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No.12 タイムスリップ純喫茶

ご無沙汰しています。サクマです。

先月のことですが、個人的行きつけのお店にしたいお店ランキング1位の「喫茶ボンボン」に久しぶりに行ってきました。「喫茶ボンボン」は名古屋市内の純喫茶で、今回で4,5回目の訪問だったのですが、何回足を運んでもあまりにも空間が好き過ぎるので、文字に起こしたくなり筆を執った次第です。

余談ではありますが、撮影した写真とオリジナルプリセットの相性が抜群に良かったので、こちらも併せてお届けします。

まず外観。レトロ感溢れる外観に、入店前からタイムスリップしたような気分になり、間違いなく特別な時間を過ごすことができることを予感させられます。色合いがかわいい。ちなみに「ボンボン」という店名は、"ン"を重ねることで「運が重なるように」という思いを込めて、先代が名付けたそうです。

喫茶ボンボンは「喫茶部」と「洋菓子部」に入り口が分かれており、どちらの部もその名の通り、喫茶部では珈琲や軽食を店内でいただくことができ、洋菓子部ではケーキを購入することができます。もちろん喫茶部では、洋菓子部で取り扱っているケーキもいただくことができます。"〜部"という名前すら昭和を感じることができて好きなポイントです。

入店してすぐ目に入るのは、赤い革張りのソファです。外観からの期待を裏切らない内観に、毎度心を奪われます。決して明るくはなく、どちらかと言えばどんよりとした店内ですが、それでも活気を感じるのは店内を漂う昭和の空気のおかげか、むしろそれが心地良いと感じます。

南側に面する広い大きな窓と、それを覆うレトロなカーテンから差し込む光にも目を惹かれます。

この日は、5月に似つかわしくないとても暑い日だったので、アイス珈琲を注文しました。おまけでスポンジ菓子も付いてきましたが、こちらのサービスは13時までの注文で受けられるそうです。珈琲は昔ながらの深煎りで、優しく甘さ控えめのスポンジ菓子との相性も良く、どちらも美味しくいただきました。

もちろんお会計は現金のみです。


以上、簡単ではありましたが、喫茶ボンボンの訪問レポートでした。令和から切り離されているようにも感じるこの空間は、間違いなくそこに昭和が存在していたことを感じさせてくれて、まさにタイムスリップしたかのような非日常を体験することができます。

私の自宅からは1時間ほどかかり、気軽に足を運べないのが残念ですが、こんな素敵なお店が近所にあったら頻繁に通ってしまいます。いっそ店舗上の一室に住んでしまいたいものです。

気になった方は是非足を運んでみてくださいね。

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