大切にしていること!~その2

「やる前から決めつけない!」

何か自分でやると決めたことを実行することは難しいと思います。また、それを実行したことにより成果を残すことはさらに難しいと言えましょう。
ただ、もし「自分には無理!」と一歩を踏み出すことなく留まっていたとすればどうなのでしょうか。あるいは、「能力がある」ということに満足し、結果的に成果を挙げるための行動が伴っていなかったらどうなのでしょうか。

私が長年にわたり、経理部門領域において会計実務と会計システムに従事の後、社長のアシスタントを経て畑違いの営業系の部署に異動になった時に、自分としてはこう考えていました。

「実際に経験したことのない未知の領域だとしても、自分が何を知っていて、何を知らないかがわかれば何も恐れることはない。知らないことは、知っている人に聞けばよいし、あるいは仮説を立てて実証していくこともできるだろう。」

しかし、ある後輩がこう言いました。
後輩:「にゃん太郎さん(仮名)も大変ですよね。苦手な営業領域に異動になって、頑張ってくださいね。」

「カチンっ」と「自分のことをよく知らない人はそう見てるのか」と思いつつも・・・

自分:「誰が苦手って決めたんだ?ただ単に今までやったことがないということだけだろう。やる前から苦手だとか決めつけるなよ!やってみなければわからないだろうが!」と言い返してやりました。

"Having the ability to achieve a goal is not enough, you have to actually achieve it."
「やる能力があるかどうかが大切なのではなく、実際にやったかどうかが大切なのである。」

”A talented person doesn't show off.”
「能ある鷹は爪を隠す」

いくら能力があってもそれを発揮しないままなら、「無能 "incompetent"」と同じと言えます。また、やってみる前から「自分には無理」と決めつけてしまうのも同様だと思います。

兎にも角にも、「自分に無理」かどうかはやってみないとわからない。だから、無理かどうかはやってから決めればよいのであって、「やる前から決めつけない」ことが大切です。「Idea to Action!」考えを行動に移して、とにかくやってみましょう!

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