見出し画像

家族の思い出を守る! もしもの時のバックアップ方法

読んでいただき、ありがとうございます!突然ですが、家族の思い出の写真や動画データの管理はどうしていますか?写真もビデオを含む動画も高画質になってきてパソコンのハードディスクに入りきらなくて困っている方もいるのではないでしょうか?それに、もしハードディスクが壊れたら?

以前は私もあまり対策をしてこなかったのですが、大切な思い出のデータを守るために試行錯誤の末にたどり着いた方法、今回はそんな私がおすすめするバックアップ方法をご紹介します。

データを守るために二重化する

私がまず考えたのが、データを二重化するということです。どういうことか具体的に説明すると、例えば、自分のパソコンのハードディスクオンラインストレージサービスに同じデータを保存しておくとします。パソコンのハードディスクが壊れてしまった場合、オンラインストレージにデータが残っています。逆にオンラインストレージのサービスが突然停止したとします。その場合もパソコンのハードディスクにデータ残っています。

このように、どちらか片方でも残っていればOKなわけです。両方同時にデータが消去するというケースほとんどないと思います。この二重化の考え方は当たり前のように聞こえますが、結構重要なポイントです。

オンラインストレージを利用する

一言でオンラインストレージといっても、データの種類によって強み弱みがあるので、私は大きくデータを3種類に分けて考えています。

✓写真データ
✓動画データ(ビデオカメラのデータを含む)
✓ドキュメントのデータ

それぞれのデータで無料のオンラインストレージが利用できれば、サーバーの初期費用はもちろん保全費用も掛からないので一番安い方法といえます。

写真データのオンラインストレージ(2018年以前)

私が調べた中では『Flickr』が一番いいサービスだったので、ここを利用していました。写真の共有を目的としたコミュニティサイトなのですが、非公開にすることもできます。非公開にすればオンラインストレージとして使うことができます。

Flickr
個人で撮った写真をウェブ上で整理・分類・展示しておけるほか、見知らぬ人と共有して互いにコメントを書き込むこともできる。こうした画像掲示板やソーシャル・ネットワーキング・サービスのようなコミュニティとしてユーザーに人気が出ただけでなく、ブロガーの間で写真の共同保管・共同利用の場所としても広く使われることで巨大化した。
出典:ウィキペディア

このサービス、2018年以前は、なんと2TBまでのストレージが無料で利用できました。さらに、iPhoneのアプリもあり、外出先でも保存した写真を見ることができ非常にいいサービスでしたが、2018年にサービス内容が変更され、写真の枚数制限が1,000枚になってしまいました。

私はすでに36,602枚保存しているので、これ以上保存できません。2019年2月5日に新しい1000枚を残して削除されるらしいのですが、私の写真はいまのところ、削除されていないみたいです。

ただし、もしあなたがAmazon プライム会員なら、Amazon Photosがおすすめです。Amazon Photosはプライム会員向けの無制限のフォトストレージです。

Amazonプライム会員の詳細はこちら

動画データのオンラインストレージ(2018年以前)

動画データに関しては『MEGA』というオンラインストレージサービスを少しの間使っていましたが、動画データは重すぎてアップロードに時間がかかりすぎるために、次第に使わなくなってしまいました。私の使っているビデオカメラはハードディスクタイプなので、パソコンのハードディスクと二重化になってはいましたが、心もとないと思っていました。

ドキュメントデータのオンラインストレージ(2014年以前)

2014年以前は『SugarSync』を利用していました。SugarSyncは任意のフォルダをバックアップすることが可能で複数台のパソコンで同期をとれるため、シームレスに使うことができ非常に気に入って使っていました。しかし、2014年に無料プランが終了してしまい他のサービスに乗り換えを検討しました。

ただし、SugarSyncの有料プランは

✓750円/月 容量100GBまで
✓1,000円/月 容量250GBまで

なので、有料でも構わないという方は、使いやすいサービスなので、おすすめです。

SugarSyncの詳細はこちら

ネットワークHDD(ハードディスク)を利用する

バックアップ先としてオンラインストレージをメインで数年間利用していたのですが、次のデメリットがあります。

✓サービス内容が変更されて利用しにくくなることがある
✓動画のような重いデータの場合、アップロードに時間がかかる

無料という大きなメリットはあるのですが、このようなデメリットにより別の方法を検討しました。私の場合、家の中でもノートパソコンでいろいろな場所で作業をしたいので、有線にしたくはなかったため、ネットワークHDD(NAS)を導入することにしました。

多少、初期費用が掛かってしまいますが、利便性をとることにしました。ネットで中古を含めて探していたら、バッファローダイレクトというバッファローが運営しているオンラインショップで中古が見つかり、こちらにすることにしました。

この商品は1TBのHDDが2台入っており、ミラーリングという機能を使うことができます。ミラーリングというのは、2台のHDDに同じデータを書き込んで、データの安全性を確保するものです。つまり、この商品だけで、データの二重化が可能になるというわけです。

ドキュメントデータのオンラインストレージ(2014年以降)

ただし、このネットワークHDDを導入したから全てが解決するというわけではありません。3つのデータの内、写真と動画データはほとんど編集をしないのでいいのですが、ドキュメントのデータ頻繁に更新をしますし、外出先でも利用したいので、オンラインストレージが便利です。SugarSyncの無料プランが2014年で終了したため、違うサービスを探す必要があります。

私は候補としては次の3つから検討しました。

Dropbox:無料プランの容量2GB
Box:無料プランの容量50GB(※検討当時、現在は10GB)
Google Drive:無料プランの容量15GB

検討当時、Boxが圧倒的に利用できる容量が多かったので私は今でもBoxを利用しています。もともと企業向けにサービスを開始しているので、セキュリティーには定評があるので安心です。

パソコンオンラインストレージ上のデータを常に同期をとる場合は、Boxsyncというソフトをインストールすれば、バックグラウンド処理をしてくれますので、意識することなくシームレスに利用できます。また、iPhoneのアプリもあります。

まとめ

データバックアップイメージ

私のいまのシステムをまとめたのが上の図になります。①写真データ②動画データネットワークHDDに保管し、ミラーリングで二重化③ドキュメントデータパソコンのハードディスクオンラインストレージ(Box)二重化しています。

ちなみに、ネットワークHDDはデータ容量の残りが少なくなってきたときに、後々増設することが可能です。方法は2つあり、

✓ネットワークHDDのハードディスクを大容量のタイプと交換
✓ネットワークHDDに外付けハードディスクを接続

私は後者を利用しています。バッファローのドライブステーションHD-WL2TU3/R1シリーズの2TBをこちらもミラーリングしています。

このように、ネットワークHDDオンラインストレージにデータを保存するメリットは、バックアップデータの二重化以外に

✓パソコンのハードディスク容量を小さくできる
✓複数のパソコンやユーザーでデータを一元化できる
✓外出先からもデータを閲覧・編集できる

などがあります。実際に私は、ネットワークHDDを導入する前のパソコンのハードディスク容量は700GBでしたが、今は256GBのSSDを使っていますが写真や動画などの重いデータがないので、容量にはまだまだ余裕があります。SSDはハードディスクに比べてサクサク動いていいのですが、大容量になるとまだまだ高価なので、小容量化できるメリットは大きいです。

SSD
ソリッドステートドライブ(英語: Solid State Drive, SSD)とは、半導体メモリをディスクドライブのように扱える補助記憶装置の一種である。シリコンドライブ、半導体ドライブ、メモリドライブ、擬似ディスクドライブなどとも呼ばれる。
出典:ウィキペディア

データの一元化は非常に便利です。私の家には合計3台のパソコンがあるのですが、一元化できていないとどのデータが最新かわからなくなってしまい、無駄な作業が増えます。さらにパソコンだけでなく、スマホでもできるので、パソコンを立ち上げるのが面倒な時でもストレスなく使うことができます。

外出先からの閲覧・編集については、ネットワークHDDでもできるようですが、私はやっていません。家族の写真や動画はほとんど編集しないので、あまり必要ではないんです。一方でドキュメントデータは外出先で編集するので、オンラインストレージを利用しています。カフェなどの外出先でパソコンを使う方は『ギガぞうWi-Fi』がおすすめです。

詳細は『おすすめの公衆Wi-Fiサービスを紹介 | ⾼品質、 ⾼セキュリティな「ギガぞうWi-Fi」』で紹介していますので、ご覧ください。

また、家族の思い出などの大切なデータの保存してある機器に、スマホがありますよね。私はiPhoneユーザーなので、iPhoneのバックアップの取り方を紹介した記事がこちらになりますので、合わせてご覧ください。

家族の思い出を守る! もしもの時のバックアップ方法【iPhone編】

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!『今回は家族の大切な思い出である写真データや動画データなどを守る方法』をご紹介しました。私も昔、デジカメのデータが一括削除されてしまい復元ソフトで一部は復活しましたが、何枚かは元に戻らずにバックアップも取っていなかったという経験があります。

ホームネットワークやオンラインストレージの利用は最初は難しそうと思うのですが、やってみると意外に簡単ですし、便利なのでおすすめです。そして、自分一人では解決できない問題もググれば解決することがほとんどです。みなさんもぜひお試しください。

/*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*/

この記事が少しでもおもしろかったという方は、Twitterでシェアしていただけると、今後の執筆活動の励みになります。

またTwitterでは、ブログやYouTubeなどいろいろなメディアで見つけた有益な情報を中心につぶやいています。ぜひフォローしてみてください!

>>Twitterプロフィールはこちら

読んでいただき、ありがとうございます! 少しでもあなたの役に立てれば幸いです。