トランスジェンダーと銭湯(温泉)とトイレ

このところ盛り上がりを見せている、MtFの方々が「女性用トイレを使わせろ」「女風呂に入れさせろ」と言っている問題。

私は以前も書いたが、トイレと風呂は「体の性」で区別すべきだと思う。

それはトランスジェンダーを騙る男が、女性用トイレ、女風呂に入り込み、犯罪を犯さないという保証がないからだ。
逆に、FtMの方が「心は男だから」と男性トイレや男風呂に入って、何かしらの性被害に遭う可能性だってある。

「何で加害者を男と決めつけるんだ」と言われそうだが、性加害者のパーセンテージを見てみろと。
それに、いくら心が女でも体は男の場合、何がしかあった場合、女はその人に「力では」敵わない。

これは差別ではない。
不純な輩から女性を守るための「区別」だ。

私は50の背中が見えてきている今の今まで、体の性と心の性(性自認)に違和感を覚えたことがない。
だから冷たく聞こえるかもしれないが、「体が男性のうちは、女性のプライベートスペース(トイレ、風呂)には入ってこないで欲しい」。

心が女性の人が、男風呂に入りたくない気持ちはわかる。
ニアイコールでしかないけど、私たち女が男風呂に入りたくないのと同じだろう。
けれど、体が男性である以上、そしてあなたとコミュニケーションを取ったことがない以上、私たち女には、あなたの心が本当に女性なのか、それともMtFを騙る不届きものかがわからないのだ。
「怖い」と思うことに、何故「差別だ」と言われなくてはならないのか。
何故「怖い」と言った人が謝罪に追い込まれなくてはならないのか。
それは弱者の皮を被った上での脅迫ではないのか。

LGBTQ+に対しては、偏見はない。たとえ友人がそうだとしても「おうそうか」程度の反応しかできない。大仰に驚いたり、特別扱いはしない。
ただ、殊更に「心が女なのだから女性トイレを使わせろ」「女風呂に入れさせろ」と騒ぐ輩に対しては、不信感を持たざるを得ない。
そしてそんな輩が、トランスジェンダーの肩身を狭くしていることを自覚して欲しい。

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