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iPhoneハンズフリー

ハンズフリーといっても運転中ではなく、お仕事中に

現在使っているiPhoneが12mini(写真左)。その前は、iPhone 6S(右)を使っていて、通話中に両手をあけたい時は付属のマイク付ヘッドフォンセットを使っていました。が、iPhone7以降3.5mmミニジャックが廃止されてしまいました。

Apple的にはアナログ入出力部分が不要になるので、その分小型化したり他のパーツの機能アップに回せるということでしょう。
最近の車にはBluetoothが搭載されているので車中はいいとして、普段使いにはやはり不便です。

オンライン会議用だと、
スピーカーフォンみたいにオンライン会議等の普及でいろんな製品があるようですが、電話通話には使えなさそうです。

デスクワーク中の通話を想定して代用策を考えてみる

A: Lightning←→3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタをかまして、これまでの3.5mmジャックヘッドセットを使う
B: Lightning専用のマイク付ヘッドセット
C: Bluetooth ヘッドセット(通話機能付のもの)
D: MacのFaceTimeで電話をかける/電話を受ける

Dプランはすぐに可能としても(着信時とっさに対応できるか怪しい)、B・Cプランは新規購入が必要。ということでAプランをベースにヘッドセット分岐アダプタでマイク入力とスピーカー出力に分岐した上で、マイクやスピーカーをいろいろ試してみることにしました。


Lighning←→3.5mm変換アダプタ | マイク・ヘッドフォン分岐アダプタ

手順としては

  1. Lightning←→3.5mmジャックメスに変換(写真左 ※TRRS 4極)

  2. ヘッドセット分岐アダプタ(写真右)で3.5mmジャック→マイク入力とスピーカー出力の2系統に分岐

  3. マイク入力側(メス)分岐後はTRS 3極になっているのでTRS対応外付けマイクを接続

  4. スピーカー出力側(メス)通常の3.5mmオーディオケーブル(ステレオ)でスピーカーに接続

配線イメージ

要するに通話用ヘッドフォン・マイクセットを外付けのスピーカーとマイクに置き換えたというだけの話ですが、マイクとスピーカーが音質を含めて好きに選べる──年々スマホのスピーカー音やヘッドフォンが耳に苦痛となってきたこともあります──ことがメリットです。

これで「Hey Siri だれだれさんに電話」と言えば全く手をつかわず通話ができます。

外付マイクの種類は

今回のようにマイク入力・スピーカー出力分岐して使う場合のマイクはTRS での入力になります。
よくYoutubeでもスマホの内蔵マイクと外付マイクを繋いだ場合の比較動画を見かけますが、スマホでVlogというケースだと分岐させず Lighning←→3.5mm変換アダプタにマイクだけ差し込んで録画・録音するという使い方もありそうです。
その時はTRRS 4極のマイクを使わないといけないので、ややこしい話です。

Lighning←→3.5mm変換アダプタ + ミニコンデンサーマイク(TRRS 4極のもの)
ミニコンデンサーマイク(写真上: TRRS 下: TRS)

スピーカーへの出力はTRRS先端の2極からLeft+Rightのステレオ音声出力になりますが、マイク信号入力は一極だけなのでモノラル録音になります。

TRRSプラグ

iPhoneのステレオ音声入力は電話には非対応?

iPhoneのカメラアプリや録音アプリで外付マイクを使ったステレオ録音をしたいとなると別の(USBとかLightning対応の)オーディオインターフェイスが必要です。
ただ、手持ちのモバイル用オーディオインターフェイスを試した限りでは、今のところ、このインターフェイスからの音声入力は電話の通話には使えませんでした。

TASCAM iXJ2 / iM2W  RØDE AI-Micro

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