[1]社会人0年生|すごい言語化 木暮太一


はじめに

初投稿です。今回は「すごい言語化」という本から得た言語化の重要性についてビジネスにフォーカスしてお伝えします。本当の言語化を理解することで仕事の成果・働き方・対人関係が大きく変化するかもしれません。では、行きます!


言語化とは

言語化を定義

結論、言語化とは「自分が頭を頭に描いていることを相手に描いてもらえるように言葉にする」ことです。つまり「自分が表現したい(What)何を言葉にすること」です。皆さんが勘違いしがちなことは言語化とは「(How)どう上手に伝えるか」と考えること。端的に伝えることや難しい言葉を使うのは+αで、1番大事なのは「(What)なにを伝えるか」です。

なぜ言語化が必要なのか

言語化の重要性について料理で例えて説明します。料理でいうと「(What)何を伝えるか」は提供するもの(料理そのもの)。「(How)どうやって伝えるか」は盛り付けや演出になります。どんなに綺麗な盛り付けや豪華な演出でも、自分の嫌いなご飯(私だとトマト料理)だったら食べる気がしないですよね。まずは、言語化の根本である「(What)何を伝えるか」を考えることが最重要です。営業をしている時、どんだけニコニコしていても「これいいんですよ」「便利なんですよ」と伝えても案件は獲得できません。何が良いのか、何が便利なのか(What)を言語化することが重要です。では、どのように言語化するのかお伝えしていきます。

ビジネスの言語化に必要な5段階項目

ビジネスにおいて言語化に必要な5段階項目を紹介します。(主に営業やマーケティング?)

  1. 提供する価値の言語化

  2. 他者との差別化言語化

  3. 自社の信頼性の言語化

  4. 価値が提供される理屈の言語化

  5. 相手に取ってもらいたい行動の言語化

価値を言語化

ここから5段階項目について詳細に説明します。まずは価値を言語化をするためには自分たちの「ウリ」ではなく顧客の「不」に目を向けることが大切です。相手のどんな課題や困った状況が解決するかを言葉にします。

Ex.) 無添加の野菜を使ったお弁当
無添加の野菜=ウリ 
テットクス効果で顔のむくみが改善=顧客の「不」

自分目線ではなく顧客目線で価値を定義することが大切です。

差別化を言語化

次に差別化を言語化していきます。大切なことは「他社商品ではなく自社商品でしか手に入れられないこと」を言葉にすることです。他社商品では手に入らない価値が差別化です。

Ex.)無添加の野菜を使ったお弁当
多数の無添加の野菜を使っている≠差別化
最多の種類のお弁当があり飽きずに毒抜きが出来る=差別化

信頼性の差別化

次は信頼性の言語化です。ビジネスにおいて信頼性を言語化するために目を向ける項目は「これまでの自社実績、成功事例」「自分がその商品を世の中に広めたい理由」の2つです。実績だけでなく、商品にかける思いを乗せることでより信頼性を言語化することが出来ます。

価値提供のプロセスを言語化

さらに顧客が商品を買ってから価値を実感するまでのプロセスを言語化します。それによって顧客に対して可視化した価値提供までのステップを与えることが出来ます。

Ex.) 無添加の野菜を使ったお弁当
1.無添加の野菜を食べることでお通じが向上
2.お通じを通し、体内に溜まった毒素を排出
3.リンパの流れが改善されむくみが取れる

相手に取ってもらいたい行動を言語化

最後はシンプルです。顧客が商品を買うための行動を直接伝えてください。例えば、「もし宜しければご検討ください」と言えば大半の人は見当までしかしません。「こちらにアクセスして契約してください」「こちらまでお電話ください」など商品購入まで繋がる行動を顧客に示すことが大切になります。


陥りがちな勘違い

ここからは、言語化する上で陥りがちなことについて説明していきます。

具体と定義が混在

よく陥りがちなのは具体と定義がごちゃごちゃになることです。言語化するためには言葉を定義することが必須ですが定義と具体の区別をしっかりつけることがとても重要です。

Ex.) 南国リゾート
具体:ハワイのような、バリのような場所
定義:綺麗な海がたくさんある、温かい、晴天率80%以上

指示したつもりが目標(ゴール)になっている

指示とは、相手にしてほしい行動を示すことです。上司として部下に指示をしたつもりがほしい行動の先にある目標(ゴール)を伝えていることがあります。目標ではなく、目標のためにしてほしい行動を伝えるべきです。

Ex.)もっと効率良く営業を回ってほしい=目標(ゴール)
指示>
事前にどの会社をどの順番で回るか考える
1つの会社にかける時間を決めて交渉する

ビジネス以外での言語化の役割

自分のなりたい姿を定義する

皆さん「幸せになりたい」「将来安定した暮らしがしたい」などの願望があると思います。しかし、幸せになりたいと言っても漠然としすぎて何をすれば幸せになれるか分からないですよね(私も)。自分にとって幸せとはどういう状況か定義することで自分が目指すべき姿の解像度が向上します

Ex.)幸せになりたい
幸せとは、「心が満たされている状態」
心が満たされていると感じる瞬間は、「家族や友達と時間を共有している時」「目標を立てて夢中になっている時」
幸福を感じるために必要なことは、「共有する時間の確保」「夢中になれる目標を探す」

目標達成のためのToDoリスト

何か目標を立てて行動する際、正確に言語化することでよりするべきこと(ToDo)が明確になります。

Ex.) 目標:恋人を作る!
ToDoリスト:魅力的な人になる
⇨筋トレをして体づくり、眉毛を整える、オシャレな服装を勉強する etc

まとめ

言語化とは、「(What)何」を言葉にすることです。顧客、部下、上司に伝えたいことは「(What)何」なのか。自分がなりたい姿、すべきことは「(What)何」なのか。それを言葉にすることが言語化です。正確な言語化をすることで、自社の商品の魅力を確実に伝えることが出来て業績がアップするし、同僚に本当にしてほしい行動を伝えられストレスが改善するし、自分の目標を最短で達成することは出来ます。正しい言語化を身につけることは公私共に同期と差をつけるチャンスかもしれません。今から少しづつ正確な言語化を身につける訓練を一緒にしてみませんか?

お読みいただきありがとうございました。
今後も精進していきます。




書いてみた所感(自分用)

思った2.8億倍難しかった。本を読んでいる時からアウトプットする前提だったから頭の中で何をアウトプットしたいか考えながら読んでいたけど、書いてる途中で何が最終的に言いたかったのか分からなくなった。課題としては、1番何を伝えたいか。伝えるために何をいうべきか考えて構成すること(ほとんど本の内容。全く身になっていない)。これからNoteを作成する時間の短縮と読者の読みやすさをメインに向上していきたい。
とりあえず、アウトプット、言語化はめちゃくちゃ難しいし、出来なさすぎる。てことは、伸び代めちゃくちゃあるな。最高。(3.5h)




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