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芝浦工業大学の総合型選抜(AO入試)

芝浦工業大学は関東に拠点のある難関理系単科大学です。選抜手法からわかるように実績がある受験生に有利なのが特徴です。また「女子枠」が設けられており、活動実績のある女子は非常に入学しやすくなっています。


システム理工学部 総合型選抜

学部学科
システム理工学部(電子情報システム学科、機械制御システム学科、環境システム学科、生命科学科生命科学コース、生命科学科生命医工学コース、数理科学科)
方式
総合型選抜
定員
合計10名
出願資格
次の(1)~(5)のすべてに該当する者。
(1)本学志望学科で学修したいと強く希望し、第1志望とする者。
(2)下記科目の履修(見込み)者。但し、カリキュラム上履修できない科目がある場合、補習等により本学入学時までに当該科目を履修したものと同等の学力を修得させることを学校長が誓約する書類を提出することにより出願を認める。
[電子情報システム学科]
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
必須:物理、化学
[機械制御システム学科]
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
必須:物理
選択:化学または生物から1つ
[環境システム学科]
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B
[生命科学科]
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
選択:物理または化学または生物から2つ
[数理科学科]
数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
必須:物理
選択:化学または生物から1つ
(3)英語資格・検定試験のいずれかのスコアが基準値以上の者。英語資格・検定試験
基準値
TOEFL® iBT 42
TOEFL® PBT 440
TOEIC®L&R+TOEIC®S&W 790
ケンブリッジ英語検定 140
GTEC 930
TEAP  R/L+W+S 225
IELTS 4.0
実用英語技能検定 1980
※スコアの有効期間は実施団体の定めによる。
※実用英語技能検定はCSEスコアのみで判断する。級の取得有無は問わない。
(4)数理科学科のみ、実用数学技能検定試験のスコアが2級以上の者。
※スコアの有効期間は実施団体の定めによる。
※第411回検定(2023年8月26日実施)までの結果を有効とする。
(5)合格した場合には入学が確約できる者。
選抜方法
学科独自試験、面接試験
必要書類
入学志願書、写真、入学検定料の納入について(振込用紙)、振込金受取証【C票】貼付用紙、自己推薦書、英語資格・検定試験のスコアレポート(コピー可)、実用数学技能検定試験の合格証明書(コピー可)(※数理科学科志願者のみ)、調査書等出願資格を証明する書類、封筒宛名ラベル
日程
出願期間:10月上旬
試験実施日:10月下旬
合格発表:11月上旬

デザイン工学部 総合型選抜

学部学科
デザイン工学部(デザイン工学科生産・プロダクトデザイン系、デザイン工学科ロボティクス・情報デザイン系)
方式
総合型選抜
定員
若干名
出願資格
次の(1)~(4)のすべてに該当する者。
(1)本学志望学科で学修したいと強く希望し、第1志望とする者。
(2)下記科目の履修(見込み)者。履修科目名が下記科目名と異なる場合は、下記科目と同等の内容を履修済み(または見込み)であることを説明する書類(在籍高校・中等教育学校作成、書式自由)とシラバスを添付すること。
 数学:数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B
 理科:物理基礎・物理・化学基礎・化学
(3)英語資格・検定試験のいずれかのスコアが基準値以上の者。
TOEFL® iBT 42
TOEFL® PBT 440
TOEIC®L&R+TOEIC®S&W 790
ケンブリッジ英語検定 140
GTEC 930
TEAP  R/L+W+S 225
IELTS 4.0
実用英語技能検定 1980
(4)合格した場合には入学が確約できる者。
選抜方法
第一次選考:書類審査
第二次選考:
【デザイン工学科生産・プロダクトデザイン系】
実技試験、面接
【デザイン工学科ロボティクス・情報デザイン系】
プレゼンテーション、面接
必要書類
入学志願書、写真、入学検定料の納入について(振込用紙)、振込金受取証【C票】貼付用紙、自己推薦書、英語資格・検定試験のスコアレポート(コピー可)、調査書等出願資格を証明する書類、ソフトウェア概要書(※ロボティクス・情報デザイン系の志願者のみ)、ソフトウェアのソースコード(※ロボティクス・情報デザイン系の志願者のみ)、封筒宛名ラベル
日程
出願期間:10月上旬
試験実施:11月上旬
合格発表:12月上旬

理工系女子特別入学者選抜

学部学科
工学部(機械工学課程基幹機械コース、機械工学課程先進機械コース、物質化学課程環境・物質工学コース、物質化学課程化学・生命工学コース、電気電子工学課程電気・ロボット工学コース、電気電子工学課程先端電子工学コース、情報・通信工学課程情報通信コース、情報・通信工学課程情報工学コース、土木工学課程都市・環境コース)
システム理工学部(電子情報システム学科、機械制御システム学科、環境システム学科、生命科学科生命科学コース、生命科学科生命医工学コース、数理科学科)
デザイン工学部(デザイン工学科生産・プロダクトデザイン系、デザイン工学科ロボティクス・情報デザイン系)
建築学部(建築学科APコース(先進的プロジェクトデザインコース)、建築学科 SAコース(空間・建築デザインコース)、建築学科 UAコース(都市・建築デザインコース))
方式
総合型選抜
定員
各コース2~4名程度
出願資格
次の(1)~(3)のすべてに該当する者。
(1)理工学分野に強い関心と意欲を持つ女子生徒(併設校生徒を除く)。
(2)数学及び理科の学習状況および英語資格(CEFR)について下記に該当する者。履修科目名が指定科目名と異なる場合は、指定科目と同等の内容を履修済み(または見込み)であることを説明する書類(在籍高校・中等教育学校作成、書式自由)とシラバスを添付すること。
・数学:各募集区分が定める数学の学習成績の状況が基準値以上の者。学習成績の値は、数Ⅰ、数Ⅱ、数A、数Bの平均値の小数点以下第2位を四捨五入したものとする。(数学演習等前述以外の科目は含まない。)
・理科:各募集区分が定める理科(物理または化学)の学習成績の状況が基準値以上の者。学習成績の値は、物理は物理基礎・物理の平均値、化学は化学基礎・化学の平均値の小数点以下第2位を四捨五入したものとする。(物理特講や化学演習等前述以外の科目は含まない。)
理科選択については、下表のとおり各学科募集区分が定めるものを出願時にインターネット出願画面で選択すること。
なお、単願、併願に関わらず、理科選択は「物理」または「化学」のいずれか1つとする。
「物理または化学」と「物理」の募集区分を併願する場合は、「物理」を選択すること。選択した内容(「物理」または「化学」)は、出願要件の学習成績の状況の基準値確認に用いるほか、基礎学力調査の対象となる。
・英語資格(CEFR):英語資格・検定試験のいずれかのスコアが、各募集区分が定める基準レベルの基準値以上の者。基準値については、<CEFRレベルからみた英語資格・検定試験スコアの基準値>参照。
工学部(機械工学課程基幹機械コース、機械工学課程先進機械コース、電気電子工学課程電気・ロボット工学コース、電気電子工学課程先端電子工学コース、土木工学課程都市・環境コース) 物理、3.5、A2
工学部(機物質化学課程環境・物質工学コース) 物理または化学、3.5、A2
工学部(物質化学課程 化学・生命工学コース、) 物理または化学、3.8、A2
工学部(情報・通信工学課程情報通信コース) 物理、3.8、A2
工学部(情報・通信工学課程情報工学コース) 物理、3.8、B1
システム理工学部(電子情報システム学科) 物理、3.6、A2
システム理工学部(機械制御システム学科、数理科学科) 物理または化学、3.5、A2
システム理工学部(環境システム学科)物理または化学、3.6、A2
システム理工学部(生命科学科生命科学コース)物理または化学、3.8、A2
システム理工学部(生命科学科生命医工学コース、数理科学科)物理、3.8、A2
デザイン工学部(デザイン工学科生産・プロダクトデザイン系)物理または化学、3.8、A2
デザイン工学部(デザイン工学科ロボティクス・情報デザイン系)物理、3.8A2
建築学部(建築学科APコース(先進的プロジェクトデザインコース)、建築学科 SAコース(空間・建築デザインコース)、建築学科 UAコース(都市・建築デザインコース)) 物理、4.0、B1
選抜方法
第一次選考:書類審査
第二次選考:面接および基礎学力調査(数学、理科)
必要書類
写真、自己推薦書、英語資格・検定試験のスコアレポート(コピー可)、調査書等出願資格を証明する書類
日程
出願期間:10月上旬
試験実施日:10月中旬
合格者発表:11月上旬
備考
募集区分は2つまで併願可能
併願する場合は面接は募集区分ごとに実施するため、面接回数は2回となる
ただし、建築学部内で2コース併願する場合は1回となる

建築プロジェクト入学者選抜

学部学科
建築学部建築学科APコース(先進的プロジェクトデザインコース)
方式
総合型選抜
定員
4名
出願資格
次の(1)~(5)のすべてに該当する者。
(1)本学志望学科で学修したいと強く希望し、本学を第1志望とする者。
(2)以下のいずれかの経験や素養を持つ者。
①国内外のボランティア活動に従事した経験がある者。
②過去に自然災害による被災の経験がある者で災害復興等に関心のある者。
③独自の視点により空間や思考を表現することに秀でる者。
※詳しくは、建築学部のアドミッションポリシーを参照すること。
(3)下記科目の履修(見込み)者。但し、カリキュラム上履修できない科目がある場合、補習等により本学入学時までに当該科目を履修したものと同等の学力を修得させることを学校長が誓約する書類を提出することにより出願を認める。履修科目名が下記科目名と異なる場合は、下記科目と同等の内容を履修済み(または見込み)であることを説明する書類(在籍高校作成、書式自由)とシラバスを添付すること。
数学:数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲ・数学A・数学B
理科:物理基礎・物理または化学基礎・化学
(4)英語資格・検定試験のいずれかのスコアが基準値以上の者。
TOEFL® iBT 38
TOEFL® PBT 425
TOEIC®L&R+TOEIC®S&W 575
ケンブリッジ英語検定 130
GTEC 810
TEAP  R/L+W+S 186
IELTS 3.5
実用英語技能検定 1728
(5)合格した場合には入学が確約できる者。
選抜方法
第一次選考:書類審査
第二次選考:実技試験、面接
必要書類
入学志願書、写真、入学検定料の納入について(振込用紙)、振込金受取証【C票】貼付用紙、自己推薦書、推薦書、英語資格・検定試験のスコアレポート(コピー可)、調査書等出願資格を証明する書類、封筒宛名ラベル
日程
出願期間:10月上旬
試験実施日:11月下旬
合格者発表:12月上旬

【合格の秘訣】活動成果を評価する大学入試

当塾では、活動成果を大学入試に活用することを推奨しています。

現代の大学入試は総合型選抜の導入によって学生の多面的な能力が求められており、2023年は全体の約3割が総合型選抜となりました。
これは、一般的なペーパーテストだけでなく、個人の特技や能力、そして研究成果を評価するチャンスが増えていることを意味します。(もちろん、大学卒業に必要な学力は最低限必要で、例えば数学Ⅲの履修を出願要件としている大学も存在します)

特に理系学部や学際系学部を目指す学生にとっては、この変化は大きなチャンスです。総合型選抜では、具体的な研究成果や創作物が重視される傾向にあるため、主体的に活動してきた実績は、大学入試において大きなアドバンテージとなります。実際、当塾代表は高校生時代に中高生情報学コンテストで受賞した実績や、創作活動の実績を活かし、慶應義塾大学など多数の大学に合格しています。

理系の総合型選抜対策は「スキルパス」に

理系分野への進学を目指している中高生には当塾「スキルパス」がオススメです。スキルパスでは、現役の理系大学生や研究者、フリーランスエンジニアが直接指導にあたり、研究の進め方からプレゼンテーションのコツ、コードレビューまで、実践的なスキルを教えます。

昨年度には、当塾の指導を受けた生徒が難関国立大学である電気通信大学に現役合格するという成果を出しました。他にも、慶應義塾大学を始めとした難関大学、東京都市大学や工学院大学を始めとした理系単科大学、クリエイティブ系のデジタルハリウッド大学等に多数の合格者を輩出しています。

普通の総合型選抜対策塾との違い

当塾は通常の総合型選抜対策塾では、理系大学対策が不十分だと考えています。なぜなら、理系学部の総合型選抜は徹底したスキルの習得が必要不可欠だからです。

書類選考での研究・ソフトウェアアピールはもちろんですが、2次選考では特定分野のプロフェッショナルである「大学教授」から面接を受ける訳ですから、付け焼き刃の"対策"では不十分なのは当然です

「この心理実験で○○検定を用いたのは何故ですか?本当に有意差があると言えますか?」
「このライブラリをこの用途でソフトウェアに組み込むのとこのような不具合が発生しそうですが、なぜこのライブラリを使っているのですか?あえて採用した理由はありますか?」
「この技術を使って社会問題を解決するのが目標らしいけど、なぜその技術がこれまで活用されてこなかったと思う?」

これらの質問に明確に答えられなければ合格することは出来ません。

スキルパスではこのような現状を踏まえ、理系大学生や研究者、エンジニアを始めとした専門家講師ネットワークによって、受講生の専門分野に合わせた個別指導を行っており、博士課程の研究者も在籍しています。

昨今、「書類対策と強い志があれば合格できる」等と受験生と保護者にとって魅力的な主張を行う総合型選抜対策塾が増えつつありますが、理系の総合型選抜はそう甘くはありません。総合型選抜は楽な入試ではなく、「一般選抜は苦手だけど"コレ"なら得意!」といった別の評価軸での能力を評価してもらう入試と認識する必要があります。

一方、現時点でこれといったスキルが無くとも、高校1,2年生からの入塾であれば十分な対策が可能です。進路希望に応じて、主にITパスポートから情報セキュリティマネジメント、基本情報技術者といった国家資格を取得すると共に、調査研究、統計的検定の手法といった基礎知識を身に着け、研究プロジェクトを進めていきます。対策によって身に着けたスキルは、大学入試だけでなく、大学入学後の研究プロジェクトや、社会人としてもスタートダッシュを切れるようなスキルセットにもなっています。

入塾相談

スキルパスは理系・情報系での進学を目指す皆さまを応援しています。授業はオンラインで、全国どこからでも受講可能です。
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