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詰工房備忘録(2023/11/25)

我々夫婦は2ヶ月?ぶり3回目の参加。
引越したので少し距離は遠くなってしまったが、行くに十分値する会合。

13時過ぎに会場に到着。盤駒を借りて主人はフェアリー創作、私はレトロ(フェアリー)を解いていた。時間経過に伴い、たくさんの人が集まる。噂には聞いていたが、今回は本当に参加者が多く嬉しかった。一方で、羽毛布団さんとか来ないかな?お話してみたいなと思っているのも本音。
暫くして、ssさんやカピバラさんが「新作?」とか「何を解いているんですか?」と声をかけてくださったので嬉しかった。我々夫婦は話しかけられると割と話すのですが、比較的消極的なので本当に助かる。

時間になり今月の資料が配布され、春霞賞候補作や良い作品の紹介が始まった。無料で参加できるにもかかわらず、ここまで用意してくださっているのにはいつも頭が上がらない。印刷代大丈夫かな?とか、調べたりするの大変だろうなと思ってしまった。だが、このような機会をいただいているのだから、とにかく興味を持って詰将棋界に貢献することがお返しになるのではないかとも考えている。
いつもすごいと感じる作品ばかりだが、今月は特に傑作揃いだなと感じた。最も印象的なのは、角さんの「再生」だ。妥協を感じさせない、実現したいものが明確な作品だった。また、詰備会におけるkisyさんやシナトラさんの作品も作家の個性が溢れていた。99角なんて、シナトラさんらしいなと思わず笑みがこぼれた。

作品紹介が終わり、残り時間でまたレトロを解くことにした。すると、んほんほさんが「何を解いてるんですか?」と話しかけてくださり、「レトロを」と答えると、宮田先生が興味を持ってくださった。どんどん人が集まってきて、みんなでWFP今月号のフェアリー入門出題⑤を解いた。んほんほさんが最初に解けてヒントをくださったおかげで、翌朝私もようやく答えにたどり着くことができた。
「これ解けてなにかになるの?」という方もいたが、個人的には創作には非常に役立つのではないかと考えている。詰め上がりから逆算する力は、創作には大切だと感じるからだ。また、そもそも「何かに役立つから解く」のではなく「解きたいから解く」という感性も必要ではないかと思う。作家が頭を捻りまくった作品が解けたら、解けた側も作家側も嬉しくてwin-winだなと。

会合後の飲み会には、旦那が眠過ぎるという理由で参加出来なかったが、次回は参加したい。

余談にはなるが、Web Fairy Paradise(WFP)のフェアリー入門は、現在主人が担当している。
もう少し初心者のことも考えて頑張るよう、いろいろと私もアドバイスさせてもらっている。少しでも興味を持っていただけたら嬉しい。

最後に、いつも詰工房を運営してくださる方々、我々に声をかけてくださる方、本当にありがとうございます。どんどん話しかけてくださると嬉しいです。また、家の近くに来ることがありましたら、ぜひ連絡ください。作家さんは大歓迎の家庭ですので、たくさんお話しましょう!

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