木の時間と息子の写真。
こんにちは。
3月の営業日は通常どおり、金曜・土曜・日曜が営業日となります。
世間はコロナで大変な様ですが、うちはテレビも新聞もニュースも見ないので、
何も変わらずいつもどおりやってます。
なんとなく反応が過剰な気がします。
実際に体感したならまだしも。
それはさておき、上の写真!薪用の木がたくさん庭に届きました。
これ2トンダンプで4往復分あります。
ダンプでガーっておろしたのを、幹と枝に分けて積みました。
この作業だけでもかなりの労働です。筋肉がつきました。
ジムに行くよりよっぽど鍛えられます。
暇さえあれば木を触ってました。そうすると色々と学ぶことがあります。
例えば、枝にしても一本一本カタチが違うわけです。それでも皆丈夫でたくましい曲線をしてるんです。そうやって見て、触れていると人間も一人一人違って当たり前なんだな、とか、綺麗に真っ直ぐ伸びなくとも、曲がっててもいいじゃないか。
むしろ真っ直ぐが綺麗って誰が決めたんだ?とか。
太い幹は、それはそれは丹田に力を込めて、気合を入れないと本当に持ち上がりません。でも何本もやってるうちになんとなく木の種類によって力加減が分かってくるんです。太陽の下で汗をかいて木を運んで、服も汚れて。
でもその服の汚れが今の自分にとって綺麗に感じるんです。土っぽいというか。
次の作業は、枝をチェーンソーで切ってそれを割っていきます。
全部を薪にするにはかなり時間がかかると思うけどその分、
木と触れ合う時間がたっぷりあると思うと嬉しくなります。
こういうシンプルでリアリティを体感できる時間が充実すると、
リアリティのない情報を得ようとする時間が自然と無くなってくるんです。
単純にやる事があって、こなしてくのに精一杯というか。
でも生きるってそういう事ですよね。
村上春樹さんも言ってました。これだけ情報が溢れていると、
これからは自分で防御していくしかないと。
本当にそう思います。リアリティの無い、攻撃的な情報も沢山あるわけで、そこに時間を費やすよりも、自分にとってはもっともっと大切したい時間があります。
踊らされるより、自分のトーンで踊りたい!ってわけです!
土曜日にクロワッサン焼きます。
アオヤギ製粉さんの無農薬全粒粉も配合してます。
表紙の写真もですが、この写真も息子が撮りました。
これからブログに使う写真は息子が撮ったのがメインになります。
ちょっとブレてたりしますがそれもまたよし。
ある日の店内の様子。白子の頃からずっと来てくれている家族の一枚。
閉店に近い時間帯。それぞれほっこりとしていて、和んでるのが伝わるな〜。
奥さんに教えてもらったドラマ カルテットが面白すぎて毎晩見てます。
こういう情報交換って好きです。
喫茶店ってそういう場であったりもしますよね。
この他にも沢山良い写真があって、
いつかまとめてbookにするか、個展やったら楽しそう。
木を運んでる僕を撮った一枚。
奥にも見えますが、すごい量なんです!
昨日は千葉市へ。
ずっと髪を切ってもらっているケイさんのお店 laut へやっといけました。
ビルの2階なんですが、一階にはこれといって看板もなく。
ほぼほぼ予約制。開店して10年が経つそうです。
職人として、経営者として僕にとっては大先輩にあたるわけです。
昨日は、いつも会う時のオフの日の顔ではなく、
職人さんの顔でした。なぜか小さい頃に通っていた床屋の様な
居心地の良さというか、入れ違いでいらした小学生の男の子を見て、
とても地元の方に愛されてるいうか。業種は違えど同じ客商売。
良い勉強となりました。
森喫茶は来月で1周年。10周年まではまだまだですが、
10年後も今来てくださっているお客さんが、来てくれていたら本当に嬉しいです。
そうある為にも、一日一日を大切に積み上げていきたいです。
カルテットって事で(笑)
毎晩ほろ酔いで息子と踊ってます。この曲で。