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これから先のAI時代も生き残っていくためには○○する必要がある、という話

「祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり」

平家物語でもっとも有名な冒頭の一節。
「永久不変のものはこの世にない」という意味です。

それは戦乱の世だった平家物語の時代も、コロナウィルスや軍事紛争、生成AIなどで混迷する現代でも同じ。

永久不変のものはこの世になく、これさえやっていれば大丈夫!ずっと安心安定!なんてものはないわけです。

そんな不安定な世の中で、いったいどのようにして生き抜いていけばいいのでしょうか?


音楽の世界も常に変化し続けている

音楽業界もいろんな面で変化が激しいです。トレンドも仕組みもどんどん変わっています。

先日、川本真琴さんのサブスクの話題で盛り上がってましたが、あれも言わば時代の変革によるひずみを味わっているミュージシャンならではの発言だと思いました。

CD全盛期のころから活動していて1stアルバムがミリオン売れて作詞・作曲も自分でやってたとなれば、CDセールスによる印税だけでも相当大きな収入があったことが容易に推測されます。

時代は変わって今やCDの売り上げは大きく下がり、サブスクのストリーミングサービスが主流。

そんな中での「サブスクは利益が少ない」「考えた人は地獄に落ちてほしい」という発言は、客観的に見れば「CDがバンバン売れてた頃みたいに利益が出ない!サブスクは最悪だ!」と悲鳴を上げているように受け取れました。

僕もいち音楽ファンとして今までCDをたくさん買ってきたし、フィジカルで持つワクワクみたいなものも理解しています。が、実際にいま音楽を聴くときはほぼSpotifyとYouTube Music(プレミアム)です。圧倒的に便利だから。

なので僕ならリスナーに不便を押し付けたくないし、「サブスクは利益が少ないから地獄へ落ちろ」とは決して思わないですね。

そう思ってしまう人はきっともともとの音楽業界の仕組みで恩恵を受けていた人たちで、少なからず「仕事を奪われた」とか「もらえるはずのものがもらえなくなった」という被害者意識みたいなものが働いていると感じます。


サブスクが主流になってから稼げるようになったミュージシャンもたくさんいます。

僕自身も大きな額ではありませんが、着実にストリーミング配信による利益を得ることができています。

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