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筑波大学の総合型選抜(AO入試)対策

筑波大学は、茨城県に本部を置く研究に強い国立大学です。アドミッションセンター入試(AC入試)では、具体的な研究成果や実績が求められ、その他の選抜方式においても科学オリンピックでのトップクラスの成績を求められるため、AO入試の中でも非常に難易度が高くなっています。理系トップクラスの人材が合格できる方式と考えて差し支えないでしょう。


アドミッションセンター入試

学部学科
人文・文化学群、生命環境学群、情報学群、体育専門学群
方式
総合型選抜
定員
合計45名
出願資格
なし
選抜方法
第一次選考:書類審査
第二次選考:面接、口述試験
必要書類
入学志願書、自己推薦書、志望理由書、調査書、写真票出願書類確認票
日程
出願時期:9月上旬
第二次選考:10月中旬
合格発表:11月上旬

研究型人材入試

学部学科
医学群医学類
方式
総合型選抜
定員
12名
出願資格
高等学校又は中等教育学校等の高等学校に相当する期間において次のいずれかに該当する者
・日本学生科学賞の中央最終審査に選出された者
・高校生科学技術チャレンジの中央最終審査に選出された者
・「科学の芽」賞において、「科学の芽」賞又は「科学の芽」奨励賞以上の賞を獲得した者
・国際科学オリンピック(数学オリンピック、物理オリンピック、化学オリンピック、生物学オリンピック)において、日本代表として選抜された者または国内本選において銀賞以上の賞を受賞した者で、理系の研究を行った者
・科学の甲子園において、全国大会へ出場した者で、理系の研究を行った者
・優れた理系の研究を行い、学術論文を執筆・発表した者
・上記の内容と同等又はそれ以上の優れた理系の研究を行った者
選抜方法
第一次選考:書類審査
第二次選考:適性試験、面接、口述試験
大学入学試験共通テスト
必要書類
入学志願書、研究レポート、志願理由書、調査書、英語資格・検定の成績証明書等、写真票、出願書類確認票
日程
出願時期:9月上旬
第二次選考:10月中旬
合格発表:2月上旬
備考
アドミッションセンター入試、国際科学オリンピック特別入試との併願不可

国際科学オリンピック特別入試

学部学科
理工学群、情報学群
方式
総合型選抜
定員
15名
出願資格
【物理学類】
国際物理オリンピックに日本代表として選抜された者又は物理チャレンジに参加し、第一チャレンジ選考を通過して第二チャレンジに出場した者
【化学類】
国際化学オリンピックに日本代表として選抜された者又は化学グランプリの一次選考を通過して二次選考に参加した者
【情報科学類】
日本情報オリンピック本選でAランクとなった者、又は情報処理推進機構が主催する未踏IT人材発掘・育成事業に採択されたテーマのクリエータ
【情報メディア創成学類】
日本情報オリンピック本選でAランクとなった者
選抜方法
面接
必要書類
入学志願票、出願要件を証明する書類、エントリーシート、調査書、写真票、出願書類確認票
日程
出願時期:9月上旬
選考:10月中旬
合格発表:11月上旬

【合格の秘訣】活動成果を評価する大学入試

当塾では、活動成果を大学入試に活用することを推奨しています。

現代の大学入試では、総合型選抜の導入により、学生の多面的な能力が求められています。2023年は全体の約3割が総合型選抜となりました。
これは、一般的なテストスコアだけでなく、個々人の特技や能力、そして研究成果を評価するチャンスが増えていることを意味しています。もちろん、大学卒業に必要な学力は最低限必要で、例えば数学Ⅲの履修を出願要件としている大学も存在します(工学部に顕著です)。

特に理系学部を目指す学生にとっては、この変化は大きなチャンスです。総合型選抜では、具体的な研究成果や創作物が重視される傾向にあるため、主体的に活動してきた実績は、大学入試において大きなアドバンテージとなります。実際、当社代表は高校生時代に中高生情報学コンテストで受賞した実績や、創作活動の実績を活かし、慶應義塾大学など多数の大学に合格しています。

理系の総合型選抜対策は「スキルパス」に

理系分野への進学を目指している中高生には当塾「スキルパス」がオススメです。スキルパスでは、現役の理系大学生や研究者、フリーランスエンジニアが直接指導にあたり、研究の進め方からプレゼンテーションのコツ、コードレビューまで、実践的なスキルを教えます。

昨年度には、当塾の指導を受けた生徒が国立の電気通信大学に現役合格するという成果を出しました。他にも、慶應義塾大学を始めとした難関大学、東京都市大学や工学院大学を始めとした理系単科大学、クリエイティブ系のデジタルハリウッド大学等に多数の合格者を輩出しています。

普通の総合型選抜対策塾との違い

当塾は通常の総合型選抜対策塾では、理系大学対策が不十分だと考えています。なぜなら、理系学部の総合型選抜は徹底したスキルの習得が必要不可欠だからです。

書類選考での研究・ソフトウェアアピールはもちろんですが、2次選考では特定分野のプロフェッショナルである「大学教授」から面接を受ける訳ですから、付け焼き刃の"対策"では不十分なのは当然です。「この心理実験で○○検定を用いたのは何故ですか?本当に有意差があると言えますか?」「このライブラリをこの用途でソフトウェアに組み込むのとこのような不具合が発生しそうですが、なぜこのライブラリを使っているのですか?あえて採用した理由はありますか?」といった質問に明確に答えられなければ合格することは出来ません。

スキルパスではこのような現状を踏まえ、理系大学生や研究者、エンジニアを始めとした専門家講師ネットワークによって、受講生の専門分野に合わせた個別指導を行っています。博士課程の研究者も在籍。

昨今、「書類対策と強い志があれば合格できる」等と受験生と保護者にとって魅力的な主張を行う総合型選抜対策塾が増えつつありますが、特に理系の総合型選抜はそうではありません。総合型選抜は楽な入試ではなく、「一般選抜は苦手だけど"コレ"なら得意!」といった別の評価軸での能力を評価してもらう入試と認識する必要があります。

一方、現時点でこれといったスキルが無くとも、高校1,2年生からの入塾であれば十分な対策が可能です。進路希望に応じて、主にITパスポートから情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者といった国家資格を取得すると共に、調査研究、統計的検定の手法といった基礎知識を身に着け、研究プロジェクトを進めていきます。これらは、大学入試だけでなく、大学入学後の研究プロジェクトや、社会人としてもスタートダッシュを切れるようなスキルセットにもなっています。

入塾相談

スキルパスは理系・情報系での進学を目指す皆さまを応援しています。授業はオンラインで、全国どこからでも受講可能です。
ご関心のある方は、以下のリンクから無料受験相談にお申し込みください。


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