さんぽむらは、1歳をむかえました
こんにちは!さんぽむら管理人のほりべです。
「産業看護職の価値は無限大」を掲げて
産業看護職の方がさらに輝き活躍できるよう応援するコミュニティである
「さんぽむら」は、2022年1月に生誕1周年を迎えました🎉🎉
そもそも、「さんぽむら」ってなぁに?という方も多いと思うので、
この1年間の振り返りと、これからについてまとめてみようと思います。
「さんぽむら」とは
さんぽむらは、産業保健専門職の皆さんはもっと活躍できる!と信じてやまない運営メンバーが、『産業看護職の価値は無限大』をモットーとして、
2021年1月に立ち上げた”産業保健専門職向けのサポートコミュニティ”です。
当初は、産業看護職の方を対象に情報配信やイベント&セミナーを開催してきましたが、2021年秋頃からは産業医の先生方を対象としたセミナー等も開催し、産業保健職全体を盛り上げるべく活動しています!
活動内容の詳細は文字数の都合で割愛しますが、↓のような活動をしてきました。(ちなみに、すべて参加・登録無料です!!)
▼主な活動内容
ウェブセミナー&イベント
産業保健スキル
ビジネススキル
ビジネスマナー
キャリア
有識者や専門家へのインタビュー など
週次のメールマガジン「さんぽむら回覧板」配信
専門職のお困りごとアンケート&報告レポート
お仕事のご紹介(産業医向け)
一部のセミナーは、イベントレポートというかたちで公開しているので、
興味を持っていただいた方はぜひ覗いてみてください😊
「さんぽむら」を立ち上げた理由
さて、無料でイベントやセミナー、情報配信など行っていると、
「そこから儲けられるわけでもないのに、どうしてやっているの?」
と、よく聞かれます。
理由はシンプルで、弊社iCAREは代表が産業医、社内にも10名近くの産業保健専門職が在籍する、産業保健のプロフェッショナルカンパニーなのに、
世の中の産業保健専門職の皆さんからあんまり知られていなかったからです。 (悲しいが現実・・・😭😭😭
iCAREは自社の存在意義を、「働くひとの健康を世界中に創る」と定めて活動していますが、働くひとの健康を創るためには、企業での健康管理に携わる人事労務担当者や産業医・看護職といった専門職の力が超重要というか、なくてはならない存在です。
iCAREでは健康管理に関わる業務を簡単に&効率化できるCarelyというシステムを開発・提供していますが、「働くひと」へのアプローチはシステムだけでは出来ません。
だから、世の中の産業保健専門職にますます輝いてもらい、一緒に働くひとの健康創りの輪を一緒に広げていきたいと考えています。
(※人事労務担当者や経営層のコミットメントも非常に重要ですが、さんぽむらは専門職向けのコミュニティなので、この場では専門職にフォーカスして進めていきます)
直接、わたしたちがそれぞれの専門職のところに行って応援するというのはちょっと違うので(笑)、産業保健業界のなかでもテクノロジーやデータの力を信じて活用しているiCAREだからこそできることを考えたときに、”専門職をエンパワーメントするコミュニティ”というひとつの解にいたりました。
これが「さんぽむら」を立ち上げた背景です。
実際、産業保健専門職の方々にお話を伺うと、
- データやテクノロジーが大切なのはわかるけど、活用方法がピンとこない
- 自分以外に専門職がいないので、自分のやり方が正しいのかわからない
- 人事労務や経営者に提案をしたいが、伝え方に自信がない
など、似たようなところに課題を感じているようでした。
せっかくの専門性も、企業に伝わらなければ意味がない!ということで、
伝え方のセミナーをしたり、データ分析の土台となるエクセルなどの
セミナーを開催したり。自分以外の専門職のキャリアや考え方を知ってほしいという思いから、キャリアインタビューや対談などをお届けしてきました。
非常に嬉しいことに、
といったコメントや、
といったリクエストもいただき、実際に「デザイナー直伝!パワーポイント講座」などなるべく、もらったリクエストを実現できるよう取り組んでいます。
これからのはなし
「さんぽむら」は、セミナーやイベントの企画・運営を中心に、専門職のみなさんが自社・もしくは自分が支援している企業で、専門職としての価値をさらに発揮できるような後押しをしてきました。
しかし、専門職の方からよく耳にする、「他社はどうしているか」「他の専門職はどう対応しているのか」といった、自分以外の専門職とコミュニケーションを取る機会や場は、まだまだ期待にお応えできていません。
そこで、さんぽむらは1周年を迎え、産業保健専門職のみなさんとさらに良い関係をつくっていくために、進化しようとしています。
これからの「さんぽむら」が、専門職のみなさんにお届けする3本柱を紹介させてください。
1.産業保健にまつわる情報の一元化
初めて産業保健業界に足を踏み入れたとき、私が感じたのは、
「情報がいろんなところにありすぎて、どこを見に行ったらよいかわからん・・・」
一次情報となる厚生労働省や法令集はもちろん、学会や個別の勉強会など良い情報がたくさんあるのに、探すのも見つけた後のフォローも大変な経験をした方は多いのではないでしょうか。
「さんぽむら」では、独自の視点で、これからの産業保健専門職のみなさんにぜひおすすめしたい、団体や情報配信者・勉強会情報をまとめます。
産業保健の情報が必要になったら、まずは「さんぽむら」を見る。そこで情報が見つかる。そんな世界をお届けしたいと思います。
2.これからも活躍し続けるためのセミナーやイベント開催
これから社会で求められる専門職は?という質問に、みなさんならどのように答えるでしょうか?
わたしたちは、時代の潮流に適応しこれからの社会で活躍してく専門職には、「データやテクノロジーを活用できる」ことが必須条件になっていくと考えています。
例えば、従業員面談。いま対応が必要な従業員面談も重要ですが、これまでの従業員面談全体の履歴をさかのぼって、「年齢」「相談内容」「部署」「所属年数」などから傾向がつかめると、特定の属性に対して個別性を排除した予防施策を提案できそうな気がしませんか?
こういった施策の実現に向けて、さんぽむらでは、データやテクノロジーを活用していくためのイベントやセミナーを開催していきます。もちろん、これまでにリクエストをもらっているビジネススキルや専門スキルについても、セミナーやコミュニティ内でのセッションなどで深めていきます。
3「データ x テクノロジー x 専門性」で、これからも活躍し続ける専門職があつまる場
生まれ変わるさんぽむらでは、「データ x テクノロジー x 専門性」という考え方に共感し、目指し、一緒に広めて行きたい専門職同士の横のつながりをつくります。
実は、自分のやり方が他の専門職の困りごとを解決するヒントだった
同じ事象に対して、異なる意見が出てきて視野が広がった
資格取得に向けて、一緒に頑張る仲間ができてモチベーションが上がった
他の人の勉強方法や資格の活かし方がわかって、取得意欲が湧いた
など、専門職同士で交流する場ができることで、相互に相談したり、学びあいになったり、学会などにでかけたときに同窓会のようになったり、と産業保健活動がさらにワクワクするきっかけになると信じています。
さいごにつぶやき。
企業の人事労務担当者や経営層とお話をするたびに、産業保健職のみなさんに対する企業からの期待はどんどん高まっていると肌で感じます。
と同時に、専門職のみなさんの活躍や活動が企業側で、全てが見えているわけではないということも感じます。
だからこそ、ビジネスサイドと専門職をつなぐ立場から専門職のみなさんのお話を聞く中で、めっちゃもったいないと思うのです。。。めちゃめちゃ大事で素晴らしいお仕事をされているのに、伝わらないなんてもったいなさすぎる。。
たぶんこれまで、「そこまでやって当然」というプロ意識でお仕事をされてきた方もいると思うのですが、これからは(特にオンラインだと)良い意味でアピールしないと伝わらないのです。企業や従業員のことを考えて、現時点での最善策を提案・実践している方がほとんどだと思うので、その考えたプロセスや専門職から見えている課題を、ぜひ企業にフィードバックしてください。
企業はとても喜ぶと思います。そして、そうやって専門職の活躍を知ると、次の施策の相談ができたり、ひいては社会全体での認知が高まったりしていく。そうすると、専門職のみなさんに還元されていき産業保健業界全体が盛り上がっていくと思うんです。
さんぽむらは、そんな専門職の皆さんが花開いていくための土壌でありたいと思います。
新生・さんぽむらは、早咲きの桜のころに皆さんにお会いできる予定です🌸
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします!
おしらせ
iCAREでは、一緒に働く「産業看護職」を募集しています。
企業内看護職経験をお持ちの方で、専門職としてだけでなく、ビジネススキルや経験も積みたい方にはとってもおすすめな環境だと思います!
わたしも隣のチームで働いてます!
ご縁がありましたら、ぜひ情報交換しましょう〜〜🌸
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