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小説(超短編②)

こんにちは。
今週は全国的に雨が続いています。
雨ゆえのスリップでしょうか、先日車で山道を走っていたら、玉突きの事故現場を目撃したskryです。
肝が冷えますね。
普段から車の運転をする方は十分にお気をつけくださいませ!

それではさっそく本題にまいります。
今回は漫画のラフを紹介しようかな、と思ったのですが、前回の超短編のお題をもとさらに三つつくってみたので、そちらから紹介したいと思います。お題はすべて同じですが、今回は人称別に書いてみました。
まずは三人称から。



今はもう廃墟と化したビルの一室でのこと。
最上階の角部屋には3人の男女が監禁されていた。彼等たちはみな虚ろな目で部屋の隅にうずくまっている。犯人だろうか、部屋の前には格闘家のような体つきの男が紫煙をくゆらせている。
と、その時だった。
桜皮細工かばざいくの柱時計が深夜0時を告げた。

お題:紫・格闘家・桜
人称:三人称
タイトル:事件簿 case.5


君はひとり森を彷徨さまよっていた。そこは迷いの森といわれる所で、昔からたくさんの人が行方不明となっていた。鬱蒼うっそうと茂る緑、そして視界を遮るほどの濃霧のうむ。えもしれぬ感覚に恐怖を覚え、君は体を震わせる。
少し歩くと桜色の旗が見えてきた。あれが出口に違いない、安堵する君の頭上には紫雲が広がっていた。

お題:紫・格闘家・桜
人称:二人称
タイトル:悠久のラビリンス


私は以前から“アキラ”という格闘家の推し活をしている。テレビにCM、ひっぱりだこの彼は来月桜橋通りにジムをオープンするらしい。だからまっ先に入会希望の申し込みをしたんだけど‥‥どういうこと?
先日彼にプレゼントしたはずの紫陽花あじさいが送り返されてきた。
裁判所からの手紙と一緒に。

お題:紫・格闘家・桜
人称:一人称
タイトル:押し活という名の。

※これらの小説はすべてフィクションです



いかがでしょうか。人称が違うだけでずいぶん違った印象になりますね。
ちなみにわたくし二人称は今回が初チャレンジです!(頑張りましたが、なんか違う‥‥と思われた方いらっしゃいましたらすみません💦)
う~ん、文章は奥が深い!
まだまだ頑張らねば!
これからも日々精進致します!

では今日はこのあたりで終わりにしたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました😸✨



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