフォントで決まると言ってもいいので(経験則)
対応フォントのためにかなカナ主体のタイトルにするっていうのも多分普通にあるあるだと思う。
レトロランプはある程度漢字も使えてこの値段はだいぶ破格なのでは?と勝手に思い、イラストのキラキラ系にも合うと思い購入。
HONEY BUTTERはかなカナまでだけど、モチーフと丸っこさが好きなので購入。
デザイン系の枠・フレームがあると一気にそれっぽく見えると思い二つ購入。
キラキラテクスチャ素材にはクリスタアセッツ産のものにもよくお世話になってるので使うかなと購入。
最後のアイコン素材はマーク的に使えるかなと思い購入。
実際に使ってみる
★星もようフレーム(中央が透けているもの)をキャラクターと背景の間に挿入し、「編集→輝度を透明度に変換」
★レトロランプフォントで縦書き、複製して右下にズラす。上の方の文字にホログラをクリッピング。
それらをフォルダに入れて、レイヤープロパティ→境界効果→黒いフチを入れる。
★アイコン素材を青色に変えて(投げ縄選択で切り取ってレイヤーに「編集→線の色を描画色に変更」で色を指定する)加算発光でタイトル下に乗せる。
多分星模様フレームが小説などでもそのまま使えることを想定されているので(トリミングや加工、使用用途は自由とのことなのでやらせて頂きましたが)、画像で見ると文庫本っぽい。
デフォが背景・模様入り込みなのでフレームだけ使いたいとなると少し手間がかかるかもしれない。
★装飾素材をキャラクターと背景の間に挿入し、色を濃いめの青に変える。
★NONEY BUTTERを水色で使用、濃い青で複製し右下にズラす。
上側の文字の上にクリッピング用レイヤーを作り、文字の上半分を白で塗って少し不透明度を落とす。
それらをフォルダに入れて水色のフチを作る。
★アイコン素材を以下略
一気にキッズ文庫っぽくなった。やっぱりフォントなんだよなぁ。
フォルダに入れてフチを取るしか能がないのか?と言われたらそうです。
★星模様フレームをキャラクターと背景の間に挿入し、レイヤーをオーバーレイにする。
★レトロランプを使用し、横書きを斜めに置く
★アイコン素材を以下略
オーバーレイで背景と素材の青みを活かした。
これもちょっとキッズ児童文庫っぽい。
★装飾素材を変形、選択移動し、キャラクターと背景の間に挿入。
★ホログラをキャラクターと背景の間に挿入してオーバーレイをかける。
★レトロランプ×青色で文字出力。アイコンを複製しまくりそれらを文字の上にクリッピング。
ホログラの幻想感とフレームのオシャレさで画集みたいな感じになったかも。
というわけで、予算内で素材かき集め&架空表紙作りの練習でした。
センスが欲しいし、フォントは一億個欲しいし、フレームや額も一億個欲しい。
思ったのはフォントは綺麗、かわいい、ポップでそれぞれこれ!っていうのを見つけられたら強い、のかもしれない。
当たり前ですが、素材をDL、購入するときは利用規約をきちんと読みましょう。
素材配布してくださるクリエイターの方々に感謝を込めて、久々に書くnote記事を〆たいと思います。