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Auto-Takumar 55mm F2.0(1959)
レンズ構成は5群6枚,重さ173g,フィルター径は46mmです。開放値での描写はF2ということもあり,コントラストは少し低めですがピントの合っている部分はシャープです。周辺のボケはにじんだようになり,水彩画で描いたようです。絞り込んでいくとにじみが除々に消え,コントラストも高くなりますが,このレンズ特有の優しい,暖かさを感じる描写になります。
1950年代後半から1960年代にかけてレンジファインダー機の主流はスクリューライカからM型ライカへと変わります。そのような中,1957年にASAHI PENTAX APが発売されました。1958年にはASAHI PENTAX K,1959年にはASAHI PENTAX S2/Auto-Takumar 55mm F2.0を発売,同時期にNikon Fも発売されています。