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iPhoneハンズフリー 2 (iPhone15)


iPhone12miniを使っていた頃、通話中に両手を空けたかったのでLightningからマイク・スピーカーに分岐配線をしていました。

USB-C → 3.5mm 通話対応ジャック

iPhone15に機種変して接続端末が USB-Cになってしまったため、Lighting対応アダプタが使えなくなりました。
Lightning→USB-C変換アダプタみたいなものもあるようですが、Apple純正のもので5000円弱と結構な金額です。フル機能使えるかどうか(充電くらいはできそうですが)使ってみないとわからないし、残念ですが、Lightning対応アダプタは断捨離して、少しずつUSB-Cのアダプタに置き換えてます。

まず、とりあえずの通話用に
USB-C→ 3.5mmオーディオ変換アダプタでヘッドセット用3.5mmオーディオジャックに変換。これで3.5mmオーディオジャック(TRRS4極)のヘッドセットが使える状態。

USB-C→3.5mmオーディオ変換アダプタとアップル純正のヘッドセットイヤホン
上の黄色はマイク・イヤホン分岐アダプタ
3.5mmオーディオジャックからマイク/スピーカーに分岐

さらにマイク・スピーカー分岐アダプタをセットしてマイクとスピーカーを繋ぎます。ヘッドセットイヤホンを好みのマイクとスピーカーに置き換えただけの話ですが、これで一応、卓上のハンズフリー通話ができます。

USBオーディオ変換アダプタ

USBオーディオ変換アダプタ
USB Type-C-Type-A変換アダプタ(下は充電ポート付)

3.5mmオーディオジャックでの分岐は、アナログ的に回路を分けただけですが、こちらは、USBポート経由でDAC(デジタル-アナログ変換)オーディオ入出力になります。
スマホ専用というわけでもなく、PCやMacでも使えるもの。
上写真のものはUSB-Aタイプなので USB Type-C←→Type-Aアダプタ経由で使用。アダプタによっては充電しながらでも使えます。
iPhone12mini当時もLightning -USBアダプタで使っていた機材で。ミュージックアプリや録音アプリ等で、再生・録音はできていたのですが、電話アプリでは使えなかった(無音状態)。
これもiPhone側がUSB-Cポートになったおかげか、電話アプリ上でも使えるようになりました。

少し話が逸れます。USBオーディオが使えるなら、これで前述の3.5mmオーディオジャックもお蔵入りと思ったのですが、リモートシャッター(100均ものながら重宝品)が3.5mmφ4極TRRSのジャックでした。ProCameraアプリでのマニュアルフォーカス接写だと必需品に近い。一方で純正ヘッドセットのボリュームボタンでのレリーズが何故か効かなくなってます。悲しい!

リモートシャッター

マイクプリアンプ併用で

ダイナミックマイク プリアンプ を通して入力

オーディオジャックにしてもUSBオーディオにしても入力レベル調整ができないので、マイク入力はプリアンプを通してゲイン調整できるようにしておくと相手の状態によって通話送信音量が調整できて便利かも。
特にダイナミックマイクのように感度の低いマイクだとこれがないと音量が足りないことになりそうです。
逆に感度が高いマイクだとハウリングに注意ということになりますが・・・

モバイルオーディオインターフェイス

左:RØDE Ai-Micro
 右:BOYA BY-DM20

この二つもiPhone12miniの頃、Lightning--USB-Cケーブルで試したときは電話アプリでは使えず(Moment等の撮影アプリや録音アプリでは使用できました)iPnone15のUSB-C接続となって電話通話に使えるようになりました。
マイク/ラインインの2チャンネル入力とステレオ出力(入・出力とも3.5mmミニオーディオジャック)対応。楽器からのラインイン録りもできるそうですが、通話中に使うケースがあるかどうか(^^;

RØDEの方は配線以外触るとこもなく、繋ぐだけなのでこちらは主に屋外の撮影で使用。BY-20はモノラル/ステレオ切替スイッチと入力音量調整ダイヤルがあるので室内で音楽再生とか電話通話、みたいな使い分けです。
電話アプリだと、結局モノラル音声になるので、マイクが一つでも2本でも良さそうなものですが、1本だけでモノにしておくと左右両チャンネルで入力されるわけです。
電話アプリ側でL-R2チャンネルで入ってきた音がどう収音されているのかはよくわかりません。Lチャンネルだけと想像してましたが、通話相手に訊ねた限りではマイク2本のステレオ入力でも均等ミックスされているようです。

BOYA  BY-DM20

対談収録だと相手側にマイク1と自分側にマイク2と別々に向けることもありますが。三者電話通話も似たような状況かもしれません。

裏面配線状態

裏からだとこんな感じの配線状態。
縦撮り・横撮り用にマジックテープ2箇所貼ってます。
スピーカーの代わりにヘッドフォンを繋げば、そのまま外に持ち出して、音声確認しながらの動画撮影で使えるので重宝してます。

オーディオインターフェイス

上:ESi UGM192
下:PreSonus AudioBox iTwo

モバイルのオーディオインターフェイスが電話アプリで使えるなら、DTMで使っているようなインターフェイスはどうかと試してみました。
どちらも、USBからの電源供給があれば、iOSで利用できるものですが、今のところ電話アプリからは使えてません。
Macの音声入出力をこのオーディオインターフェイスにしておいて、FaceTimeから「iPhone経由での通話」を行うとこのインターフェイスに繋がっているマイクとスピーカーが使えますが・・・
お手軽とは言えないし、 通話状態も怪しいし(^^;  

その他

Bluetoothを除くと、あとは、有線での iPhone通話環境として思いつくのは、マイク入力機能付きのUSBスピーカーくらいでしょうか?

USBマイクもPCと兼用できて便利ですが、相手の声をモニタ出しできるかどうかですね。Lightning対応でUSB-Aと3.5mmジャックが並んでいるアダプタがありましたが、どちらか一つしか使えなかった。
スマホ対応のUSBハブがあれば、複数アイテムを同時接続はできますが、iOS側で入力と出力を個別に認識してくれるかどうか。機会があればのテスト課題です。

お仕事iPadならともかく、スマホで拡張していくとスマホのシンプルさを阻害してる気がします・・・まぁスピーカとか有線で繋いだ時点で自己矛盾してるわけですが(^^;


                                                                                                                                               

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