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【ワンピカード】赤単ゾロ使いがフラッグシップを振り返る

こんにちは、SKRです。
さっそくですがタイトル通り、先週の日曜に大阪日本橋にあるカードボックスにて行われたフラッグシップに参加してきました。

ワンピースカードゲームを始めてからおよそ二週間、ずっと赤ゾロのみを使い続けて練習したりスタバに参加したりと、まだまだ足りないと思いながらも経験を積んで臨んだ本戦。

結果は4-1、ベスト8でチョッパーは貰えました。

本来なら喜ぶべきかもしれません。
ですが自分は素直に喜びきれず、終わったあと、なんとかベスト8には残れたという安堵感と同時に、優勝できなかったことの悔しさがずっと残っていました。

1回戦負けてからの自分。もう絶対負けられないと気合を入れ直しました。

その後、同日に行われたスタンダードバトルは優勝。
反省と共に結果を出せたのは良かったです。

フラッグシップ
1回戦青単ドフラミンゴ後❌
2回戦青単ドフラミンゴ後⭕
3回戦赤緑ロー後⭕
4回戦紫単カイドウ先⭕
5回戦青単ドフラミンゴ先⭕

スタンダードバトル
1回戦赤単ルフィ先⭕
2回戦赤緑ロー先⭕
3回戦緑単キッド後⭕
4回戦赤単ルフィ後⭕
5回戦青単ドフラミンゴ先⭕

けれど、フラッグシップというとてつもなく大きな試合で、ミス負けしたのは、やはりいつまでも引きずるんだろうなぁ、と思います。

さて。
きっとこれを読んでくれている皆さんは『オメーの話はどうでもいいからさっさとデッキ紹介しろ!』と思ってくれていることでしょう。

こだわりを捨てた赤単ゾロ

こちらが今回フラッグシップで使用したデッキになります。同日のスタバもこれです。

2コスト4000に懐疑的だった自分でしたが、結果を残している人達の多くが採用している以上は間違いなく強いはずなので、自分のこだわりとかプライドとか全部捨てました。

で、実際に調整で回した結果、

これがゾロの本当の強さか……!!!

となりました。

ぶっちゃけた話、自分がこうしてnoteを無料公開しているように、有料記事は基本的に読みません。だってどうせ自分で考えればわかることしか書いてないから。

……と思っていましたが、その考えが進歩を遅らせていたかもしれません。
まあ有料記事は買いませんが、伸び悩んでる人や自力に自信のない人は買って読むのもアリかも、とは思います。

2コス4000の何が強いのか

単純です。このゲームは5000で殴れば要求になります。逆に言えば5000あれば十分です。パワーを上げたければドンつければいいだけなので。
つまり、一番軽いコストで最低値の5000が出せるのが2コスト4000キャラなのです。

・後攻1ターン目など早めに出せる
・一度に複数展開しやすい

これらは赤ゾロにとって一番欲しい要素です。
速攻キャラでただ殴るだけのデッキではありません。

そもそもワンピースカードゲームは基本的に手札と盤面の奪い合いをするゲームです。そうしてマウントを取り、盤面を形成した側が一気にライフを詰めるのが定石です。

ずっと赤単ゾロはライフを早めに詰めてダメージレースで優位に立つデッキだと思っていました。
……ですが、違いました。

赤単ゾロは、

軽量のアタッカーを並べて相手のキャラを殲滅し、相手が一度に対処しきれないほどの盤面を作り上げて一気に攻める

デッキだったのです。
ほとんどのミッドレンジ、コントロールは相手のライフを狙うのを嫌いますが、赤単ゾロは相手のライフも積極的に狙います

基本は最低値の5000でひたすらに殴り、ドンは盤面の展開に費やす。最低値要求でキャラを狙われると1000などで守りたくなりますが、そもそも展開速度が早いのでアタック回数が多く、すべてを守るとなると2〜3枚切ることになるのでガードしにくいですし、その上で守ってきたとしても速攻キャラが見えない除去札として機能します

そうして盤面を広げ、相手が対処しきれなくなった頃に5ルフィを投げて盤面構築完了、相手はひたすら処理に回らざるを得なくなり、結果として大きなアクションが取れないまま盤面と手札が枯渇して最後にドン付きのアタック連打でライフがなくなります。

単純に1枚のカードパワーが高いものを押し付けるだけなら赤単はルフィで良いのです。
ゾロの強みを最大限に活かせるのは2コスト4000キャラだったわけです。

これに気付いたとき、自分の中で革命がおきました。

あれ……?ゾロが一番強くね……?

対緑キッドには今だに苦手意識がありますが、それ以外のデッキには有利だと言い切れるほど、とにかく強いです。

恐らくワンピースカードゲームの基本的な部分、こうするのが一番強いというお手本のような動きをするのがこの赤単ゾロだと思います。

これを使い始めてからフラッグシップベスト8になり、スタバも優勝して、その考えが確信に変わりました。

しかしながら細かい構築の正解には辿り着いていないので、ようやく定まった赤ゾロというデッキの方向性に沿ったデッキ構築をさらにこれから煮詰めていきたいところです。

おわりに

初心者にはわかりにくい記事だったかもしれません。
このゲームの基礎を理解している人なら飲み込める内容かなと思います。

『そんな当たり前のことに今更気付いたのか』

上級者の方はそう感じるかもしれませんね。
とにかく、やっと『よくわからん』で止まっていたワンピースカードゲーム、というか赤単ゾロというアーキタイプへの理解がようやく自分の中で追いついてきた気がする、という話でした。

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